媽祖百首籤 第33番(明夷卦)

甜言巧語似開懷,纔入牢籠撥不開,酒色錢財宜早戒,貪求不免有非災。 甘い言葉と巧みな口は、打ち解けたように見えるが、いったん籠に入れば、抜け出せない。酒と色と金銭は、早くから戒めなさい。欲張れば、思わぬ災いは避けられない。

籤詩の原文と現代語訳

甜言巧語似開懷
甘い言葉と巧みな口は、打ち解けたように見えるが、

纔入牢籠撥不開
いったん籠に入れば、抜け出せない。

酒色錢財宜早戒
酒と色と金銭は、早くから戒めなさい。

貪求不免有非災
欲張れば、思わぬ災いは避けられない。

籤番卦
第33番(第三十三首)明夷(めいい)卦

白沙屯系統の第33番

白沙屯拱天宮(苗栗県)や港湖天元宮などで使われる百首籤は、第25番から第36番までの十二首が別の詩になっています。そちらの系統では、この番号は次の詩です。

寶物原來密密藏
宝はもともと奥深くしまってあったのに、

被人暗損費周章
人にこっそり損なわれ、手間をかける。

果然失脫增煩惱
案の定なくして、悩みが増えるが、

若待尋時在近方
探すなら、近いところにある。

それらの廟で籤を引いた場合は、その廟の籤詩に従ってください。

項目別の釈解

尋ねること釈解
仕事・試験望んでも無駄、何も成らない
何必妄想 一事無成
商売品物は散り、散財しても益はない
貨物消散 百散無益
妊娠・出産前もって戒め、禍の種をつくらない
戒之在先 免生禍胎
結婚海中の三つの山のよう、離れて合わない
海中三山 離而不合
外出・旅駆け回っても無駄、みずから悩みを招く
空勞奔走 自惹憂愁
家族年にも月にも障り、振るわない
年災月晦 難免稀微
金運財に縁がなく、損が続く
命無財祿 連逢破財
時の運定めによるもので、求めるのは難しい
命卻註定 實是難求
失せ物海に沈んだ石、探さなくてよい
石沈大海 不必找尋
農作・家畜何事もほどほどに、欲張らない
凡事知足 不必過求
訴訟相手が強くこちらは弱い、悲しみは避けにくい
彼強吾弱 焉能無悲

釈解は大天后宮の公式サイトにより、日本語は本サイトの訳です。廟の釈解にはもう一つ「疾病」の項目がありますが、本サイトでは載せていません。「妊娠・出産」の項目も昔ながらの言い回しなので、実際の妊娠・出産や体調のことは医師・助産師などの医療機関に相談してください。

意味と解説

甘い言葉は誠実そうに見えても、罠にはまれば抜け出せません。酒・色・金銭への欲は早めに戒めること。欲張れば必ず災いを招く、と戒める籤です。

ひとこと:聞こえのよすぎる話には用心し、欲につけこまれないように。

これは字面に沿った読み方です。あなたの問いにどう当てはまるかは、籤を引いた廟の解籤の方に尋ねるのがいちばん確かです。

籤の引き方(台湾の媽祖廟の場合)

  1. 線香をあげ、媽祖に名前・生年月日・住所を告げてから、尋ねたい一つのことをはっきり心の中で伝えます。
  2. 三日月形の木片二つ「ポエ(筊杯)」を投げ、籤を引いてよいか伺います。平らな面と丸い面が一つずつ出る「聖杯(せいはい)」が「はい」の合図です。
  3. 籤筒から竹の棒を一本引き、もう一度ポエを投げて「この番号でよいか」を確かめます。聖杯が三回続くまで確かめる廟が多く、出なければ引き直します。
  4. 番号の籤紙を受け取り、まず詩全体の意味を読み、次に釈解のうち自分の問いに合う項目を見ます。わからなければ廟の解籤の方に尋ねます。

一度に尋ねるのは一つだけ。問いが具体的なほど、籤の言葉と照らし合わせやすくなります。

よくある誤解

暗い内容の籤が出たら、その事はもうだめだ。

籤詩の多くは戒めや方向を示すものです。同じ籤でも尋ねる事柄によって意味が変わるので、釈解の中の自分の問いに当たる項目を見てください。

よい籤が出るまで、同じことを何度も引き直してよい。

習わしでは一つのことに一度だけ引きます。迷いが残るなら、廟の解籤の方に尋ねるか、しばらく時間をおいてから改めて伺います。

前の籤:第32番/次の籤:第34番

ひとこと正直に:籤詩は信仰で、現代語訳と解説は本サイトの読み方です

籤詩の原文、卦名、釈解は台南の祀典大天后宮の公式サイトを底本とし、ほかの三つの資料と一句ずつ照らし合わせています。明らかな誤字だけを改め、改めた箇所は各ページに公式サイトの原字を示しました。現代語訳・大意・解説は本サイトが字面から書いたもので、廟の正式な解釈ではありません。実際の解籤は、籤を引いた廟の解籤の方に尋ねてください。法律・医療・お金の問題は専門家に、体調がすぐれないときは医療機関に相談してください。本サイトの内容は参考・娯楽を目的としたものです。

籤詩のあとは、あなた自身の命式を

生年月日を入れるだけで、四柱推命の命式を無料で出せます。五行のバランスや通変星がわかります。

媽祖百首籤 第33番のよくある質問

媽祖百首籤の第33番にはどんな詩が書かれていますか?

「甜言巧語似開懷,纔入牢籠撥不開,酒色錢財宜早戒,貪求不免有非災」という七言四句で、明夷卦が配されています。現代語にすると「甘い言葉と巧みな口は、打ち解けたように見えるが、いったん籠に入れば、抜け出せない。酒と色と金銭は、早くから戒めなさい。欲張れば、思わぬ災いは避けられない。」という意味です。

媽祖百首籤の第33番はどういう意味ですか?

甘い言葉は誠実そうに見えても、罠にはまれば抜け出せません。酒・色・金銭への欲は早めに戒めること。欲張れば必ず災いを招く、と戒める籤です。ひとこと添えるなら、聞こえのよすぎる話には用心し、欲につけこまれないように。