媽祖百首籤 第40番(謙卦)

汝今心地不分明,枉向神前禱告頻,富貴榮華無爾分,官非口舌與逡巡。 あなたの心は今、はっきりしていない。神前でしきりに祈っても、むだなこと。富貴も栄華も、あなたの分ではない。あるのはお役所ごとと口争い、そしてためらいばかり。

籤詩の原文と現代語訳

汝今心地不分明
あなたの心は今、はっきりしていない。

枉向神前禱告頻
神前でしきりに祈っても、むだなこと。

富貴榮華無爾分
富貴も栄華も、あなたの分ではない。

官非口舌與逡巡
あるのはお役所ごとと口争い、そしてためらいばかり。

籤番卦
第40番(第四十首)謙(けん)卦

校勘:第2句は大天后宮の公式サイトでは「狂向神前禱告頻」。

項目別の釈解

尋ねること釈解
仕事・試験運が悪く時も合わない、骨折り損
運蹇時乖 枉費心力
商売道は尽き日は暮れる、商いも骨折り損
途窮日暮 徒勞經營
妊娠・出産自分の心に問う、何かわだかまりはないか
爾自問心 有何冤愆
結婚馬と牛のように、互いにかかわりがない
如同馬牛 兩不相及
外出・旅危険が目の前にある、行いが合っていない
危險當前 所行不合
家族家は寂しく、家族もしおれる
門庭冷落 丁春秋慘
金運水に映る月をすくい、海の底で針を探す
水中提月 海底摸針
時の運はっきりしている、むだ、むだ
了然了然 無用無用
失せ物巡り合わせが悪い、追っても益はない
命多駁叶 追覓無益
農作・家畜今年は利がない、来春を待つ
今歲無利 待看明春
訴訟やめるべき時にやめないと、損をする
可止不止 須防失利

釈解は大天后宮の公式サイトにより、日本語は本サイトの訳です。廟の釈解にはもう一つ「疾病」の項目がありますが、本サイトでは載せていません。「妊娠・出産」の項目も昔ながらの言い回しなので、実際の妊娠・出産や体調のことは医師・助産師などの医療機関に相談してください。

意味と解説

心が定まっていないうちは、いくら神様に祈っても通じません。富貴には縁がなく、お役所ごとや口争いが起こるおそれもある、と戒める籤です。

ひとこと:まず心のありようを正してから、願いごとをしましょう。

これは字面に沿った読み方です。あなたの問いにどう当てはまるかは、籤を引いた廟の解籤の方に尋ねるのがいちばん確かです。

籤の引き方(台湾の媽祖廟の場合)

  1. 線香をあげ、媽祖に名前・生年月日・住所を告げてから、尋ねたい一つのことをはっきり心の中で伝えます。
  2. 三日月形の木片二つ「ポエ(筊杯)」を投げ、籤を引いてよいか伺います。平らな面と丸い面が一つずつ出る「聖杯(せいはい)」が「はい」の合図です。
  3. 籤筒から竹の棒を一本引き、もう一度ポエを投げて「この番号でよいか」を確かめます。聖杯が三回続くまで確かめる廟が多く、出なければ引き直します。
  4. 番号の籤紙を受け取り、まず詩全体の意味を読み、次に釈解のうち自分の問いに合う項目を見ます。わからなければ廟の解籤の方に尋ねます。

一度に尋ねるのは一つだけ。問いが具体的なほど、籤の言葉と照らし合わせやすくなります。

よくある誤解

暗い内容の籤が出たら、その事はもうだめだ。

籤詩の多くは戒めや方向を示すものです。同じ籤でも尋ねる事柄によって意味が変わるので、釈解の中の自分の問いに当たる項目を見てください。

よい籤が出るまで、同じことを何度も引き直してよい。

習わしでは一つのことに一度だけ引きます。迷いが残るなら、廟の解籤の方に尋ねるか、しばらく時間をおいてから改めて伺います。

前の籤:第39番/次の籤:第41番

ひとこと正直に:籤詩は信仰で、現代語訳と解説は本サイトの読み方です

籤詩の原文、卦名、釈解は台南の祀典大天后宮の公式サイトを底本とし、ほかの三つの資料と一句ずつ照らし合わせています。明らかな誤字だけを改め、改めた箇所は各ページに公式サイトの原字を示しました。現代語訳・大意・解説は本サイトが字面から書いたもので、廟の正式な解釈ではありません。実際の解籤は、籤を引いた廟の解籤の方に尋ねてください。法律・医療・お金の問題は専門家に、体調がすぐれないときは医療機関に相談してください。本サイトの内容は参考・娯楽を目的としたものです。

籤詩のあとは、あなた自身の命式を

生年月日を入れるだけで、四柱推命の命式を無料で出せます。五行のバランスや通変星がわかります。

媽祖百首籤 第40番のよくある質問

媽祖百首籤の第40番にはどんな詩が書かれていますか?

「汝今心地不分明,枉向神前禱告頻,富貴榮華無爾分,官非口舌與逡巡」という七言四句で、謙卦が配されています。現代語にすると「あなたの心は今、はっきりしていない。神前でしきりに祈っても、むだなこと。富貴も栄華も、あなたの分ではない。あるのはお役所ごとと口争い、そしてためらいばかり。」という意味です。

媽祖百首籤の第40番はどういう意味ですか?

心が定まっていないうちは、いくら神様に祈っても通じません。富貴には縁がなく、お役所ごとや口争いが起こるおそれもある、と戒める籤です。ひとこと添えるなら、まず心のありようを正してから、願いごとをしましょう。