媽祖百首籤 第31番(復卦)

寒窓儒士遇昌時,天日清明奴隸知,朝野和歡魚鳥樂,狀元拜相慶雍熙。 寒い窓辺の書生が、栄える時代にめぐり会う。空は晴れわたり、下働きの者さえそれを知る。朝廷も民も和み、魚も鳥も楽しむ。首席で合格し宰相となり、太平の世を祝う。

籤詩の原文と現代語訳

寒窓儒士遇昌時
寒い窓辺の書生が、栄える時代にめぐり会う。

天日清明奴隸知
空は晴れわたり、下働きの者さえそれを知る。

朝野和歡魚鳥樂
朝廷も民も和み、魚も鳥も楽しむ。

狀元拜相慶雍熙
首席で合格し宰相となり、太平の世を祝う。

籤番卦
第31番(第三十一首)復(ふく)卦

白沙屯系統の第31番

白沙屯拱天宮(苗栗県)や港湖天元宮などで使われる百首籤は、第25番から第36番までの十二首が別の詩になっています。そちらの系統では、この番号は次の詩です。

神明感格在虔誠
神様が心を動かすのは、真心あってこそ。

爾未誠心禱豈靈
誠がないのに祈っても、どうして霊験があろう。

速向隱微求改悔
急いで人知れぬ心の奥から悔い改めなさい。

免教旦夕禍災生
朝な夕なに災いが起きないように。

それらの廟で籤を引いた場合は、その廟の籤詩に従ってください。

項目別の釈解

尋ねること釈解
仕事・試験首席を独り占め、富貴栄華
獨占鰲頭 富貴榮華
商売苦労をいとわなければ、陶朱公に並ぶ富
不辭勞苦 富匹陶朱
妊娠・出産苦難を越えて、天がよい子を授ける
艱難過盡 天賜麟兒
結婚自分の足で立てれば、よい妻に恵まれる
能自樹立 必得賢妻
外出・旅誠実に礼を尽くせば、どこへでも行ける
忠信篤敬 蠻貊可行
家族徳のある家、よい里、喜びに満ちる
德門仁里 吉慶有裕
金運黄金が箱に満ち、財の星が盛ん
黃金滿嬴 財星旺盛
時の運財は日ごとに増え、利の道が通じる
財源日增 利路亨通
失せ物すぐ目の前にある、決して失くさない
只在眼前 百無一失
農作・家畜家畜は盛ん、五穀も実る
六畜旺盛 五穀豐稔
訴訟心穏やかにすれば、必ず勝てる
心平氣和 必可獲勝

釈解は大天后宮の公式サイトにより、日本語は本サイトの訳です。廟の釈解にはもう一つ「疾病」の項目がありますが、本サイトでは載せていません。「妊娠・出産」の項目も昔ながらの言い回しなので、実際の妊娠・出産や体調のことは医師・助産師などの医療機関に相談してください。

意味と解説

苦学してきた人が、ちょうどよい時代にめぐり会いました。世は明るく、上も下も和やかで、試験に通り大役を任される喜びがある籤です。

ひとこと:よい時が来ました。努力はきっと見てもらえます。

これは字面に沿った読み方です。あなたの問いにどう当てはまるかは、籤を引いた廟の解籤の方に尋ねるのがいちばん確かです。

籤の引き方(台湾の媽祖廟の場合)

  1. 線香をあげ、媽祖に名前・生年月日・住所を告げてから、尋ねたい一つのことをはっきり心の中で伝えます。
  2. 三日月形の木片二つ「ポエ(筊杯)」を投げ、籤を引いてよいか伺います。平らな面と丸い面が一つずつ出る「聖杯(せいはい)」が「はい」の合図です。
  3. 籤筒から竹の棒を一本引き、もう一度ポエを投げて「この番号でよいか」を確かめます。聖杯が三回続くまで確かめる廟が多く、出なければ引き直します。
  4. 番号の籤紙を受け取り、まず詩全体の意味を読み、次に釈解のうち自分の問いに合う項目を見ます。わからなければ廟の解籤の方に尋ねます。

一度に尋ねるのは一つだけ。問いが具体的なほど、籤の言葉と照らし合わせやすくなります。

よくある誤解

暗い内容の籤が出たら、その事はもうだめだ。

籤詩の多くは戒めや方向を示すものです。同じ籤でも尋ねる事柄によって意味が変わるので、釈解の中の自分の問いに当たる項目を見てください。

よい籤が出るまで、同じことを何度も引き直してよい。

習わしでは一つのことに一度だけ引きます。迷いが残るなら、廟の解籤の方に尋ねるか、しばらく時間をおいてから改めて伺います。

前の籤:第30番/次の籤:第32番

ひとこと正直に:籤詩は信仰で、現代語訳と解説は本サイトの読み方です

籤詩の原文、卦名、釈解は台南の祀典大天后宮の公式サイトを底本とし、ほかの三つの資料と一句ずつ照らし合わせています。明らかな誤字だけを改め、改めた箇所は各ページに公式サイトの原字を示しました。現代語訳・大意・解説は本サイトが字面から書いたもので、廟の正式な解釈ではありません。実際の解籤は、籤を引いた廟の解籤の方に尋ねてください。法律・医療・お金の問題は専門家に、体調がすぐれないときは医療機関に相談してください。本サイトの内容は参考・娯楽を目的としたものです。

籤詩のあとは、あなた自身の命式を

生年月日を入れるだけで、四柱推命の命式を無料で出せます。五行のバランスや通変星がわかります。

媽祖百首籤 第31番のよくある質問

媽祖百首籤の第31番にはどんな詩が書かれていますか?

「寒窓儒士遇昌時,天日清明奴隸知,朝野和歡魚鳥樂,狀元拜相慶雍熙」という七言四句で、復卦が配されています。現代語にすると「寒い窓辺の書生が、栄える時代にめぐり会う。空は晴れわたり、下働きの者さえそれを知る。朝廷も民も和み、魚も鳥も楽しむ。首席で合格し宰相となり、太平の世を祝う。」という意味です。

媽祖百首籤の第31番はどういう意味ですか?

苦学してきた人が、ちょうどよい時代にめぐり会いました。世は明るく、上も下も和やかで、試験に通り大役を任される喜びがある籤です。ひとこと添えるなら、よい時が来ました。努力はきっと見てもらえます。