月老霊籤 第62番(上上大吉)
嘉耦曰配。 よき連れ合いを「配」という。
籤の原文と現代語訳
嘉耦曰配
よき連れ合いを「配」という。
| 籤番 | 等級 | 出典 |
|---|---|---|
| 第62番(第六十二籤) | 上上大吉(最もよい) | 『春秋左氏伝』桓公二年 《左傳・桓公二年》 |
校勘:『左伝』の原文は「嘉耦曰妃」。「妃」と「配」は古くは通用。
典故:原典は何を語っているか
晋の大夫・師服は、よい連れ合いを「妃(配)」と呼び、仲の悪い連れ合いを「仇」と呼ぶ、と述べています。
この言葉は、晋(しん)の大夫・師服(しふく)の議論から出ています。晋の穆侯(ぼくこう)の夫人・姜氏には二人の息子が生まれました。太子が生まれた年、晋はちょうど条(じょう)の役を戦っていたので、「仇」(きゅう)と名づけました。弟は千畝(せんぽ)の戦いの年に生まれたので、「成師」(せいし)と名づけました。師服はそれを聞いて、おかしなことだとはっきり言いました。名とは道理を明らかにするためのもので、「妃」と「仇」の意味は昔から決まっている。いま君主は太子を仇と呼び、弟のほうをかえって成師と呼んだ。これは乱の前触れで、兄の系統はおそらく衰えるだろう、と。
その後、太子は即位して晋の文侯となり、文侯の子の昭侯は成師を曲沃(きょくよく)に封じて、桓叔(かんしゅく)と呼びました。曲沃の一族はしだいに力をつけ、都の翼城と六十年あまりにわたって争い、最後には桓叔の孫の武公が嫡流に取って代わって、師服の言葉が的中しました。嘉耦曰妃(嘉耦(かぐう)を妃と曰う=よき連れ合いを「妃」という)の一句は、もともと名前について論じるためのものでしたが、古人がよき縁についてもっとも簡潔に述べた言葉として残りました。
意味
申し分のない、天が定めた似合いの二人です。
ひとこと:相手を大切にし、自分も相手にとってのよき連れ合いになりましょう。
これは籤の文句と原典に沿った読み方です。あなたの問いにどう当てはまるかは、籤を引いた廟の解籤の方に尋ねるのがいちばん確かです。
月下老人に籤を願う手順(台湾の廟の場合)
- 月下老人(月老)は、城隍廟や媽祖廟(天后宮)などの脇殿に祀られていることが多い神様です。廟の順路に従って、まず主神にお参りしてから月老の前へ進みます。
- 月老に名前・生年月日・住所を告げ、いまの恋愛の状況と、尋ねたい一つのことを伝えます(たとえば「この関係は長続きしますか」「いつ相手に出会えますか」)。
- 三日月形の木片二つ「ポエ(筊杯)」を投げ、籤を引いてよいか伺います。平らな面と丸い面が一つずつ出る「聖杯(せいはい)」が「はい」の合図です。竹の棒を一本引いたら、もう一度ポエを投げて「この番号でよいか」を確かめます。聖杯が三回続くまで確かめる廟が多く、出なければ引き直します。
- 番号の籤紙を受け取ります。月老籤の文句は古典の原文なので、意味はもとの文脈と合わせて読むのが基本です。わからなければ廟の解籤の方に尋ねます。
一度に尋ねるのは一つだけ。問いが具体的なほど、籤の言葉と照らし合わせやすくなります。月老籤は縁結び・恋愛専用の籤なので、ほかのことは廟の一般の籤詩で伺います。
よくある誤解
「下」の籤が出たら、この恋はもう望みがない。
等級は大まかな方向にすぎません。月老籤の多くは心構えややり方を戒めるもので、同じ籤でも尋ねる事柄によって意味が変わります。
よい籤が出るまで、同じことを何度も引き直してよい。
習わしでは一つのことに一度だけ引きます。迷いが残るなら、廟の解籤の方に尋ねるか、しばらく時間をおいてから改めて伺います。
ひとこと正直に:籤は信仰で、現代語訳と解説は本サイトの読み方です
籤の原文は、ネット上に流布する三つの版を比べたうえで、『詩経』・四書・『春秋左氏伝』・『西廂記』などの原典と一句ずつ照らし合わせています。明らかな写し間違いだけを改め、改めた箇所は各ページに流布本の字を示しました。等級は流布本に従い、本サイトが独自に吉凶を判断することはしません。現代語訳・典故の解説・意味・ひとことは本サイトが籤と原典から書いたもので、廟の正式な解籤ではありません。実際の解釈は、籤を引いた廟の解籤の方に尋ねてください。恋愛以外の法律・医療・お金の問題は専門家に相談してください。本サイトの内容は参考・娯楽を目的としたものです。
籤のあとは、二人の命式を
二人の生年月日を入れるだけで、四柱推命の相性鑑定が無料でできます。五行の補い合い、日柱の相性、付き合い方のポイントがわかります。
月老霊籤 第62番のよくある質問
月老霊籤の第62番には何と書かれていますか?
「嘉耦曰配。」という文句で、現代語にすると「よき連れ合いを「配」という。」という意味です。等級は上上大吉、出典は『春秋左氏伝』桓公二年です。
月老霊籤の第62番はどういう意味ですか?
申し分のない、天が定めた似合いの二人です。ひとこと添えるなら、相手を大切にし、自分も相手にとってのよき連れ合いになりましょう。