2027年 丁未年に太歳にあたる干支:未は値、丑は冲、子は害、戌は刑と破

2027 年の太歳の地支は未です。未と冲・刑・害・破、または同じ支の関係になる干支を、台湾や中華圏の民間ではまとめて犯太歳(太歳にあたる)と呼びます。今年は未年(値)・丑年(冲)・子年(害)・戌年(刑+破)の四つです。ただ、読み進める前にひとつだけ覚えておいてください。この五つの関係が語るのは力学であって、判決ではありません。

「太歳」はもともと天文の言葉で、木星の運行と逆向きに動く仮想の星を指し、昔の人はこれで年を数えていました。のちにそれが「太歳星君」という神格になり、「太歳にあたる」も暦の概念から、ずいぶん深刻に聞こえる言葉へと変わっていきました。日本の厄年に似て聞こえますが、厄年が年齢で決まるのに対して、太歳は生まれ年の地支と今年の地支の関係で決まります。似ているけれど別物です。

外側の殻を外すと、中身はとても単純です。あなたの年支と今年の年支が、十二支の関係表のどのマスに当たったか。十二支のあいだには合・冲・刑・害・破があり、四柱推命では毎日のように使う関係で、太歳だけの特別なものではありません。違いは、片方がその年の支だと、すべての人の年支に同時に触れるので、とりわけ目立つということだけです。

そのため、太歳の解像度はもともと低いものです。世界の十二分の一の人が、今年は同じ型に「あたって」います。「今年この線に触れる」ことは教えてくれても、触れたあとどうなるかは教えてくれません――それは、その地支があなたの命式でもともとどんな役割を担っているかで決まります。

2027年 丁未年、十二支それぞれの関係

「あたる」干支も「あたらない」干支も全部載せます。あたる四つだけを挙げると、残りの八つは今年何もないと言っているのと同じで、それは事実ではありません。

干支地支太歳(未)との関係中身
子年(ネズミ)子害太歳「六穿」とも。目に見えないところでの消耗
丑年(ウシ)丑冲太歳太歳と真正面から冲する。十二支でいちばん離れた組み合わせ
寅年(トラ)寅冲も合もなし太歳と直接の関係なし
卯年(ウサギ)卯三合太歳と同じ組で、抵抗が小さい
辰年(竜)辰冲も合もなし太歳と直接の関係なし
巳年(ヘビ)巳方合太歳と同じ組で、抵抗が小さい
午年(ウマ)午支合方合太歳と同じ組で、抵抗が小さい
未年(ヒツジ)未値太歳本命年。生まれ年の支と太歳が同じ支
申年(サル)申冲も合もなし太歳と直接の関係なし
酉年(ニワトリ)酉冲も合もなし太歳と直接の関係なし
戌年(イヌ)戌刑太歳破太歳丑戌未「恃勢の刑」の一角;六破。できあがった形がばらされる
亥年(イノシシ)亥三合太歳と同じ組で、抵抗が小さい

表の中でよく見落とされるのが、太歳と合になる干支です。午未の支合、亥卯未の三合木局、巳午未の南方火の方合――午年・卯年・亥年・巳年は、今年太歳と同じ側にいます。順調が約束されるわけではありませんが、少なくともこの一年、まず大きな環境と力比べをする必要はありません。

注目したいのは戌年です。戌と未のあいだには「刑」と「破」の二つの関係が同時に成り立ちます。十二支の中ではあまり多くない組み合わせで、この線にかかる力が今年は一方向ではないことを意味します――丑戌未の三刑のもつれもあれば、戌未の破によるばらしもある。このシリーズが刑と破を別のページにしているのは、ページ数を稼ぐためではなく、二つの形が本当に違うからです。

五つの型と、それぞれの力学

値太歳未年生まれ
本命年。生まれ年の支と太歳が同じ支
冲太歳丑年生まれ
太歳と真正面から冲する。十二支でいちばん離れた組み合わせ
害太歳子年生まれ
「六穿」とも。目に見えないところでの消耗
刑太歳戌年生まれ
丑戌未「恃勢の刑」の一角
破太歳戌年生まれ
六破。できあがった形がばらされる

干支は一文字、あなたの命式は八文字

生まれ年の干支(えと)は、四柱推命でいう年支の一文字にすぎません。2027 年があなた自身にどう効くかは、四柱の命式を出して、丁未が用神・喜神の側に入るか忌神の側に入るかを見る必要があります。無料・登録不要です。

2027年の犯太歳 よくある質問

2027年に太歳にあたる干支はどれですか?

その年の地支である未を基準にすると、2027 年の丁未年に太歳にあたる干支は四つです。未年生まれ(値太歳、本命年)、丑年生まれ(丑未の冲、冲太歳)、子年生まれ(子未の害、害太歳)、戌年生まれ(丑戌未の三刑の一角で、同時に戌未の破でもあるため、刑と破の両方が成り立つ)。残りの八つの干支は、太歳と冲・刑・害・破の関係にありません。

太歳にあたると、必ず運が悪くなりますか?

いいえ。冲・刑・害・破は地支同士にかかる力の向きを表すもので、その年に関係する分野で変化や摩擦が起きやすいことを示しますが、吉凶を予告するものではありません。同じ冲でも、長年行き詰まって環境を変えたい人には推進力になり、安定して積み上げている最中の人には邪魔になります。力がどちらへ向かうかは、その地支があなたの命式全体でどんな役割を担っているかを見なければわかりません。

値太歳と冲太歳は、どちらが重いのですか?

命理に統一された順位はなく、流派によって説が分かれます。一般には、冲は力がもっとも直接的で目に見えやすく(移動・離れる・関係の変化)、値太歳は全面的に「名指しされる」形で、変化は激しいとは限らないが範囲が広い、と説明されます。本サイトの立場は「重さで順位を付けない」です。五つの関係は表れる面が違うのであって、同じ物差しの目盛りではないからです。

未年生まれですが、命式のほかの柱に未がありません。それでも太歳にあたりますか?

干支は年支だけで見るので、干支で言えば未年生まれは値太歳です。ただ実際には、年支は八文字のうちの一文字です。命式のほかの柱に未があるか、未があなたの命式で喜神か忌神か、大運がどこを歩いているか――どれもこの一年の実際の重さを変えます。干支の段階の結論は、いつもいちばん粗い層です。

一人で二種類の太歳に同時にあたることはありますか?

あります。2027 年の戌年生まれがその例で、戌と未は三刑(丑戌未の恃勢の刑)と六破(戌未の破)を同時に構成します。二つの関係が並ぶときは、ふつう「重さが倍になる」のではなく、その線にかかる力が複雑で、向きがひとつではないことを表します。