紫微斗数の命盤の出し方:旧暦の誕生日から十四主星まで、五つのステップ
今では命盤はコンピューターが出してくれますが、どう組み立てられているかを知っておくと、読むときの足もとがずっと確かになります。時辰が一つ違うだけで盤全体が引っ越す理由や、閏月生まれの人が特に確認すべき理由がわかるからです。以下では当サイトの例の命盤(1990 年 7 月 10 日正午 12 時生まれ、男性)を一歩ずつ組み立てていきます。
ステップ 1:旧暦に換算し、閏月と子の刻を処理する
紫微斗数は旧暦の年・月・日と時辰を使います。1990 年 7 月 10 日は旧暦の庚午年閏五月十八日で、正午 12 時は午の刻です。
この日はちょうど、間違えやすいポイントを二つ含んでいます。
- 閏月:この日は閏五月です。当サイトは「閏月の 15 日までは当月、16 日以降は翌月」とするので、十八日は六月として扱います。閏月全体を当月とする流派もあり、その場合は命宮が一マスずれます。
- 年の切り替え:紫微斗数は旧暦の元日(春節)で年が変わり、立春を使う四柱推命とは異なります。この日は春節を過ぎているので、生まれ年は庚午です。
また、当サイトでは夜 11 時以降の生まれを翌日の子の刻として扱います(日付を一日進める)。ここも流派によって違いがよく出るところです。
ステップ 2:命宮と身宮を決める
口訣は「寅から正月を起こして生まれ月まで順に数え、そこから子の刻を起こして生まれた時辰まで逆に数えた宮が命宮、順に数えた宮が身宮」です。寅宮を正月として六月まで順に数えると未宮。未宮から子の刻を起こして午の刻まで逆に数えると丑宮に着くので、命宮は丑。身宮は未宮から午の刻まで順に数えてもやはり丑に着き、この命盤は身命同宮です。
官禄
奴僕
遷移
疾厄
田宅
財帛
福徳
子女
父母
命宮
兄弟
夫妻
ステップ 3:宮干を出し、五行局を決める
十二宮の天干は「五虎遁(ごことん)」で寅宮から割り当てます。甲・己年は寅宮が丙から、乙・庚年は戊から、丙・辛年は庚から、丁・壬年は壬から、戊・癸年は甲から始まります。例の命盤は庚年なので寅宮は戊寅、そこから順に進めると丑宮は己丑です。
命宮の干支己丑の納音(なっちん)は霹靂火なので、この命盤は火六局です。五行局は五種類しかなく、当サイトの集計ではどれもおよそ 2 割ずつ(19.6–20.4%)を占めます。
| 納音五行 | 五行局 | 大限が始まる年齢 |
|---|---|---|
| 水 | 水二局 | 2 歳 |
| 木 | 木三局 | 3 歳 |
| 金 | 金四局 | 4 歳 |
| 土 | 土五局 | 5 歳 |
| 火 | 火六局 | 6 歳 |
ステップ 4:紫微星を置き、十四主星を並べる
紫微星の位置は五行局と旧暦の生まれ日で決まります。求め方は、生まれ日にある数を足して局の数で割り切れるようにし、その商を寅宮から数えるマス数とします。足した数が奇数なら戻り、偶数なら進みます。例の命盤は十八日生まれの火六局で、十八はちょうど六で割り切れ、商は三、足す数はありません。寅宮から三マス目で、紫微は辰に入ります。
紫微が決まれば、残りの十三主星も連動して決まります。紫微から逆に一マスで天機、一マス空けて太陽、続いて武曲・天同、二マス空けて廉貞。天府は紫微と寅申の軸をはさんで対称の位置、子に入り、そこから順に太陰・貪狼・巨門・天相・天梁・七殺と並び、三マス空けて破軍です。だから盤上の主星の位置はすべてつながっていて、時辰や生まれ日が少し違って紫微が引っ越せば、十四主星すべてが一緒に引っ越します。
下は紫微星の配置表です。自分の五行局と旧暦の生まれ日を探せば、紫微がどの宮に入るかがわかります。
| 旧暦の日 | 水二局 | 木三局 | 金四局 | 土五局 | 火六局 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 丑 | 辰 | 亥 | 午 | 酉 |
| 2 | 寅 | 丑 | 辰 | 亥 | 午 |
| 3 | 寅 | 寅 | 丑 | 辰 | 亥 |
| 4 | 卯 | 巳 | 寅 | 丑 | 辰 |
| 5 | 卯 | 寅 | 子 | 寅 | 丑 |
| 6 | 辰 | 卯 | 巳 | 未 | 寅 |
| 7 | 辰 | 午 | 寅 | 子 | 戌 |
| 8 | 巳 | 卯 | 卯 | 巳 | 未 |
| 9 | 巳 | 辰 | 丑 | 寅 | 子 |
| 10 | 午 | 未 | 午 | 卯 | 巳 |
| 11 | 午 | 辰 | 卯 | 申 | 寅 |
| 12 | 未 | 巳 | 辰 | 丑 | 卯 |
| 13 | 未 | 申 | 寅 | 午 | 亥 |
| 14 | 申 | 巳 | 未 | 卯 | 申 |
| 15 | 申 | 午 | 辰 | 辰 | 丑 |
| 16 | 酉 | 酉 | 巳 | 酉 | 午 |
| 17 | 酉 | 午 | 卯 | 寅 | 卯 |
| 18 | 戌 | 未 | 申 | 未 | 辰 |
| 19 | 戌 | 戌 | 巳 | 辰 | 子 |
| 20 | 亥 | 未 | 午 | 巳 | 酉 |
| 21 | 亥 | 申 | 辰 | 戌 | 寅 |
| 22 | 子 | 亥 | 酉 | 卯 | 未 |
| 23 | 子 | 申 | 午 | 申 | 辰 |
| 24 | 丑 | 酉 | 未 | 巳 | 巳 |
| 25 | 丑 | 子 | 巳 | 午 | 丑 |
| 26 | 寅 | 酉 | 戌 | 亥 | 戌 |
| 27 | 寅 | 戌 | 未 | 辰 | 卯 |
| 28 | 卯 | 丑 | 申 | 酉 | 申 |
| 29 | 卯 | 戌 | 午 | 午 | 巳 |
| 30 | 辰 | 亥 | 亥 | 未 | 午 |
当サイトの集計では、紫微が辰宮に入る命盤がいちばん多く(11.3%)、子宮がいちばん少ない(4.5%)結果でした。これは配置の公式そのものが生む偏りで、どの宮が尊いかとは関係ありません。
ステップ 5:補助星・四化・大限
主星のほかに、生まれ年・月・時辰によって六吉星と六煞星を置き(六吉星と六煞星)、生まれ年の天干で生年四化を決めます(四化)。
最後に大限を起こします。命宮から始めて一つの宮が 10 年を受け持ち、始まる年齢は五行局の数です。陽年生まれの男性と陰年生まれの女性は順行、陰年生まれの男性と陽年生まれの女性は逆行します。例の命盤は庚年(陽年)の男性なので順行で、6〜15 歳は命宮、16〜25 歳は父母宮を進みます。同じ日時に生まれた女性なら逆行で、16〜25 歳は兄弟宮を進みます。同じ時辰に生まれた男の子と女の子は本命盤がまったく同じでも、大限は反対方向に進むのです。
誤解:時辰が少しくらい違っても大差ない。
時辰が変わると命宮が一マス動き、五行局や紫微の位置がすべて変わることもあります。出生時刻が時辰の境目に近い人は、出生地を入れて真太陽時に換算するか、二つの時辰の両方で命盤を出してみてください。
誤解:ほかのサイトと命盤が違うなら、どちらかが間違っている。
よくある原因は閏月・夜子時・四化の版の設定の違いです。まず設定を見比べてから、どちらが正しいかを判断しましょう。
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正直にお伝えしたいこと:命盤は地図であって、判決書ではありません
紫微斗数は生まれた瞬間を十二の宮と百を超える星に置き換え、自分の性格や人間関係、人生の段階を語るための言葉を与えてくれます。傾向に気づいたり考えを整理したりする助けにはなりますが、あなたの代わりに決断することはできませんし、自分を怖がらせるために使うものでもありません。当サイトの内容はすべて参考・娯楽を目的としたものです。健康・投資・法律に関わることは、必ず専門家にご相談ください。
あなた自身の紫微斗数の命盤を出してみましょう
新暦の生年月日と出生時刻を入れるだけで、十二宮・十四主星・生年四化・大限と流年が一度に出ます。出生地を入れると真太陽時に換算します。計算はすべてお使いのブラウザの中で行われます。
命盤の出し方のよくある質問
紫微斗数の命宮はどう計算しますか?
寅宮を正月として生まれ月まで順に数え、その宮から子の刻を起こして生まれた時辰まで逆に数えます。着いた宮が命宮です。身宮は生まれ月の宮から生まれた時辰まで順に数えて求めます。
五行局はどう求めますか?
まず五虎遁で命宮の天干を出し、命宮の干支の納音五行を見ます。水なら水二局、木なら木三局、金なら金四局、土なら土五局、火なら火六局です。
閏月生まれの人はどう命盤を出しますか?
流派によって違います。当サイトは閏月の 15 日までを当月、16 日以降を翌月としています。閏月全体を当月または翌月とする流派もあります。閏月生まれの人がほかのサイトと比べるときは、まずこの設定を確認してください。
紫微星はどうやって置きますか?
五行局と旧暦の生まれ日で決めます。生まれ日にある数を足して局の数で割り切れるようにし、商を寅宮から数えるマス数とし、足した数が奇数なら戻り、偶数なら進みます。このページに紫微星の配置表をすべて掲載しています。