インド占星術の無料チャート:サイデリアル出生図・二十七宿・ダシャー

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インド占星術のチャートを作る

生年月日・出生時刻・出生地を入力すると、サイデリアル方式の出生図(D1)とナヴァムシャ(D9)、九つの惑星の位置、一生分のヴィムショッタリ・ダシャーと現在のサブ期間を表示します。

サイデリアル方式、ラヒリ・アヤナムシャ、ホールサイン・ハウス。時刻は出生証明に書かれた現地の時計の時刻を入力してください。夏時間は出生地に合わせて自動で差し引きます。候補にない場所は「都市が見つからない場合」を開いて座標を入力できます。計算はすべてお使いの端末の中で行い、送信はしません。

インド占星術はインドに伝わる占星術です。西洋のホロスコープと同じ空を見ますが、黄道を恒星から数えるため、西洋のトロピカル方式より約24°ずれ、およそ5人に4人は太陽の星座が一つ前に戻ります。上のツールで、出生図、ナヴァムシャ、九惑星の位置、一生分のダシャーを一度に表示できます。読み方は以下で説明します。

インド占星術と西洋占星術のちがい

インド占星術(ジョーティシュ、ヴェーダ占星術とも)と西洋占星術は、同じ空の同じ惑星を見ていますが、算出される黄経はいつも一定の角度だけずれています。ちがいは黄道をどこから数えるかです。

両者の差をアヤナムシャと呼び、毎年少しずつ広がっています。当サイトはインドの公式暦が採用するラヒリの値を使います。1950年初めで約23°09′、2000年初めで約23°51′、2026年初めで約24°13′です。

一つの星座は30°なので、24°ほどずれると多くの人の星座が一つ前に戻ります。同じエンジンで実際に計算した結果です。

インド式のチャートで「自分の星座らしくない」と感じるのはごく普通のことです。どちらかが計算を間違えているのではなく、数え始める点がちがうだけです。そのほかのちがいは次のとおりです。

西洋占星術インド占星術
黄道トロピカル(春分点から)サイデリアル(恒星から)
天体太陽・月と8惑星(天王星・海王星・冥王星を含む)七つの古典天体とラーフ・ケートゥの九惑星。トランスサタニアンは使わない
ハウスプラシーダスなど主にホールサイン。アセンダントのある星座が第1ハウス
重視する点太陽星座がよく知られるアセンダント、月の星座、生まれの宿
時期の見方トランジット、プログレスヴィムショッタリなどのダシャー
アスペクト角度とオーブで判断星座単位の特別アスペクト(グラハ・ドリシュティ)

チャートを読む三つのステップ

  1. まずアセンダント(ラグナ)。生まれた瞬間に東の地平線から昇っていた星座です。ホールサイン方式では、その星座が第1ハウスになり、順に第12ハウスまで続きます。アセンダントは約2時間で星座が変わるので、正確な出生時刻が大切です。
  2. 次に月の星座と生まれの宿。インド占星術は月を太陽と同じくらい重視します。月の星座(ラーシ)は感情や日々の暮らしを見るのに使われ、月のある宿は生まれの宿(ジャンマ・ナクシャトラ)と呼ばれます。どの惑星からダシャーが始まるかは、この宿で決まります。
  3. 最後に今どのダシャーにいるか。ヴィムショッタリは一生を九つの期間に分け、それぞれを一つの惑星が支配し、さらにサブ期間に分かれます。ツールは現在の期間と、その支配星に伝統的に結びつけられるテーマを示します。

二十七宿:月がめぐる27の宿

インド占星術は黄道360°を27等分し、一つの宿(ナクシャトラ)を13°20′とします。各宿はさらに四つのパーダ(各3°20′)に分かれます。月はおよそ1日で一つの宿を通過するので、生まれの宿は月の星座よりも細かく見ることができます。

表の漢字の宿名は、唐代に訳された『宿曜経』によるものです。『宿曜経』はインドの二十七宿を中国の二十八宿(牛宿を除く)に対応させており、日本でも宿曜道として伝わりました。ただし、インドの宿は黄道を等分したもので、中国の二十八宿は幅も起点も異なります。名前が対応しているだけで、度数は一致しません。

#宿サイデリアルの範囲支配星
1婁宿(Ashwini)牡羊座 0°00′ – 牡羊座 13°20′ケートゥ
2胃宿(Bharani)牡羊座 13°20′ – 牡羊座 26°40′金星
3昴宿(Krittika)牡羊座 26°40′ – 牡牛座 10°00′太陽
4畢宿(Rohini)牡牛座 10°00′ – 牡牛座 23°20′月
5觜宿(Mrigashira)牡牛座 23°20′ – 双子座 6°40′火星
6参宿(Ardra)双子座 6°40′ – 双子座 20°00′ラーフ
7井宿(Punarvasu)双子座 20°00′ – 蟹座 3°20′木星
8鬼宿(Pushya)蟹座 3°20′ – 蟹座 16°40′土星
9柳宿(Ashlesha)蟹座 16°40′ – 蟹座 30°00′水星
10星宿(Magha)獅子座 0°00′ – 獅子座 13°20′ケートゥ
11張宿(Purva Phalguni)獅子座 13°20′ – 獅子座 26°40′金星
12翼宿(Uttara Phalguni)獅子座 26°40′ – 乙女座 10°00′太陽
13軫宿(Hasta)乙女座 10°00′ – 乙女座 23°20′月
14角宿(Chitra)乙女座 23°20′ – 天秤座 6°40′火星
15亢宿(Swati)天秤座 6°40′ – 天秤座 20°00′ラーフ
16氐宿(Vishakha)天秤座 20°00′ – 蠍座 3°20′木星
17房宿(Anuradha)蠍座 3°20′ – 蠍座 16°40′土星
18心宿(Jyeshtha)蠍座 16°40′ – 蠍座 30°00′水星
19尾宿(Mula)射手座 0°00′ – 射手座 13°20′ケートゥ
20箕宿(Purva Ashadha)射手座 13°20′ – 射手座 26°40′金星
21斗宿(Uttara Ashadha)射手座 26°40′ – 山羊座 10°00′太陽
22女宿(Shravana)山羊座 10°00′ – 山羊座 23°20′月
23虚宿(Dhanishta)山羊座 23°20′ – 水瓶座 6°40′火星
24危宿(Shatabhisha)水瓶座 6°40′ – 水瓶座 20°00′ラーフ
25室宿(Purva Bhadrapada)水瓶座 20°00′ – 魚座 3°20′木星
26壁宿(Uttara Bhadrapada)魚座 3°20′ – 魚座 16°40′土星
27奎宿(Revati)魚座 16°40′ – 魚座 30°00′水星

ヴィムショッタリ・ダシャー:120年を九つに分ける

ヴィムショッタリは、インド占星術でもっともよく使われるダシャー(運勢の期間)の方式です。九つの惑星が順番に支配し、それぞれの年数は決まっていて、合計120年になります。出生時に月があった宿の支配星から始まり、月がその宿をどれだけ進んでいたかに応じて、最初の期間が短くなります。各期間は同じ比率で九つのサブ期間(アンタルダシャー)に分かれ、その期間の支配星自身から始まります。

支配星年数支配する宿
ケートゥ7年婁宿、星宿、尾宿
金星20年胃宿、張宿、箕宿
太陽6年昴宿、翼宿、斗宿
月10年畢宿、軫宿、女宿
火星7年觜宿、角宿、虚宿
ラーフ18年参宿、亢宿、危宿
木星16年井宿、氐宿、室宿
土星19年鬼宿、房宿、壁宿
水星17年柳宿、心宿、奎宿

たとえば月が婁宿(アシュヴィニー)のちょうど真ん中にあれば、婁宿の支配星はケートゥなので、最初はケートゥ期の残り3.5年、続いて金星期20年、太陽期6年……と一巡していきます。

1年を何日とするかは流派によって異なり、365.25日のほか、360日や恒星年を使う人もいます。当サイトは365.25日です。ほかの方式ではダシャーの切り替わりが数日から数か月ずれます。期間ごとのテーマは伝統的な見方であり、当サイトはその時期の大まかな方向だけを書き、「何年に何が起きる」とは書きません。

九つの惑星とその状態

インド占星術は太陽・月・火星・水星・木星・金星・土星の七つに、ラーフとケートゥを加えた九惑星(ナヴァグラハ)を使います。ラーフとケートゥは実在の天体ではなく、月の軌道が黄道と交わる二つの点です。ラーフが昇交点、ケートゥが降交点で、いつも180°離れています。当サイトはインドの暦の伝統に合わせてミーンノードを既定とし、フォームでトゥルーノードにも切り替えられます。両者の差はふつう2°未満です。

惑星はどの星座にあるかによって、伝統的に強弱があるとされます。七つの古典天体の高揚・減衰・定座・ムーラトリコーナは次のとおりです(ラーフとケートゥは流派で説が分かれるため判定しません)。

惑星高揚(最高度数)減衰定座ムーラトリコーナ
太陽牡羊座(10°)天秤座獅子座獅子座 0°〜20°
月牡牛座(3°)蠍座蟹座牡牛座 3°〜30°
火星山羊座(28°)蟹座牡羊座、蠍座牡羊座 0°〜12°
水星乙女座(15°)魚座双子座、乙女座乙女座 15°〜20°
木星蟹座(5°)山羊座射手座、魚座射手座 0°〜10°
金星魚座(27°)乙女座牡牛座、天秤座天秤座 0°〜15°
土星天秤座(20°)牡羊座山羊座、水瓶座水瓶座 0°〜20°

高揚とムーラトリコーナが同じ星座にある場合(牡牛座の月、乙女座の水星)、最高度数を過ぎるとムーラトリコーナとして扱います。ツールの「状態」欄では、ほかに逆行とコンバスト(太陽に近すぎて力が覆われるとされる状態)も示します。当サイトの許容度は月12°、火星17°、水星14°、木星11°、金星10°、土星15°で、逆行中の水星と金星はそれぞれ2°小さくします。

アスペクトの考え方も西洋とは異なり、角度とオーブではなく星座単位で数えます。どの惑星も7番目の星座を見ます。火星はさらに4番目と8番目、木星は5番目と9番目、土星は3番目と10番目を見ます。

ナヴァムシャ(D9)とは

ナヴァムシャは、各星座をさらに九つ(各3°20′)に分け、順に十二星座へ割り当てて作る二枚目のチャートです。伝統的には出生図の「拡大鏡」とされ、特に結婚やパートナーを見るのに使われます。数え方は、活動宮(牡羊座・蟹座・天秤座・山羊座)はその星座から、不動宮(牡牛座・獅子座・蠍座・水瓶座)は9番目の星座から、柔軟宮(双子座・乙女座・射手座・魚座)は5番目の星座から数え始めます。

ナヴァムシャは3°20′ごとに区切りが変わり、アセンダントはおよそ13分で一区切りを通過します。出生時刻が10分ほどずれるだけでナヴァムシャのアセンダントが変わることがあるので、読み込む前に時刻を確かめておきましょう。

当サイトの計算方法と検証

結果とのつきあい方

同じ誕生日を別の角度から

インド占星術は生まれた瞬間の空を、四柱推命は生まれた年・月・日・時の干支を読みます。東洋の命術から見た自分を知りたいなら、無料で命式を出してみてください。

インド占星術のよくある質問

インド占星術、ヴェーダ占星術、ジョーティシュは同じものですか?

同じものです。ジョーティシュはサンスクリット語で「光」を意味し、インドの伝統的な占星術を指します。ヴェーダ時代の天文暦法にさかのぼることから、ヴェーダ占星術とも呼ばれます。

どうして太陽の星座が西洋占星術とちがうのですか?

二つの方式は黄道を数え始める点がちがいます。2026年のサイデリアル方式は、トロピカル方式より約24°13′後ろにあります。1950〜2009年の毎日を計算すると、78.6%で太陽の星座が一つ前に戻り、西洋の牡羊座はたいていインド式では魚座になります。

出生時刻がわからなくてもチャートは作れますか?

各惑星の星座と宿は出せますが、アセンダント、ハウス、ナヴァムシャのアセンダントは出せません。月は1日に約13°動いて次の宿に入ることがあるため、生まれの宿とダシャーの日付もずれる可能性があります。そのときはツールが表示します。

ミーンノードとトゥルーノードのどちらを選べばいいですか?

インドの暦は伝統的にミーンノードを使っており、当サイトの既定もミーンノードです。トゥルーノードは月の軌道の瞬間的な交点で、前後に揺れます。両者の差はふつう2°未満で、ラーフやケートゥが星座や宿の境目にあるときだけ結果が変わります。

ダシャーの日付がほかのサイトと数日ちがいます。どちらが正しいのですか?

ちがいはたいてい三つから生じます。アヤナムシャの種類(ラヒリ、ラーマン、KPなど)、ダシャーの1年の長さ(365.25日、360日、恒星年)、月の位置の精度です。当サイトはラヒリと365.25日を使い、月の位置はSwiss Ephemerisとの差が1.5′以内で、ダシャーの日付にすると1〜2日程度です。

ナヴァムシャは必ず見るべきですか?

ナヴァムシャは伝統的に結婚やパートナー、惑星の実際の力を見るのに使われますが、出生時刻にとても敏感で、アセンダントは約13分で次の区切りに移ります。出生時刻に自信がない場合は、出生図とダシャーを中心に見て、ナヴァムシャは参考程度にするとよいでしょう。