媽祖百首籤 第39番(師卦)
我本慈帆大士身,扶危救苦濟紅塵,吉凶禍福雖前定,善念一萌神鬼欽。 わたしはもとより慈悲の帆を張る大士。危うい人を助け、苦しむ人を救って俗世を渡す。吉凶禍福はあらかじめ定まっていても、善い思いがひとつ芽生えれば、神も鬼も敬う。
籤詩の原文と現代語訳
我本慈帆大士身
わたしはもとより慈悲の帆を張る大士。
扶危救苦濟紅塵
危うい人を助け、苦しむ人を救って俗世を渡す。
吉凶禍福雖前定
吉凶禍福はあらかじめ定まっていても、
善念一萌神鬼欽
善い思いがひとつ芽生えれば、神も鬼も敬う。
| 籤番 | 卦 |
|---|---|
| 第39番(第三十九首) | 師(し)卦 |
項目別の釈解
| 尋ねること | 釈解 |
|---|---|
| 仕事・試験 | 徳を根本に、世に出る望みがある 德性為本 掌顯有望 |
| 商売 | 欲張らず競わず、守れば成る 莫貪莫競 且守且成 |
| 妊娠・出産 | 跡継ぎは仏の加護に頼る 嫡後嗣續 仗佛扶持 |
| 結婚 | 女は節を慕い、男は才と善を見習う 女慕貞烈 男效才良 |
| 外出・旅 | 苦難を越えて、晴れて故郷に帰る 歷盡艱難 得意回鄉 |
| 家族 | よいことは縁にまかせ、禍が去り福が来る 好事隨緣 禍去福來 |
| 金運 | 心が明るければ、求めれば得られる 心地光明 求之必得 |
| 時の運 | 財は豊かだが、時の運は並 財多豐饒 時運平常 |
| 失せ物 | 根気よく探せば、きっと戻る 辛勤查之 必有回籠 |
| 農作・家畜 | 作物は茂り、家畜も盛ん 禾黍成蔭 六畜大旺 |
| 訴訟 | 助けてくれる人があり、何事も大吉 貴人有錠 事事大吉 |
釈解は大天后宮の公式サイトにより、日本語は本サイトの訳です。廟の釈解にはもう一つ「疾病」の項目がありますが、本サイトでは載せていません。「妊娠・出産」の項目も昔ながらの言い回しなので、実際の妊娠・出産や体調のことは医師・助産師などの医療機関に相談してください。
意味と解説
慈悲深い観音大士は、危うい人を助け苦しむ人を救います。吉凶に定めがあっても、ひとつの善い思いは神も鬼も敬う、という籤です。
典故:大士(だいし)は観音菩薩のことです。媽祖廟の籤ですが、台湾の廟では媽祖と観音をともに祀ることがよくあります。
ひとこと:善い思いをひとつ起こすことが、運が変わる始まりです。
これは字面に沿った読み方です。あなたの問いにどう当てはまるかは、籤を引いた廟の解籤の方に尋ねるのがいちばん確かです。
籤の引き方(台湾の媽祖廟の場合)
- 線香をあげ、媽祖に名前・生年月日・住所を告げてから、尋ねたい一つのことをはっきり心の中で伝えます。
- 三日月形の木片二つ「ポエ(筊杯)」を投げ、籤を引いてよいか伺います。平らな面と丸い面が一つずつ出る「聖杯(せいはい)」が「はい」の合図です。
- 籤筒から竹の棒を一本引き、もう一度ポエを投げて「この番号でよいか」を確かめます。聖杯が三回続くまで確かめる廟が多く、出なければ引き直します。
- 番号の籤紙を受け取り、まず詩全体の意味を読み、次に釈解のうち自分の問いに合う項目を見ます。わからなければ廟の解籤の方に尋ねます。
一度に尋ねるのは一つだけ。問いが具体的なほど、籤の言葉と照らし合わせやすくなります。
よくある誤解
暗い内容の籤が出たら、その事はもうだめだ。
籤詩の多くは戒めや方向を示すものです。同じ籤でも尋ねる事柄によって意味が変わるので、釈解の中の自分の問いに当たる項目を見てください。
よい籤が出るまで、同じことを何度も引き直してよい。
習わしでは一つのことに一度だけ引きます。迷いが残るなら、廟の解籤の方に尋ねるか、しばらく時間をおいてから改めて伺います。
ひとこと正直に:籤詩は信仰で、現代語訳と解説は本サイトの読み方です
籤詩の原文、卦名、釈解は台南の祀典大天后宮の公式サイトを底本とし、ほかの三つの資料と一句ずつ照らし合わせています。明らかな誤字だけを改め、改めた箇所は各ページに公式サイトの原字を示しました。現代語訳・大意・解説は本サイトが字面から書いたもので、廟の正式な解釈ではありません。実際の解籤は、籤を引いた廟の解籤の方に尋ねてください。法律・医療・お金の問題は専門家に、体調がすぐれないときは医療機関に相談してください。本サイトの内容は参考・娯楽を目的としたものです。
籤詩のあとは、あなた自身の命式を
生年月日を入れるだけで、四柱推命の命式を無料で出せます。五行のバランスや通変星がわかります。
媽祖百首籤 第39番のよくある質問
媽祖百首籤の第39番にはどんな詩が書かれていますか?
「我本慈帆大士身,扶危救苦濟紅塵,吉凶禍福雖前定,善念一萌神鬼欽」という七言四句で、師卦が配されています。現代語にすると「わたしはもとより慈悲の帆を張る大士。危うい人を助け、苦しむ人を救って俗世を渡す。吉凶禍福はあらかじめ定まっていても、善い思いがひとつ芽生えれば、神も鬼も敬う。」という意味です。
媽祖百首籤の第39番はどういう意味ですか?
慈悲深い観音大士は、危うい人を助け苦しむ人を救います。吉凶に定めがあっても、ひとつの善い思いは神も鬼も敬う、という籤です。ひとこと添えるなら、善い思いをひとつ起こすことが、運が変わる始まりです。