媽祖百首籤 第81番(屯卦)

季子歸來意氣驕,家人匍伏畏雄豪,豈知富貴榮華事,一似朝潮與暮潮。 季子が故郷に帰り、意気揚々とおごり高ぶる。家族は地に伏して、その権勢を恐れる。けれど誰が知ろう、富貴も栄華も、朝の潮と夕べの潮のようなものだと。

籤詩の原文と現代語訳

季子歸來意氣驕
季子が故郷に帰り、意気揚々とおごり高ぶる。

家人匍伏畏雄豪
家族は地に伏して、その権勢を恐れる。

豈知富貴榮華事
けれど誰が知ろう、富貴も栄華も、

一似朝潮與暮潮
朝の潮と夕べの潮のようなものだと。

籤番卦
第81番(第八十一首)屯(ちゅん)卦

校勘:第1句は大天后宮の公式サイトでは「李子歸來意氣驕」。第2句は大天后宮の公式サイトでは「家人匍仗畏豪饒」。

項目別の釈解

尋ねること釈解
仕事・試験仕事で名を上げても、おごってはいけない
功名顯達 莫得驕傲
商売謙虚さを持てば、利益は多い
謙德之柄 利益許多
妊娠・出産子の縁は細く、福を積めば長く続く
多生少養 作福長生
結婚結婚はためらいがち、朝来て夕べに去る
婚姻遲疑 朝來夕去
外出・旅前途は遠い、思いがかなったらすぐ帰る
前途遇遠 得意即回
家族時勢がよくても、さらに徳を修める
時勢縱好 更加修德
金運財は海から来るように、求めれば手に入る
財如海來 求之入手
時の運朝来て夕べに去る、時の運は並
朝來暮去 時運平常
失せ物自分で用心しても、結局失くす
自須小心 終須失脫
農作・家畜田畑の収穫は、前より後がまさる
田園收穫 後勝前期
訴訟みずから網にかかる、用心を
自投羅網 宜小心之

釈解は大天后宮の公式サイトにより、日本語は本サイトの訳です。廟の釈解にはもう一つ「疾病」の項目がありますが、本サイトでは載せていません。「妊娠・出産」の項目も昔ながらの言い回しなので、実際の妊娠・出産や体調のことは医師・助産師などの医療機関に相談してください。

意味と解説

出世して帰郷した蘇秦は意気揚々とし、家族はひれ伏して恐れました。けれど富貴は潮の満ち引きのように、朝来ては夕べに去るもの、と戒める籤です。

典故:蘇秦(そしん、字は季子)は戦国時代の遊説家です。貧しいころは家族に冷たくされましたが、六国の宰相となって帰郷すると、家族は地にひれ伏して迎えたと伝えられます。

ひとこと:うまくいっているときこそおごらないこと。富貴は長続きしません。

詩句や釈解に出てくる「寿」「長生」などの言葉は、長寿を願う昔ながらの祝い言葉(あるいは道教の修行の言い回し)で、寿命を予言するものではありません。

これは字面に沿った読み方です。あなたの問いにどう当てはまるかは、籤を引いた廟の解籤の方に尋ねるのがいちばん確かです。

籤の引き方(台湾の媽祖廟の場合)

  1. 線香をあげ、媽祖に名前・生年月日・住所を告げてから、尋ねたい一つのことをはっきり心の中で伝えます。
  2. 三日月形の木片二つ「ポエ(筊杯)」を投げ、籤を引いてよいか伺います。平らな面と丸い面が一つずつ出る「聖杯(せいはい)」が「はい」の合図です。
  3. 籤筒から竹の棒を一本引き、もう一度ポエを投げて「この番号でよいか」を確かめます。聖杯が三回続くまで確かめる廟が多く、出なければ引き直します。
  4. 番号の籤紙を受け取り、まず詩全体の意味を読み、次に釈解のうち自分の問いに合う項目を見ます。わからなければ廟の解籤の方に尋ねます。

一度に尋ねるのは一つだけ。問いが具体的なほど、籤の言葉と照らし合わせやすくなります。

よくある誤解

暗い内容の籤が出たら、その事はもうだめだ。

籤詩の多くは戒めや方向を示すものです。同じ籤でも尋ねる事柄によって意味が変わるので、釈解の中の自分の問いに当たる項目を見てください。

よい籤が出るまで、同じことを何度も引き直してよい。

習わしでは一つのことに一度だけ引きます。迷いが残るなら、廟の解籤の方に尋ねるか、しばらく時間をおいてから改めて伺います。

前の籤:第80番/次の籤:第82番

ひとこと正直に:籤詩は信仰で、現代語訳と解説は本サイトの読み方です

籤詩の原文、卦名、釈解は台南の祀典大天后宮の公式サイトを底本とし、ほかの三つの資料と一句ずつ照らし合わせています。明らかな誤字だけを改め、改めた箇所は各ページに公式サイトの原字を示しました。現代語訳・大意・解説は本サイトが字面から書いたもので、廟の正式な解釈ではありません。実際の解籤は、籤を引いた廟の解籤の方に尋ねてください。法律・医療・お金の問題は専門家に、体調がすぐれないときは医療機関に相談してください。本サイトの内容は参考・娯楽を目的としたものです。

籤詩のあとは、あなた自身の命式を

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媽祖百首籤 第81番のよくある質問

媽祖百首籤の第81番にはどんな詩が書かれていますか?

「季子歸來意氣驕,家人匍伏畏雄豪,豈知富貴榮華事,一似朝潮與暮潮」という七言四句で、屯卦が配されています。現代語にすると「季子が故郷に帰り、意気揚々とおごり高ぶる。家族は地に伏して、その権勢を恐れる。けれど誰が知ろう、富貴も栄華も、朝の潮と夕べの潮のようなものだと。」という意味です。

媽祖百首籤の第81番はどういう意味ですか?

出世して帰郷した蘇秦は意気揚々とし、家族はひれ伏して恐れました。けれど富貴は潮の満ち引きのように、朝来ては夕べに去るもの、と戒める籤です。ひとこと添えるなら、うまくいっているときこそおごらないこと。富貴は長続きしません。