通変星で見る子育て:五タイプの子供と、五通りの接し方
同じ「早く宿題しなさい」でも、すぐ動く子もいれば「なんで?」と聞き返す子もいて、友だちと競わないとやる気が出ない子もいます。四柱推命の通変星は、こうした違うやる気の源にちょうど対応しています。学業のページで紹介している五つの学び方のタイプと同じ分類を、ここでは親の目線から説明します。
五タイプの子供の一覧
| 中心の通変星 | どんな子か | つまずきやすいところ | 親の接し方のポイント | 割合 |
|---|---|---|---|---|
| 印星 | 安心感が必要で、慣れた人や物が好き。甘えん坊な面がある | 環境の変化や親と離れるときに不安になりやすく、何かあるとまず一歩引く | 生活リズムを決め、言ったことは守る。準備の時間を与え、直前で予定を変えない | 20.2% |
| 食傷 | 好奇心旺盛で質問が多く、表現するのが好き。自分の考えを持っている | 決められるのが嫌いで口答えしやすい。新しいものに気を取られて集中が続かない | ルールは理由と一緒に伝える。言ってみる・作ってみる場をつくる | 20.2% |
| 官星 | ルールを守り、正しいかどうかや評価を気にする。責任感が強い | 失敗を怖がり、プレッシャーを内にため込む。自分に厳しすぎる | 目標とルールをはっきり伝える。結果だけでなく努力をほめる | 19.4% |
| 比劫 | 仲間を大切にし、勝ち気で負けず嫌い。義理堅い | 何かと比べたがり、きょうだいや友だちとぶつかりやすい。一人だとだらけがち | 仲間と一緒に取り組ませる。比べる相手を「昨日の自分」に向ける | 20.2% |
| 財星 | 現実的で「これ何の役に立つの?」を気にする。目に見える成果が好き | 意味がないと思うことにはやる気が出ない。ごほうびに引っ張られやすい | 目標を小さく区切って進み具合を見せる。物よりも達成感をごほうびに | 19.9% |
集計方法:本サイトのエンジンで 1960〜2005 年の毎日 1 枚ずつ命式を作成し、出生時刻は固定シードの乱数で抽出、男女を交互に計算して計 16,802 枚。足りない五行は天干と地支の本気の八文字で数え、用神・忌神は本サイトの旺衰エンジンによります。
五タイプはそれぞれ約二割ずつで、どれかが「育てやすい」「育てにくい」わけではありません。同じタイプの子でも、親が合った接し方をすれば長所が伸び、合わない接し方をすると、つまずきやすいところがより目立ってきます。
好奇心旺盛でおしゃべりな癸水の男の子
2022年5月10日 辰の刻(7〜9時)生まれ・男の子
- 日干:癸水(みずのと)。物静かで想像力が豊か。観察がとても細かいタイプです。
- 中心になる通変星:年支の寅木と月干の乙木はどちらも木で、癸水から見ると食傷(水が木を生じる)にあたり、五つのグループの中で最も重くなっています。「好奇心旺盛で表現したがる子」です。アイデアが多く「なんで?」が口ぐせ。言ってみる・やってみる機会をつくり、ルールは命令ではなく理由とセットで伝えるほうが効きます。
- 五行:木 2、火 2、土 1、金 0、水 3で、金がありません。この命式の癸水は身弱で、水を生じる金はまさに用神・喜神なので、ほどよく補うのは理にかなっています。
- 子供時代:立運(りつうん)は 10 歳。それまでは 2022 年の 丁巳 から始まる小運が一年ごとに切り替わります。最初の大運 丙午(正財)は 2031 年から始まり、この十年は小学校高学年から高校を出るころまでにあたります。
親子の命式が「合わない」と感じたら
自分は官星タイプ(ルール重視)なのに、子供は食傷タイプ(ルールに挑みたがる)で、何かとぶつかる。そう気づく親御さんは少なくありません。これはどちらかの運が悪いのではなく、二つのやる気の「言語」が違うだけです。相性の良し悪しを気にするより、その子に届く伝え方を身につけるほうが役に立ちます。二人の命式の関わりは相性鑑定でも見られますが、親子関係は生まれた瞬間に決まるものではなく、一生かけて少しずつ育っていくものだということを忘れないでください。
子供の命式を見る
お子さんの生年月日(新暦)を入力すると、日干の気質、中心になる通変星と子育てのポイント、足りない五行(と補うべきかどうか)、何歳で立運するか、立運前の小運がわかります。計算はすべてお使いのブラウザ内で行い、データは送信されません。
生年月日は新暦で入力してください。23時以降は翌日扱い(夜子時)です。海外で夏時間の期間中に生まれた場合は、出生証明書の時刻から 1 時間引いてから入力してください(出生時刻の補正を参照)。
正直なひとこと:四柱推命は子供を理解するための鏡で、子供のために書かれた台本ではありません
子供の性格は、家庭や学校、友だちとの関わりの中でずっと形づくられていきます。四柱推命が描けるのは、その子が生まれつきどちらの方向に伸びやすいか、ということだけです。子供が「どうしてこうなのか」を理解するのにはとても役立ちますが、「将来どうなるか」を予言したり、子供の進む道を親が決めたりするのに使うのは、使いどころを間違えています。本サイトでは健康や医療には触れず、「親を剋す」といった断定もしません。本サイトの内容は参考・娯楽を目的としたものです。
あなたのお子さんはどのタイプ?
お子さんの生年月日を入力すると、中心になる通変星と子育てのポイント、五行と子供時代の運がわかります。
通変星で見る子育てのよくある質問
命式から子供の性格はどう読みますか?
まず日干(生まれ持った気質)を見て、次に最も重い通変星のグループ(やる気の源)を見ます。印星は安心感、食傷は好奇心と表現、官星はルール、比劫は仲間、財星は現実的で成果重視です。
いちばん育てやすいのはどのタイプですか?
ありません。五タイプはそれぞれ約二割ずつで、どのタイプにも長所とつまずきやすいところがあります。大事なのは、親が合った接し方をできるかどうかです。
親子の命式が合わないときはどうすればいいですか?
「合わない」はたいてい、やる気の言語が違うだけです。相性の良し悪しを見るより、その子に届く伝え方を身につけるほうが役に立ちます。