立運前の子供時代:月柱と小運で見る
生まれたばかりの子供には、大運はまだ始まっていません。大運は「立運」の年になって初めて引き継がれ、一、二歳で立運する子もいれば、十歳まで待つ子もいます。それまでの子供時代を、昔の人は「小運」で一年ずつ見てきました。この期間は童限(どうげん)とも呼ばれます。
立運の年齢はどう決まるか
立運の年齢は、生まれた日から前または後ろの「節」までの日数で計算します。三日を一年、一日を四か月に換算します。男の子の陽年・女の子の陰年生まれは次の節まで先へ数え、男の子の陰年・女の子の陽年生まれは前の節までさかのぼって数えます。そのため、誕生日が節気に近いほど立運は早くなります。詳しくは立運と運の切り替わりで。
集計方法:本サイトのエンジンで 1960〜2005 年の毎日 1 枚ずつ命式を作成し、出生時刻は固定シードの乱数で抽出、男女を交互に計算して計 16,802 枚。足りない五行は天干と地支の本気の八文字で数え、用神・忌神は本サイトの旺衰エンジンによります。
小運の出し方
| 順行 | 逆行 | |
|---|---|---|
| 対象 | 陽年(甲・丙・戊・庚・壬の年)生まれの男の子、陰年生まれの女の子 | 陰年(乙・丁・己・辛・癸の年)生まれの男の子、陽年生まれの女の子 |
| どこから始めるか | 時柱の次の干支 | 時柱の一つ前の干支 |
| 切り替わり | 一年ごと | 一年ごと |
| いつまで | 最初の大運が始まるまで | 最初の大運が始まるまで |
小運は時柱から数えるので、出生時刻が必要です。時刻がわからない場合、子供時代は月柱だけで見ることになります。小運の向きは大運と同じで、出発点が時柱になるだけです。
好奇心旺盛でおしゃべりな癸水の男の子
2022年5月10日 辰の刻(7〜9時)生まれ・男の子
- 日干:癸水(みずのと)。物静かで想像力が豊か。観察がとても細かいタイプです。
- 中心になる通変星:年支の寅木と月干の乙木はどちらも木で、癸水から見ると食傷(水が木を生じる)にあたり、五つのグループの中で最も重くなっています。「好奇心旺盛で表現したがる子」です。アイデアが多く「なんで?」が口ぐせ。言ってみる・やってみる機会をつくり、ルールは命令ではなく理由とセットで伝えるほうが効きます。
- 五行:木 2、火 2、土 1、金 0、水 3で、金がありません。この命式の癸水は身弱で、水を生じる金はまさに用神・喜神なので、ほどよく補うのは理にかなっています。
- 子供時代:立運(りつうん)は 10 歳。それまでは 2022 年の 丁巳 から始まる小運が一年ごとに切り替わります。最初の大運 丙午(正財)は 2031 年から始まり、この十年は小学校高学年から高校を出るころまでにあたります。
この時期の見方
- 月柱が下地:立運前は、伝統的に月柱を子供時代の背景として見ます。月柱の通変星と用神・忌神が、小さいころの環境の雰囲気をおおまかに表します。
- 小運で一年ごとのリズムを見る:小運は一年ごとに切り替わり、流年と合わせて、その年の子供の様子の参考にできます。
- いちばん大きいのは親の影響:この時期の子供はほぼ完全に家庭とともに動いています。生活リズム、一緒に過ごす時間、環境のほうが、命式のどの一文字よりもはるかに大きな影響を与えます。
古典には童限について「関殺」のような言葉を使う説もありますが、本サイトでは採らず、そうした断定もしません。調べ方が統一されておらず、親御さんに無用な心配をさせやすいからです。
子供の命式を見る
お子さんの生年月日(新暦)を入力すると、日干の気質、中心になる通変星と子育てのポイント、足りない五行(と補うべきかどうか)、何歳で立運するか、立運前の小運がわかります。計算はすべてお使いのブラウザ内で行い、データは送信されません。
生年月日は新暦で入力してください。23時以降は翌日扱い(夜子時)です。海外で夏時間の期間中に生まれた場合は、出生証明書の時刻から 1 時間引いてから入力してください(出生時刻の補正を参照)。
正直なひとこと:四柱推命は子供を理解するための鏡で、子供のために書かれた台本ではありません
子供の性格は、家庭や学校、友だちとの関わりの中でずっと形づくられていきます。四柱推命が描けるのは、その子が生まれつきどちらの方向に伸びやすいか、ということだけです。子供が「どうしてこうなのか」を理解するのにはとても役立ちますが、「将来どうなるか」を予言したり、子供の進む道を親が決めたりするのに使うのは、使いどころを間違えています。本サイトでは健康や医療には触れず、「親を剋す」といった断定もしません。本サイトの内容は参考・娯楽を目的としたものです。
お子さんは何歳で立運する?
お子さんの生年月日と出生時刻を入力すると、立運の年齢、立運前の毎年の小運、最初の大運がわかります。
立運と小運のよくある質問
子供は何歳で立運しますか?
生まれた日から前後の節気までの日数で計算し、三日を一年に換算します。本サイトの実測では平均約 6.1 歳で、半数近くは 7 歳以降でした。
小運とは何ですか?
立運までのあいだ大運の代わりに一年ごとに巡る干支で、時柱から数えます。男の子の陽年・女の子の陰年は順行、その逆は逆行で、一年ごとに切り替わります。
立運前の子供の運はどう見ますか?
伝統的には月柱を子供時代の下地とし、小運で一年ごとのリズムを見ます。ただ、この時期は命式より家庭の影響のほうがはるかに大きいものです。