ハウスの天体の読み方:10天体が12ハウスにあるとき

ホロスコープの天体には、どれも星座とハウスの両方があります。天体は「どんな力か」、星座は「どんなやり方か」、ハウスは「人生のどの領域で使われるか」を語ります。このページでは、まずハウスの天体の読み方を説明し、そのうえで10天体×12ハウスの120の配置を一つの表にまとめました。配置ごとに詳しいページがあります。

10天体×12ハウス一覧表

天体123456789101112
太陽123456789101112
月123456789101112
水星123456789101112
金星123456789101112
火星123456789101112
木星123456789101112
土星123456789101112
天王星123456789101112
海王星123456789101112
冥王星123456789101112

天体名をクリックするとその天体の12ハウスの比較を、数字をクリックするとその配置の詳しい解説を見られます。

ハウスの天体を読む3つのステップ

ステップ1:天体が何をつかさどるかを見る。太陽は自己と活力、月は感情と安心感、水星は思考とコミュニケーション、金星は愛情と価値観、火星は行動と欲求、木星は拡大とチャンス、土星は責任と課題、天王星・海王星・冥王星はそれぞれ突破、理想、深い変容を表します。詳しくは十天体の意味をご覧ください。

ステップ2:ハウスが何を扱うかを見る。第1ハウスは自分と外見、第2ハウスはお金と価値観、第3ハウスはコミュニケーションと学び、第4ハウスは家庭とルーツ、第5ハウスは恋愛と創造、第6ハウスは日々の仕事と習慣、第7ハウスはパートナーと協力、第8ハウスは共有の資源と親密さ、第9ハウスは旅と信念、第10ハウスは仕事と社会的な役割、第11ハウスは友人とコミュニティ、第12ハウスは無意識と舞台裏です。詳しくは12ハウスの意味をご覧ください。

ステップ3:2つを重ね、さらに星座とアスペクトを加える。たとえば第10ハウスの金星は、「愛情と美意識」が「仕事と社会的なイメージ」で使われる配置で、人当たりのよさやセンスが仕事でプラスに働くことがよくあります。その人当たりが情熱的で開けっぴろげか、控えめで奥ゆかしいかは金星の星座しだい。土星のスクエアが歯止めをかけているかどうかは、また別の層の話です。

ハウス方式:プラシーダスとホールサイン

空を12のハウスに分ける方法はいくつもあります。現代でもっとも広く使われているのはプラシーダス(本サイトの標準)で、ハウスの大きさはまちまちです。古典占星術ではホールサインがよく使われ、アセンダントの星座がまるごと第1ハウス、1つの星座が1つのハウスになります。台北生まれの人についての本サイトの計算では、2つの方式でハウスが違ってくるのは、天体1つあたり平均約51.5%です。台北は北緯25°にあり、プラシーダスでいちばん大きいハウスは平均約35°、いちばん小さいハウスは約25°で、緯度が高くなるほど差は広がります。どちらも正統な方法で、本サイトのホロスコープ作成ツールで切り替えて比べられます。

アンギュラー・サクシーデント・カデント

アンギュラー・ハウス(第1・第4・第7・第10ハウス)のカスプは、アセンダント、IC、ディセンダント、MCの4つのアングルそのものです。ここにある天体は力が外に表れ、人の目にとまりやすくなります。サクシーデント・ハウス(第2・第5・第8・第11ハウス)は積み上げと安定、カデント・ハウス(第3・第6・第9・第12ハウス)は学び、調整、舞台裏の働きに向いています。これは良し悪しの区別ではなく、力の表れ方の違いです。

空室ハウスは悪くない:支配星を見る

10の天体を12のハウスに分ければ、必ず空室ハウスができます。台北生まれの人についての本サイトの計算では、1枚のホロスコープにある空室ハウスは平均5.7(空室ハウスの数ごとの割合は 2つ:0.1%、3つ:1.7%、4つ:11.9%、5つ:29.5%、6つ:34.9%、7つ:17.9%、8つ:3.8%、9つ:0.3%)。空室ハウスがまったくないホロスコープは1枚もありませんでした。空室ハウスは、その領域を特に強調する天体がないというだけで、その方面がよくないという意味ではありません。空室ハウスを読むには支配星を見ます。カスプがある星座の支配星がそのハウスの主で、その天体がどのハウスにあり、どんな状態かが、その領域の物語を決めます。たとえば第7ハウスのカスプが天秤座なら、金星がどこにあるかを見ます。

カスプの5度ルール

天体が次のハウスのカスプの手前5°以内にあるとき、多くの占星術師はすでに次のハウスに入っているとみなします。これは意外に多く、本サイトの計算では、各天体がカスプの手前5°以内にある割合は16〜17.9%です。当てはまったら、前後2つのハウスの解説を両方読んでみてください。

出生時刻はどれくらい正確であるべきか

ハウスは地球の自転とともに回り、およそ2時間で1つ進みます。本サイトの計算では、出生時刻が1時間遅いと、少なくとも1つの天体がハウスを移るホロスコープは99.9%。わずか15分の違いでも73.4%のホロスコープで天体がハウスを移ります。星座は誕生日だけで読めても、ハウスには正確な出生時刻が欠かせません。出生時刻に自信がない人は、まず出生時刻の補正を参考にしてください。

ひとこと:ハウスを読むには正確な出生時刻が必要です

天体がどの星座にあるかは、誕生日がわかればほぼ決まります。ところが、どのハウスにあるかは、出生時刻が数分単位で正確で、出生地も合っていなければ決まりません。本サイトの計算では、出生時刻が1時間ずれると、少なくとも1つの天体がハウスを移るホロスコープが9割を超えます。このページを読む前に、出生時刻の出どころ(家族の記憶より出生証明書や母子手帳のほうが確か)を確かめ、カスプの近くにある天体は前後2つのハウスをあわせて読んでください。本サイトの内容は参考・娯楽を目的としたものです。健康・投資・法律に関わることは専門家にご相談ください。

自分のホロスコープを作って、各天体がどのハウスにあるか見てみる

生年月日、出生時刻、出生地を入れれば、十天体・アセンダント・MCと12ハウスのカスプを一度に表示し、配置ごとの解説もつけます。標準はプラシーダスで、ホールサインにも切り替えられます。計算はすべてお使いのブラウザ内で行います。

ハウスの天体のよくある質問

ハウスの天体と天体の星座はどう違いますか?

星座は天体が「どのように」表れるか、ハウスは人生の「どの領域」に表れるかを示します。たとえば牡羊座の火星はまっすぐ突き進むタイプ、第10ハウスの火星はその勢いを仕事に注ぐ配置です。両方をあわせて読みます。

出生時刻がわからなくてもハウスは見られますか?

見られません。ハウスは生まれた時刻と場所で決まり、およそ2時間で1つ進みます。本サイトの計算では、時刻が1時間ずれると、天体がハウスを移るホロスコープは99.9%にのぼります。出生時刻がわからない場合は、まず天体の星座とアスペクトから読んでみてください。

空室ハウスはその方面がよくないという意味ですか?

いいえ。10の天体を12のハウスに分けるので、1枚のホロスコープには平均5.7の空室ハウスがあります。空室ハウスは支配星を見ます。カスプの星座の支配星がどこにあり、どんな状態かが、その領域を読む手がかりです。

1つのハウスに天体がたくさんあるのはどういう意味ですか?

1つのハウスに3つ以上の天体が集まる状態はステリウムと呼ばれ、その人生の領域が特に強調され、多くの力がそこに集中していることを表します。本サイトのホロスコープの詳細解説では自動で表示します。

プラシーダスとホールサイン、どちらを使えばいいですか?

どちらも正統な方法です。プラシーダスは現代でもっとも広く使われ、ホールサインは古典占星術の方法です。本サイトの計算では、平均約51.5%の天体が2つの方式で別のハウスになります。両方見てみるとよいでしょう。本サイトのホロスコープ作成ツールで切り替えられます。