時辰と太陽のハウス:生まれた時刻で太陽の位置が決まる
四柱推命の時辰は十二支で、ホロスコープのハウスは数字で表しますが、描いているのは同じもの、生まれた瞬間に太陽が空のどこにあったかです。時辰がわかれば太陽のおおよそのハウスが言えますし、太陽のハウスを見れば、出生時刻の記録に書き間違いがないかを確かめられます。
出生図を作って、時辰と太陽のハウスを見る
生年月日(新暦)、出生時刻、出生地を入れると、ホロスコープと四柱推命の命式を作成します。出生図から生まれたときの真太陽時を割り出し、時計の時刻による時辰と、太陽のあるハウスを比べます。計算はすべてお使いのブラウザ内で行い、データは送信されません。
トロピカル方式(春分点基準)、プラシーダス・ハウス、真のノード。時刻は出生証明書(母子手帳)にある現地の時計の時刻をそのまま入れてください。日本の夏時間(1948〜1951年)など、出生地の歴史的な時差は自動で差し引くので、自分で換算する必要はありません。都道府県庁所在地は日本語で入力でき、海外は近くの大都市を選んでください。
太陽は毎日12ハウスをひと回りする
ホロスコープのハウスは出生地の空に固定されています。第1ハウスは東の地平線(アセンダント)から始まってその下へ、第4ハウスは足もと、第7ハウスは西の地平線、第10ハウスは頭上のMC付近です。地球が自転すると太陽は東から昇って頭上を通り西に沈みますが、これはハウスでいえばハウスを逆順にたどることになります。日の出には第1と第12ハウスの境にあり、第12、第11ハウスを通って正午ごろに第10、第9ハウスへ、夕方に第7、第6ハウスへ、真夜中ごろに第4、第3ハウスへと進みます。
12ハウスも12の時辰も1日でひと回りするので、一対一に対応しているように見えます。ところが実際には、プラシーダスのハウスは季節と緯度で伸び縮みするので一対一にはならず、どの時辰でも太陽は隣り合うふたつのハウスに集中します。
12の時辰と太陽のハウス
| 真太陽時の時辰 | 太陽がもっとも多いふたつのハウス | 太陽と地平線 |
|---|---|---|
| 子の刻(23〜1時) | 第4ハウス 53.5%、第3ハウス 46.5% | 地平線の下 |
| 丑の刻(1〜3時) | 第3ハウス 53.4%、第2ハウス 46.6% | 地平線の下 |
| 寅の刻(3〜5時) | 第2ハウス 51.5%、第1ハウス 48.5% | 地平線の下 |
| 卯の刻(5〜7時) | 第1ハウス 51%、第12ハウス 49% | 49%が地平線の上 |
| 辰の刻(7〜9時) | 第11ハウス 55.4%、第12ハウス 44.6% | 地平線の上 |
| 巳の刻(9〜11時) | 第11ハウス 52.4%、第10ハウス 47.6% | 地平線の上 |
| 午の刻(11〜13時) | 第9ハウス 52.1%、第10ハウス 47.9% | 地平線の上 |
| 未の刻(13〜15時) | 第8ハウス 51.7%、第9ハウス 48.3% | 地平線の上 |
| 申の刻(15〜17時) | 第7ハウス 50.3%、第8ハウス 49.7% | 地平線の上 |
| 酉の刻(17〜19時) | 第6ハウス 54.6%、第7ハウス 45.4% | 45.4%が地平線の上 |
| 戌の刻(19〜21時) | 第6ハウス 51.4%、第5ハウス 48.6% | 地平線の下 |
| 亥の刻(21〜23時) | 第4ハウス 57.2%、第5ハウス 42.8% | 地平線の下 |
台北、1950〜2010年から一様に抽出した2,400件の出生時刻(固定シード)、プラシーダス・ハウス。時計の時刻ではなく真太陽時(実際の太陽の位置)で分類しています。
いくつかの傾向がはっきり見えます。辰の刻から申の刻(真太陽時7〜17時)に生まれると太陽は必ず地平線の上にあり、昼の出生図(デイチャート)になります。戌の刻から寅の刻(19〜5時)は必ず地平線の下で、夜の出生図(ナイトチャート)です。季節によって地平線をまたぐのは卯の刻と酉の刻だけで、夏なら卯の刻にはもう日が昇っていますが、冬はまだです。占星術がデイチャートとナイトチャートを見分けるのも、この仕組みによります。
時辰からアセンダントを推測する
アセンダントは生まれたとき東から昇っていた星座です。日の出の瞬間、太陽はちょうどアセンダントの上にあるので、卯の刻前後に生まれた人は、アセンダントと太陽星座が同じことが多いのです。そこからアセンダントは約2時間ごとにひとつずつ先へ進みます。
| 真太陽時の時辰 | もっとも多いアセンダント | 2番目に多いアセンダント |
|---|---|---|
| 子の刻 | 太陽から数えて9つ先の星座(71.3%) | 太陽から数えて8つ先の星座(15.8%) |
| 丑の刻 | 太陽から数えて10つ先の星座(67%) | 太陽から数えて9つ先の星座(19.4%) |
| 寅の刻 | 太陽から数えて11つ先の星座(70.3%) | 太陽と同じ星座(15.3%) |
| 卯の刻 | 太陽と同じ星座(66.5%) | 太陽から数えて11つ先の星座(17.5%) |
| 辰の刻 | 太陽から数えて1つ先の星座(63.7%) | 太陽から数えて2つ先の星座(19.2%) |
| 巳の刻 | 太陽から数えて2つ先の星座(70.8%) | 太陽から数えて1つ先の星座(20.3%) |
| 午の刻 | 太陽から数えて3つ先の星座(64.8%) | 太陽から数えて2つ先の星座(20%) |
| 未の刻 | 太陽から数えて4つ先の星座(70.9%) | 太陽から数えて5つ先の星座(17.2%) |
| 申の刻 | 太陽から数えて5つ先の星座(67%) | 太陽から数えて6つ先の星座(16.8%) |
| 酉の刻 | 太陽から数えて6つ先の星座(68.1%) | 太陽から数えて7つ先の星座(20.4%) |
| 戌の刻 | 太陽から数えて7つ先の星座(69.5%) | 太陽から数えて8つ先の星座(15.7%) |
| 亥の刻 | 太陽から数えて8つ先の星座(65.5%) | 太陽から数えて9つ先の星座(22.7%) |
同じ台北の出生図2,400件。「太陽から数えて3つ先の星座」とは、太陽が牡羊座ならアセンダントが蟹座(牡羊座→牡牛座→双子座→蟹座)という意味です。
卯の刻では、66.5%の出生図でアセンダントと太陽星座が同じでした。ただしこれはおおよその目安にすぎません。星座によって昇るのにかかる時間が違う(台北で約1時間半から2時間以上)からです。正確なアセンダントはアセンダントを調べるで出してください。
時計の時刻と真太陽時
四柱推命の時柱は、ふつう出生証明書にある時計の時刻で出します。ただ、時辰はもともと太陽の位置のことなので、厳密には真太陽時を使うべきだという考え方もあります。台湾の標準時は東経120°基準で、台北は東経121.56°にあるので、時計は太陽より約6分遅れます。これに均時差(1年のうちに前後最大約16分揺れる)が加わり、両者は20分前後ずれることがあります。日本の場合は東経135°が基準で、東京は約19分、那覇は逆に約29分ずれます。
同じサンプル。時計の時刻は台湾標準時(夏時間は差し引き済み)。境目付近の出生は802件。
ですからほとんどの人は気にしなくて大丈夫です。奇数時の前後(たとえば10時55分や13時5分)に生まれた人だけ、時柱が変わる可能性を考えればよいでしょう。本サイトの四柱推命の命式は一般的な慣例どおり時計の時刻を使っており、真太陽時に切り替えるかどうかは流派によって違います。換算の方法は真太陽時を参照してください。上のツールは両方を表示します。
太陽のハウスで出生時刻をチェックする
この対応のいちばん実用的な使い道は、間違いを見つけることです。出生時刻の記録でよくある誤りは、午前と午後の取り違え、24時間表記の読み違い、夏時間の差し引き忘れです。出生図を作って太陽を見てみましょう。
- 記録は正午なのに、太陽が第3・第4ハウス(地平線の下)にある:真夜中ごろの誕生で、午前と午後が逆になっている可能性があります。
- 記録は早朝なのに、太陽が第7・第8ハウスにある:夕方の誕生だったのかもしれません。
- 日本で1948〜1951年の夏、台湾で1945〜1979年の夏に生まれ、太陽が予想よりひとつハウスがずれている:夏時間がそのまま残っているか、二重に差し引かれている可能性があります。夏時間を参照してください。
見つけられるのは大きな間違いだけで、出生時刻を分単位まで調整することはできません。それには出生時刻の補正を参照してください。
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ひとこと:ホロスコープは言葉であって、予言ではありません
ホロスコープは、生まれた瞬間の空を一枚の図にして、天体・星座・ハウスという言葉で性格や人生のテーマを語るためのものです。天体の位置は天文学的な事実で、かなり正確に計算できます。一方、「火星が牡羊座にあると行動力がある」といった読み方は占星術の伝統であり、科学的な結論ではありません。自分を知り、考えを整理する道具としては役に立ちますが、あなたの代わりに決めてくれるものではありません。本サイトの内容は参考・娯楽を目的としたものです。健康・投資・法律に関わることは専門家にご相談ください。
完全なホロスコープを作ってみる
生年月日、出生時刻、出生地を入れれば、太陽・月・アセンダント、十天体、12ハウス、アスペクトを一度に表示し、配置ごとの解説もつけます。計算はすべてブラウザ内で行います。
時辰と太陽のハウスのよくある質問
午の刻生まれは、太陽がどのハウスにありますか?
台北の場合、午の刻(真太陽時11〜13時)生まれの太陽は第9ハウス(52.1%)か第10ハウス(47.9%)にあります。太陽はMCを過ぎてはじめて第9ハウスに入るので、午の刻の前半は主に第10ハウス、後半は主に第9ハウスです。
時辰とハウスは同じものですか?
測っているもの(空の太陽の位置)は同じですが、区切り方が違います。時辰は1日を12等分し、プラシーダスのハウスは季節と緯度で伸び縮みするので、一対一には対応しません。どの時辰でも、太陽は隣り合うふたつのハウスに集中します。
四柱推命は真太陽時を使うべきですか?
流派によって違います。時辰はもともと太陽の位置を意味するので、厳密には真太陽時を使うべきですが、多くの四柱推命のソフトや鑑定家は時計の時刻を使います。本サイトの台北のサンプルでは、ふたつの方法で時辰が変わるのは7.3%だけで、境目付近に集中していました。
時辰からアセンダントがわかりますか?
おおよそならわかります。卯の刻(日の出)前後に生まれると、アセンダントは太陽星座と同じことが多く、そこから約2時間ごとにひとつずつ先へ進みます。ただし星座によって昇る時間が違うので、正確なアセンダントには出生時刻と出生地が必要です。
時辰がわからないとき、太陽のハウスで知ることはできますか?
できません。太陽のハウス自体、出生時刻がないと計算できないからです。できるのはその逆で、出生時刻がすでにあるなら、午前と午後の取り違えのような大きな間違いがないかを太陽のハウスで確かめられます。