流年の冲・合:冲された柱が、その年に動く領域

流年の五行は、その年が追い風か向かい風かを決めます。流年とあなたの四柱の冲・合・刑・害は、その風がどこに吹くかを教えてくれます。日支を冲すれば自分と配偶者、住まいが動き、月支と合えば仕事の舞台が引っぱられます。関係そのものに吉凶はありません。示しているのは「どこで何かが起きやすいか」で、それが良いことか難しいことかは、また喜忌に戻って判断します。

四柱がそれぞれ表すもの

柱宮流年が触れたとき、よく動くこと
年柱目上・家系・根っこ目上や家族に関わること、自分のルーツや生まれ育った環境
月柱父母兄弟・仕事の環境・社会の舞台(月令)仕事や環境の変化、職場での立ち位置の調整
日柱自分(日干)と配偶者(日支)・住まい自分の状態、親密な関係、住む場所
時柱子ども・目下・部下・長期計画目下や部下に関わること、長期計画の進み具合

宮の詳しい説明は四柱の宮をご覧ください。ここでいう「動く」とは、その領域に変化が起きやすいという意味で、その人に何か悪いことが起きるという意味ではありません。

関係ごとの読み方

関係内容実感に近い読み方
冲(六冲)地支が真向かいに対する組(子午・丑未・寅申・卯酉・辰戌・巳亥)動きと変化:引っ越し、環境の変化、リズムの切り替え
支合(六合)地支が二つずつ合う組(子丑・寅亥・卯戌・辰酉・巳申・午未)引き寄せと結びつき。人の出入りがあり、縛られることもある
刑子卯・寅巳・巳申・丑戌・戌未摩擦、規範と責任の重圧
自刑辰・午・酉・亥が同じ支に出会う自分で自分を追い込み、迷いが行きつ戻りつする
害(六害)「穿(せん)」とも。子未・丑午など見えないところでの消耗と誤解
破(六破)子酉・午卯などすでにある段取りがばらされ、組み直しになる
干合甲己・乙庚・丙辛・丁壬・戊癸つながり、協力
天干の冲甲庚・乙辛・丙壬・丁癸考えと、外で取る立場との綱引き
伏吟(ふくぎん)流年の干支がある柱とまったく同じ同じ課題がもう一度巡ってくる
反吟(はんぎん)流年がある柱と天干で剋し合い、地支で冲する向きが反転し、変化が大きい

それぞれの関係の全ルールは刑・冲・破・害・合をご覧ください。一年に複数の関係が重なるのはよくあることで、たとえば巳の年が申の支に当たると、支合・刑・破が同時に成り立ちます。

十二年に一度、誰でも日支を冲される

流年の地支は十二年で一巡するので、あなたの四柱のどの地支も、十二年に一度は流年に冲されます。これは暦の構造であって、運の問題ではありません。当サイトの実測では:

92.5%どの年も四柱の少なくとも一柱と関係が生じる
83.6%どの年も冲・刑・害・破のような張りつめた関係がある
8.3%どの年も日支を冲される
54.7%十年以内に流年の伏吟に当たる

集計方法:当サイトのエンジンで 1960〜2005 年の毎日一枚ずつ命式を出し(時刻は固定シードの乱数で抽出)、計 16,802 枚について 2026〜2035 年の十年分の流年を調べました。歳運併臨は大運の向きに関わるため、男性・女性として一回ずつ数えています。命式の構造の分布であり、誰かの運勢の良し悪しを示すものではありません。

つまり「今年は命式と冲も合もまったくない」という年のほうが少数派です。本当に見るべきなのは冲があるかどうかではなく、冲された柱や冲してくる五行が喜か忌かです。忌神を冲して追い払うなら縛りがほどけ、喜神を揺さぶるならいつもより注意が要ります。日柱の反吟(天剋地冲)は比較的まれで、十年以内に当たるのは約 33.3% の人です。

2026 年 丙午:一つの流年が四柱すべてに触れる

1990 年(平成 2 年)7 月 10 日、午の刻(11〜13 時)生まれの女性(庚午 癸未 丙子 甲午。丙火の日干で中和に近く、喜神は木・火、忌神は金・水)

年柱庚午
月柱癸未
日柱・日干丙子
時柱甲午
  1. 年柱 庚午・時柱 甲午:午と午が出会い、午は自刑の支なので自刑が成り立ちます。年支が同じなので値太歳でもあります。自分と自分が引っぱり合い、考えすぎやすいと読みます。
  2. 月柱 癸未:午未の支合。仕事の舞台に引き寄せる力が働き、人の出入りや新しいつながりが生まれます。
  3. 日柱 丙子:午が子を冲し、自分と配偶者、住まいが動きます。この年の流年は喜神の火なので、冲が運んでくるのは助けの力です。よくあるのは、追い込まれてではなく、自分から生活のリズムを変える形です。
  4. まとめて見ると:喜の年に四柱すべてが揺さぶられる、「手ごたえのある一年」です。下の無料チェックでは、これらを一つずつ挙げ、どの宮に当たるかも示します。

犯太歳はその中の小さな一部分

台湾や中華圏の民間でいう「犯太歳(はんたいさい)」は、生まれ年の年支と流年の地支のあいだの値・冲・刑・破・害だけを見るもので、このページでいえば一柱分にすぎません。日本の厄年に似て聞こえますが、厄年が年齢で決まるのに対し、太歳は生まれ年の地支で決まる別の考え方です。四柱推命で流年を見るときは四柱をまとめて見ますし、年柱以外の月柱・日柱・時柱が冲・合されるほうが、暮らしへの影響はむしろ直接的なことが多いものです。五種類の犯太歳と毎年の十二支の表は犯太歳、2027 年の四つの干支は2027 年の犯太歳をご覧ください。

あなたの流年を調べる:その年は喜か忌か、どの柱に触れるか

新暦の生年月日・性別・見たい年を入れると、その年の流年の通変星と喜忌の評価、あなたの四柱との冲・合・刑・害、大運との重なり方、さらに今後十年の一覧とその年の十二か月の月運がわかります。計算はすべてお使いのブラウザの中で行い、データは送信されません。

新暦の生年月日で計算し、日付は夜 23 時で切り替えます。流年は立春で年が、月運は節で月が替わります。性別が影響するのは大運の向きだけです。

流年の通変星今年は財の年?官の年?印の年? 流年干支表2026〜2037 年の干支・納音・立春 月運(流月)節で月が替わる、十二か月の見方 大運と流年歳運併臨、伏吟・反吟

正直なひとこと:流年は一年分の天気予報です

流年が教えてくれるのは、その年に巡ってくる五行があなたの命式にとって追い風か向かい風か、そしてどの柱に触れるかです。天気予報のようなもので、雨とわかれば傘を持つことも予定を変えることもできますし、必ずずぶ濡れになるという意味でもありません。命式が示すのは傾向であって、必ず起きる出来事ではありません。当サイトの内容は参考・娯楽を目的としたものです。

今年はあなたのどの柱を冲する?

生年月日と見たい年を入れると、流年とあなたの四柱の冲・合・刑・害を一つずつ挙げ、どの宮に当たるかを示します。

流年の冲・合のよくある質問

流年が日支を冲するとはどういう意味ですか?

流年の地支が日支と冲することで、自分と配偶者、住まいの状態が動きます。引っ越し、転職、生活リズムの変化がよくある形です。誰でも十二年に一度は当たり、良し悪しは冲してくる五行が喜か忌かで決まります。

流年との合は良いことですか?

合は引き寄せと結びつきで、新しい協力関係や関係の前進のこともあれば、何かに縛られることもあります。合そのものに吉凶はなく、合う柱と五行が喜か忌かで判断します。

伏吟・反吟とは何ですか?

伏吟は流年の干支がある柱とまったく同じになることで、同じ課題がもう一度巡ってくると読むことが多いものです。反吟は天干で剋し合い地支で冲することで、向きの反転と読みます。どちらもリズムのヒントであって、災いの予告ではありません。

犯太歳と流年の冲・合は何が違いますか?

犯太歳は生まれ年の地支と流年の地支の関係だけを見ます。四柱推命で流年を見るときは、年・月・日・時の四柱をまとめて見るので、範囲がより広く完全です。