強弱と用神・喜神の用語:身強・身弱、調候、十二運

命式が「何を必要としているか」を判断する用語はここにそろっています。まず日干の強弱を見て、用神・喜神と忌神を決めます。ほかに調候・病薬・通関といった取り方もあります。

この分類の索引

13の用語

身強・身弱 身強身弱
身強・身弱は、命式の中で日干を助ける力と消耗させる力のどちらが多いかを見る概念です。助ける側が優勢なら身強、消耗が優勢なら身弱、拮抗すれば中和とし、吉凶ではなく用神の方向を決める最初の手がかりになります。 詳しく →
得令 (とくれい)
得令(とくれい)は、日干が自分と同じ五行か、自分を生む五行の季節に生まれること、つまり月令の本気が比劫か印星であることを指します。身強を判断する三つの主な根拠の一つです。 詳しく →
通根 (つうこん)
通根(つうこん)は、天干が地支の蔵干の中に同じ五行の字を見つけることで、たとえば甲木にとっての寅・卯・亥です。根のある天干は力が安定し、根のない天干は浮いて揺れやすいとされます。 詳しく →
透干 (とうかん)
透干(とうかん、透出)は、地支の蔵干にある五行が年・月・時の天干にも現れていることです。透出した五行は表に出て働きが明確になり、蔵干に隠れたままの五行は作用が穏やかになります。 詳しく →
用神・喜神 喜用神
用神・喜神は、四柱推命の命式が最も必要とし、全体をバランスに戻す五行です。用神が主役で、喜神は用神を生じ助けるもの。両者をあわせて用神・喜神と呼び、その反対にあたるものを忌神といいます。 詳しく →
忌神 (きじん)
忌神(きじん)は、日干にとって不利で命式の偏りを強める五行です。身強ならさらに生み助けるもの、身弱ならさらに剋し洩らすものが忌神になり、大運や年運で巡るときは守りを固めるのが無難です。 詳しく →
調候用神 (ちょうこうようじん)
調候用神(ちょうこうようじん)は、生まれた季節と命式の寒暖燥湿から取る用神です。冬の寒さには火で温め、夏の炎暑には水で潤して、命式の温度をほどよい状態に戻すことをねらいとします。 詳しく →
病薬用神 (びょうやくようじん) 病藥用神
病薬用神(びょうやくようじん)は、命式のある通変星が強すぎてアンバランスという「病」を生じたとき、それを剋し、あるいは漏らして化す五行を「薬」とし、その薬を用神とする取り方です。 詳しく →
通関用神 (つうかんようじん) 通關用神
通関用神(つうかんようじん)は、命式の二つの五行が拮抗して互いに剋し合うとき、そのあいだに位置して上を受け下へつなぐ五行を取り、相剋を相生に変えて対立を解く用神です。 詳しく →
『窮通宝鑑』 (きゅうつうほうかん) 《窮通寶鑑》
『窮通宝鑑』(きゅうつうほうかん、別名『欄江網』)は清代に伝わる四柱推命の古典で、十干の日干それぞれについて十二か月の調候用神を挙げた、調候派を代表する書です。 詳しく →
十二運 (じゅうにうん) 十二長生
十二運(十二長生・十二運星)は、長生・沐浴・冠帯・建禄・帝旺・衰・病・死・墓・絶・胎・養の十二段階で、天干の気が十二支のなかで生まれ、衰え、また宿る循環をたとえたものです。 詳しく →
陽順陰逆 (ようじゅんいんぎゃく)
陽順陰逆は十二運の主流の数え方で、陽干は長生の支から順行、陰干は長生の支から逆行します。これに対し陰陽同生は、陰干も同じ五行の陽干と同じ十二運を使うとする流派です。 詳しく →
日干の自坐 日主自坐
日干の自坐とは、日柱の天干が日支の上で迎える十二運の段階のことで、甲寅なら建禄、甲午なら死に坐します。日支は配偶者の宮でもあるため、自分の底力や家庭の姿を表すのにも使われます。 詳しく →

ほかの分類

基礎概念四柱推命・四柱・十干十二支・陰陽五行・日干 命式の出し方と暦四柱の求め方、二十四節気、真太陽時、子の刻、胎元・命宮 通変星と組み合わせ比肩から印綬まで、傷官見官など七つの組み合わせ 格局正格八種、建禄格・羊刃格、従格、化気格、専旺格 干支の関係合・会・冲・刑・害・破・拱、干合 神殺天乙貴人、文昌貴人、桃花、駅馬、空亡… 大運と流年大運、流年、月運、犯太歳、三元九運 人生の各分野財運、六親、学業、結婚、仕事、パートナー

この辞典について

それぞれの定義は、当サイトの対応する専門ページの「ひとことで言うと」から取っています。専門ページが更新されれば辞典も更新され、専門ページのない基礎用語だけをここで書き起こしています。用語の使い方は流派によって少しずつ異なり、当サイトは台湾で一般的な子平式の四柱推命に沿っています。日本の四柱推命と呼び名が違う用語には、繁体字の原語を添えました。内容は参考・娯楽を目的としたものです。

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強弱と用神・喜神の用語のよくある質問

四柱推命の「身強・身弱」とはどういう意味ですか?

身強・身弱は、命式の中で日干を助ける力と消耗させる力のどちらが多いかを見る概念です。助ける側が優勢なら身強、消耗が優勢なら身弱、拮抗すれば中和とし、吉凶ではなく用神の方向を決める最初の手がかりになります。

四柱推命の「得令」とはどういう意味ですか?

得令(とくれい)は、日干が自分と同じ五行か、自分を生む五行の季節に生まれること、つまり月令の本気が比劫か印星であることを指します。身強を判断する三つの主な根拠の一つです。

四柱推命の「通根」とはどういう意味ですか?

通根(つうこん)は、天干が地支の蔵干の中に同じ五行の字を見つけることで、たとえば甲木にとっての寅・卯・亥です。根のある天干は力が安定し、根のない天干は浮いて揺れやすいとされます。

四柱推命の「透干」とはどういう意味ですか?

透干(とうかん、透出)は、地支の蔵干にある五行が年・月・時の天干にも現れていることです。透出した五行は表に出て働きが明確になり、蔵干に隠れたままの五行は作用が穏やかになります。