四柱推命の大運の見方:十年ごと、順行か逆行か、それがあなたにとって喜か忌か

命式は生まれた瞬間の土台で、大運はその土台が道すがら出会う天気です。十年ごとに一つずつ替わり、そのたびに新しい天干と地支が、違う五行を運んできます。同じ命式でも、用神・喜神の運に入れば順調に進み、忌神の運に入れば守りが要ります。大運を見るとは、つまるところ「この十年は何を運んでくるのか」を見ることです。

大運の出し方

  1. 月柱から出発する:最初の大運は、月柱の一つ先か一つ手前の干支です。たとえば月柱が癸未なら、順行の最初は甲申、逆行の最初は壬午です。
  2. 順行か逆行か:陽の年(年干が甲・丙・戊・庚・壬)に生まれた男性と、陰の年に生まれた女性は順行。陰の年の男性と、陽の年の女性は逆行です。
  3. 立運(りつうん)の年齢:順行なら次の節気まで、逆行なら前の節気までの日数を数え、「三日で一年」に換算します。
  4. 十年ごとに一つ:そのあとは十年ごとに次の大運に替わります。ふつうは八つ前後を見ます。
50.0%順行(残りは逆行)
約 10%数え年 2〜10 歳の各年齢で立運する割合
42.4%大運が「喜ひとつ・忌ひとつ」
97.4%最初の八つの大運の間に歳運併臨に当たる

集計方法:当サイトのエンジンで 1960〜2005 年の毎日一枚ずつ命式を出し(時刻は固定シードの乱数で抽出)、男性・女性として一回ずつ数えて計 33,604 人分、最初の八つの大運だけを調べました。命式の構造の分布であり、誰かの運勢の良し悪しを示すものではありません。

立運の年齢は数え年 1 歳から 11 歳までほぼ均等に散らばっていて、「何歳で運が替わるか」は人それぞれ、決まった答えはありません。詳しくは立運と運の切り替わりをご覧ください。

その大運は喜か忌か

判断の基準はあなたの用神・喜神です。大運の天干と地支の本気がそれぞれどの五行で、それが喜神か忌神かを見ます。当サイトは干支を合わせて判断しています。

評価条件大運全体に占める割合
喜の運天干・地支とも喜神25.6%
やや喜一方が喜神、一方が中立5.5%
喜忌半々一方が喜神、一方が忌神42.4%
やや忌一方が忌神、一方が中立5.1%
忌の運天干・地支とも忌神20.2%

いちばん多いのは「喜忌半々」です。ここが大運で最も読み違えられやすいところで、一つの大運が純粋に良い、純粋に悪いということはめったになく、ある面は順調で別の面は滞る、というほうがずっと普通です。古典には「前半の五年は天干、後半の五年は地支」という言い方もあり、同じ大運でも前後で感じ方が違うという意味です。当サイトは両説を並べ、評価は干支を合わせて判断しています。平均すると、一人の最初の八つの大運のうち、喜の運は約 2.05、忌の運は約 1.61 です。

同じ日に生まれた男性と女性

1990 年(平成 2 年)7 月 10 日、午の刻生まれ(庚午 癸未 丙子 甲午)

年柱庚午
月柱癸未
日柱・日干丙子
時柱甲午
  1. 命式は同じ:丙火の日干で中和に近く、喜神は木・火、忌神は金・水。
  2. 女性は逆行、数え年 2 歳で立運:壬午 2〜11 歳(偏官/劫財、喜忌半々、日柱と反吟)、辛巳 12〜21 歳(正財/比肩、喜忌半々、2001 年に歳運併臨)、庚辰 22〜31 歳(偏財/食神、やや忌)、己卯 32〜41 歳(傷官/印綬、やや喜)、戊寅 42〜51 歳(食神/偏印、やや喜)。
  3. 男性は順行、数え年 11 歳で立運:甲申 11〜20 歳(偏印/偏財、喜忌半々、2004 年に歳運併臨)、乙酉 21〜30 歳(印綬/正財、喜忌半々)、丙戌 31〜40 歳(比肩/食神、やや喜)、丁亥 41〜50 歳(劫財/偏官、喜忌半々)、戊子 51〜60 歳(食神/正官、やや忌)。
  4. 読み方:命式は同じでも、性別が違うために大運は片方が前へ、片方が後ろへ進みます。立運は九年ずれ、一つひとつの大運が運んでくる五行も違います。だから同じ日・同じ時刻に生まれた男女の双子でも、人生のリズムは違ってくるのです。

あなたの大運を調べる:順行か逆行か、立運、十年ごとの喜忌

新暦の生年月日と性別(大運の向きは性別と年干の陰陽で決まります)を入れると、八つの大運と、それぞれの通変星と喜忌の評価、伏吟・反吟・歳運併臨などの特別な組み合わせを一覧にします。計算はすべてお使いのブラウザの中で行い、データは送信されません。

新暦の生年月日で計算し、日付は夜 23 時で切り替えます。立運の年齢は数え年(生まれた年を 1 歳とする数え方)で表示します。出生時刻がわからない場合、立運の時期は近似値です。

よくある三つの誤解

忌の大運に入ると、十年間ずっと運が悪い。

忌の運は大運全体の約 20.2% で、約 8 割の人が一生のうちに少なくとも一度は通ります。忌の運とは、その十年に巡ってくる五行があなたに合わないという意味で、腰を据えて蓄え、冒険を控えるのに向いた時期です。何かが起きると決まっているわけではありません。むしろ忌の運の中で土台を厚くする人も少なくありません。

大運が替わると、人生が一夜でひっくり返る。

運の替わり目の前後一、二年は変化を感じやすいものですが、大運はゆるやかな流れで、スイッチではありません。前の大運の影響は少しずつ引いていき、次の大運の気も少しずつやって来ます。

「歳運併臨、自分が死ななければ他人が死ぬ」

広く知られた、いちばん怖い古い言い回しです。当サイトの実測では、最初の八つの大運のうちに約 97.4% の人が歳運併臨に当たります。この言葉が本当なら、ほぼ誰も逃れられないことになります。本当の意味は、その年にある五行の力が倍になるということで、喜神なら大いに追い風、忌神なら大いに試される年です。大運と流年をご覧ください。

さらに読む

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正直なひとこと:大運は天気であって、台本ではありません

大運が教えてくれるのは、これからの十年の「天気」がおおむね晴れ寄りか雨寄りかです。順調な時期は物事を動かしやすく、逆風の時期は腰を据えて蓄えるのに向いています。けれども同じ天気でも、出かける人もいれば家にいる人もいます。同じ忌の大運でも、守りきる人もいれば無理に突っ込む人もいます。命式が示すのは傾向であって、必ず起きる出来事ではありません。当サイトの内容は参考・娯楽を目的としたものです。

一つひとつの大運の具体的な起伏を知りたいなら

詳しい命式鑑定では、八つの大運を一段ずつ書き出します。十年ごとの仕事・恋愛・お金の重点と、今後三年の流年まで示します。

四柱推命の大運のよくある質問

四柱推命の大運はどう見ればいいですか?

大運は月柱から順行または逆行で出し、十年ごとに一つずつ替わります。まずそれぞれの大運の天干と地支の本気がどの五行かを見て、用神・喜神と照らし合わせます。干支とも喜神なら喜の運、とも忌神なら忌の運で、喜ひとつ・忌ひとつがいちばん多い形です。

大運は順行ですか、逆行ですか?

陽の年(年干が甲・丙・戊・庚・壬)に生まれた男性と陰の年に生まれた女性は順行、陰の年の男性と陽の年の女性は逆行です。そのため同じ日に生まれた男女は、大運の向きが逆になります。

何歳から大運が始まりますか?

人によって違います。順行なら次の節気まで、逆行なら前の節気までの日数を数え、三日で一年に換算します。当サイトの実測では、数え年 1 歳から 11 歳まで、ほぼ均等に散らばっています。

大運と流年はどちらが重要ですか?

大運のほうが重要です。大運は十年を受け持って地色を決め、流年は一年を受け持ってその上に足し引きをします。良い大運の中の悪い流年はたいてい小さなつまずき、忌の大運の中の良い流年は貴重なひと息です。

忌の大運に入ったらどうすればいいですか?

忌の運は腰を据えて蓄え、冒険を控えるのに向いています。本業を深め、体調を大切にし、大きな決断は一歩立ち止まって考えましょう。用神・喜神の方向に暮らしや仕事を整え、不利な五行を少し減らし、有利な五行を少し増やすのもひとつの方法です。