赤ちゃんの命式で足りない五行は補うべき?まず用神か忌神かを見る

「この子は五行の水が足りないから、名前に水の字を入れたほうがいい」。そんな話を聞いたことのある親御さんは多いでしょう。問題は、足りない五行が見ているのは数で、用神・喜神が見ているのは命式全体に必要なもの、この二つはしばしば一致しないということです。方向を間違えて補うと、もともと強すぎる力に上乗せすることになります。

「足りない」と「必要」は同じではない

足りない五行用神・喜神
何を見るか八文字の中に現れない五行命式全体のバランスに必要な五行
どう出すか数を数える日干の強弱、季節の寒暖、病薬を見る
補ってよいかたまたま用神・喜神のときだけ補う「何を補うか」の本当の根拠
69.5%少なくとも一つ欠けている
63.6%欠けている五行が用神・喜神
29.2%欠けている五行が忌神
16.7%欠けている五行がすべて忌神

集計方法:本サイトのエンジンで 1960〜2005 年の毎日 1 枚ずつ命式を作成し、出生時刻は固定シードの乱数で抽出、男女を交互に計算して計 16,802 枚。足りない五行は天干と地支の本気の八文字で数え、用神・忌神は本サイトの旺衰エンジンによります。

欠けている五行のおよそ六割は、たまたま用神・喜神で、補えば助けになります。でも三割近くは忌神で、残りの約一割は喜でも忌でもありません。言い換えれば、「ないものを補う」で進めると、三回に一回ほどは補い方を間違えることになります。本サイトの実測では、約 16.7% の命式で、欠けている五行がすべて忌神でした。

水がないのに、水が忌神

2021年2月18日 申の刻(15〜17時)生まれ・男の子

年柱辛丑
月柱庚寅
日柱・日干丁酉
時柱戊申
  1. 五行:木 1、火 1、土 2、金 4、水 0で、八文字の中に水が一つもありません。
  2. 強弱:日干の丁火は寅月生まれですが、年・月・時の天干が辛・庚・戊、地支には酉・申と金が二つあり、財星と食傷に丁火の力がかなり削られて身弱になっています。
  3. 用神・忌神:身弱の丁火は火・木に生じ助けてもらうのを喜び、土・金・水を忌みます。水は丁火にとって官星(水が火を剋す)で、まさに忌神の一つです。
  4. 結論:この命式は「水がない」けれど、水を補うべきではありません。「ないものを補う」とばかりに水の字が入った名前をつけたり、黒い服を着せたり、水槽を置いたりすると、日干を剋す力に上乗せすることになります。補うべきは用神・喜神の木と火です。

五行がいくつ欠けているか

欠けている数割合
欠けなし30.5%
一つ52.5%
二つ16.2%
三つ以上0.8%

八文字を五つの五行に振り分けるのですから、一つ二つ欠けるのはもともとよくあることです。一つ欠けているのがいちばん多いケースで、命式に欠陥があるという意味ではありません。

補うべきだとわかったら、どう補うか

子供の命式を見る

お子さんの生年月日(新暦)を入力すると、日干の気質、中心になる通変星と子育てのポイント、足りない五行(と補うべきかどうか)、何歳で立運するか、立運前の小運がわかります。計算はすべてお使いのブラウザ内で行い、データは送信されません。

生年月日は新暦で入力してください。23時以降は翌日扱い(夜子時)です。海外で夏時間の期間中に生まれた場合は、出生証明書の時刻から 1 時間引いてから入力してください(出生時刻の補正を参照)。

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正直なひとこと:四柱推命は子供を理解するための鏡で、子供のために書かれた台本ではありません

子供の性格は、家庭や学校、友だちとの関わりの中でずっと形づくられていきます。四柱推命が描けるのは、その子が生まれつきどちらの方向に伸びやすいか、ということだけです。子供が「どうしてこうなのか」を理解するのにはとても役立ちますが、「将来どうなるか」を予言したり、子供の進む道を親が決めたりするのに使うのは、使いどころを間違えています。本サイトでは健康や医療には触れず、「親を剋す」といった断定もしません。本サイトの内容は参考・娯楽を目的としたものです。

お子さんの足りない五行、補うべき?

お子さんの生年月日を入力すると、足りない五行を一覧にして、それが用神・喜神か、忌神か、どちらでもないかを表示します。

赤ちゃんの足りない五行のよくある質問

赤ちゃんの命式で足りない五行は、補わないといけませんか?

そうとは限りません。欠けている五行がたまたま用神・喜神のときだけ補います。本サイトの実測では、欠けている五行の 29.2% は忌神で、補うとかえって逆効果です。

命式で五行が一つ欠けているのは普通ですか?

ごく普通です。八文字を五つの五行で分けるので、本サイトの実測では約 69.5% の命式で少なくとも一つ欠けていて、一つだけ欠けているのが最も多い(52.5%)ケースでした。

名付けでは必ず五行を補うべきですか?

その必要はありません。名前には字の意味や響き、家族の習わしが関わり、五行は参考の一つにすぎません。用神・喜神だと確かめてから検討すればよく、五行のために名前そのものの良さを犠牲にすることはありません。