二十四節気:日時の一覧・七十二候・四柱推命の月の切り替え
節気は旧暦のものだと思われがちですが、実はその逆です。節気は太陽の位置だけで決まるので、新暦の日付は毎年ほとんど変わりません。日本でも「暦の上では春」「寒の入り」「春分の日」のように暮らしになじんでいます。昔の人はこれで農作業の時期を決め、四柱推命はこれで年と月を切り替えます。2016年には、二十四節気がユネスコの無形文化遺産に登録されました。
節気を調べる:その年の節気は何月何日の何時か
年を選ぶと、その年の二十四節気の正確な時刻(台湾時間と日本時間)と、「節」から始まる月柱を一覧にします。生年月日を入れれば、どの節気の期間に生まれたか、月柱は何かもわかります。計算はお使いのブラウザの中だけで行います。
節気の時刻は本サイトの命式作成と同じ暦プログラムによるもので、1901〜2100年の天文計算との差はいずれも約1分以内です。日本時間は台湾時間に1時間足した時刻です。節気の切り替わりの前後数分に生まれた方は節気の境目をご覧ください。
二十四節気の一覧
| 節気 | 太陽黄経 | 節/気 | 月令 | 2027年(台湾時間) | 日本時間 | 七十二候 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 立春 | 315° | 節 | 寅月の始まり | 2/4 09:46 | 10:46 | 春風が氷をとかす/冬ごもりの虫が動き始める/魚が氷の下から上がってくる |
| 雨水 | 330° | 気 | 寅月の中気 | 2/19 05:33 | 06:33 | カワウソが捕った魚を並べる/雁が北へ渡る/草木が芽吹き始める |
| 啓蟄 | 345° | 節 | 卯月の始まり | 3/6 03:39 | 04:39 | 桃の花が咲き始める/コウライウグイスが鳴く/鷹が鳩に変わる(昔の言い伝え) |
| 春分 | 0° | 気 | 卯月の中気 | 3/21 04:24 | 05:24 | ツバメが渡ってくる/雷が鳴り始める/稲妻が光り始める |
| 清明 | 15° | 節 | 辰月の始まり | 4/5 08:17 | 09:17 | 桐の花が咲き始める/野ねずみがウズラに変わる(昔の言い伝え)/虹が見え始める |
| 穀雨 | 30° | 気 | 辰月の中気 | 4/20 15:17 | 16:17 | 浮き草が生え始める/鳩が羽を整える/ヤツガシラが桑の木に降りる |
| 立夏 | 45° | 節 | 巳月の始まり | 5/6 01:25 | 02:25 | ケラが鳴く/ミミズが出てくる/カラスウリが育つ |
| 小満 | 60° | 気 | 巳月の中気 | 5/21 14:18 | 15:18 | ノゲシが茂る/日陰の細い草が枯れる/麦の取り入れの時期になる |
| 芒種 | 75° | 節 | 午月の始まり | 6/6 05:25 | 06:25 | カマキリが生まれる/モズが鳴き始める/反舌鳥が鳴かなくなる |
| 夏至 | 90° | 気 | 午月の中気 | 6/21 22:10 | 23:10 | 鹿が角を落とす/セミが鳴き始める/カラスビシャク(半夏)が生える |
| 小暑 | 105° | 節 | 未月の始まり | 7/7 15:37 | 16:37 | 暖かい風が吹いてくる/コオロギが壁際にすむ/若い鷹が獲物を捕る練習を始める |
| 大暑 | 120° | 気 | 未月の中気 | 7/23 09:04 | 10:04 | 腐った草がホタルになる(昔の言い伝え)/土が湿って蒸し暑くなる/ときどき大雨が降る |
| 立秋 | 135° | 節 | 申月の始まり | 8/8 01:26 | 02:26 | 涼しい風が吹き始める/白い露が降りる/ヒグラシが鳴く |
| 処暑 | 150° | 気 | 申月の中気 | 8/23 16:14 | 17:14 | 鷹が捕った鳥を並べる/天地の気が引き締まり始める/稲が実る |
| 白露 | 165° | 節 | 酉月の始まり | 9/8 04:28 | 05:28 | 雁が渡ってくる/ツバメが南へ帰る/鳥たちが冬の食べ物を蓄える |
| 秋分 | 180° | 気 | 酉月の中気 | 9/23 14:01 | 15:01 | 雷が鳴らなくなる/虫が土にこもって穴をふさぐ/水が涸れ始める |
| 寒露 | 195° | 節 | 戌月の始まり | 10/8 20:17 | 21:17 | 雁が客のようにやってくる/スズメが海に入ってハマグリになる(昔の言い伝え)/菊の黄色い花が咲く |
| 霜降 | 210° | 気 | 戌月の中気 | 10/23 23:32 | 10月24日 00:32 | 山犬が捕った獣を並べる/草木の葉が黄ばんで落ちる/虫がみな土の中にこもる |
| 立冬 | 225° | 節 | 亥月の始まり | 11/7 23:38 | 11月8日 00:38 | 水が凍り始める/大地が凍り始める/キジが海に入って大ハマグリになる(昔の言い伝え) |
| 小雪 | 240° | 気 | 亥月の中気 | 11/22 21:16 | 22:16 | 虹が隠れて見えなくなる/天の気が上り、地の気が下がる/天地がふさがって冬になる |
| 大雪 | 255° | 節 | 子月の始まり | 12/7 16:37 | 17:37 | ヤマドリが鳴かなくなる/虎が交尾を始める/オオニラが芽を出す |
| 冬至 | 270° | 気 | 子月の中気 | 12/22 10:42 | 11:42 | ミミズが土の中で縮こまる/大鹿が角を落とす/地中の泉が動き始める |
| 小寒 | 285° | 節 | 丑月の始まり | 1/5 22:09 | 23:09 | 雁が北へ帰り始める/カササギが巣を作り始める/キジが鳴き始める |
| 大寒 | 300° | 気 | 丑月の中気 | 1/20 15:29 | 16:29 | 鶏が卵を抱き始める/猛禽が空高く鋭く飛ぶ/沢の水が中まで厚く凍る |
時刻は本サイトの命式作成と同じ暦プログラムで計算した台湾時間(UTC+8)で、日本時間はそれに1時間足したものです。七十二候は元代『月令七十二候集解』の通行本(日本の略本暦とは別)の現代語訳です。
節と気:一つは月を替え、一つは月の真ん中
二十四節気は二種類が交互に並んでいます。節(立春・啓蟄・清明……)は十二あり、それぞれ一つの月を開きます。気(雨水・春分・穀雨……)も十二あり、月のちょうど真ん中にあたるので中気とも呼ばれます。
| 月令 | 節(月の切り替え) | 気(月の中ほど) | 月令の五行 |
|---|---|---|---|
| 寅月(旧暦のおよそ1月) | 立春 | 雨水 | 木(もく) |
| 卯月(旧暦のおよそ2月) | 啓蟄 | 春分 | 木(もく) |
| 辰月(旧暦のおよそ3月) | 清明 | 穀雨 | 土(ど) |
| 巳月(旧暦のおよそ4月) | 立夏 | 小満 | 火(か) |
| 午月(旧暦のおよそ5月) | 芒種 | 夏至 | 火(か) |
| 未月(旧暦のおよそ6月) | 小暑 | 大暑 | 土(ど) |
| 申月(旧暦のおよそ7月) | 立秋 | 処暑 | 金(ごん) |
| 酉月(旧暦のおよそ8月) | 白露 | 秋分 | 金(ごん) |
| 戌月(旧暦のおよそ9月) | 寒露 | 霜降 | 土(ど) |
| 亥月(旧暦のおよそ10月) | 立冬 | 小雪 | 水(すい) |
| 子月(旧暦のおよそ11月) | 大雪 | 冬至 | 水(すい) |
| 丑月(旧暦のおよそ12月) | 小寒 | 大寒 | 土(ど) |
四柱推命の月柱は「節」だけを見ます。たとえば啓蟄の瞬間から卯月が始まり、春分は卯月の真ん中にすぎません。中気の旧暦での役割は閏月を決めることで、旧暦の一か月の中に中気がなければ、その月が閏月になります。
四柱推命はなぜ旧正月ではなく立春で年を切り替えるのか
四柱推命の年と月は、どちらも節気を使います。年は立春から、月はそれぞれの節から始まります。旧正月(旧暦1月1日)は月の満ち欠けで決まり、毎年1月下旬から2月中旬の間を動くので、立春とは数日ずれることがよくあります。そのため1月末から2月初めに生まれた人は、年柱を旧正月ではなく立春で見ます。日本の節分(立春の前日)が「年越し」と呼ばれてきたのも同じ考え方です。詳しくは節気の境目をご覧ください。
節気と天文:太陽が15°進むごとに一つ
太陽は一年で星空を一周します(黄道360°)。春分(黄経0°)から始めて、15°ごとに節気が一つ置かれます。地球の公転軌道は楕円なので、太陽は北半球の冬に速く進み、冬の節気どうしの間隔は夏より少し短くなります。なかでも特別なのが二至二分で、春分・秋分は昼と夜の長さがほぼ同じ、夏至は昼がいちばん長く、冬至は昼がいちばん短くなります。2027年の台北の例です。
astronomy-engine で計算(台北、標準的な大気差を含み、日の出・日の入りは太陽の上の縁で計算、台湾時間)。
昔の人は北斗七星の柄の向きでも季節を知りました。北斗七星をご覧ください。各節気に太陽がどの星座にいるかは黄道十二星座で解説しています。
よくある三つの誤解
節気は旧暦のもの。
節気は太陽の位置で決まる太陽暦なので、新暦の日付はほとんど変わりません(立春はいつも2月3〜5日)。旧暦は月で決まるので、新暦の日付が年によって大きく変わります。台湾の農民暦や日本の古い暦には両方が載っているので、混同されやすいのです。
春分・秋分の日は昼がちょうど12時間。
春分・秋分には太陽が赤道の真上にきますが、大気の屈折と、日の出・日の入りを太陽の上の縁で数えることから、昼は12時間より少し長くなります。2027年の春分の台北の昼の長さは約12時間8分です。
卵は春分の日にしか立たない。
殻の表面に小さな凹凸があり、机が十分に平らなら、卵は一年中どの日でも立てられます。節気とは関係ありません。
24の節気をひとつずつ
正直にお伝えします:節気は天文、吉凶はまた別の話です
二十四節気は太陽が黄道のどこにあるかで一年を区切る暦で、時刻は秒単位まで計算できます。四柱推命がそれを使って年と月を切り替えるのは推算のルールです。「どの節気に生まれるとよいか」については、節気そのものに吉凶はなく、命式は全体の五行と通変星で見ます。本サイトの内容は参考・娯楽を目的としたものです。
節気が月令を決め、月令が強弱を決める
四柱推命の月柱は節気から来ていて、月令が五行の強弱を決めます。生年月日を入れると、四柱が無料で出ます。
二十四節気のよくある質問
二十四節気は旧暦ですか、新暦ですか?
節気は太陽の位置で決まる太陽暦なので、対応する新暦の日付はほとんど変わりません。旧暦は月で決まる太陰太陽暦です。農民暦には両方が載っていますが、節気そのものは太陽暦に属します。
二十四節気の順番は?
立春・雨水・啓蟄・春分・清明・穀雨・立夏・小満・芒種・夏至・小暑・大暑・立秋・処暑・白露・秋分・寒露・霜降・立冬・小雪・大雪・冬至・小寒・大寒です。
「節」と「気」は何が違いますか?
節は十二あり(立春・啓蟄・清明……)、それぞれ一つの月を開き、四柱推命ではこの瞬間に月柱が替わります。気も十二あり(雨水・春分・穀雨……)、月の中ほどにあたるので中気とも呼ばれ、月柱は替わりません。
四柱推命はなぜ立春で年を切り替えるのですか?
四柱推命の年と月はどちらも節気で数え、年は立春から、月はそれぞれの節から始まるからです。旧正月は月で決まり、立春と数日ずれることがよくあるので、1月末から2月初めに生まれた人は立春を確かめる必要があります。