牡牛座の月:感情・安心感・恋愛

安定となじみのものが必要です。おいしいものを食べ、よく眠り、物があるべき場所にあれば心が落ち着きます。急な変化は苦手で、プレッシャーを感じると決まった日課に戻ろうとします。愛着も長続きしますが、傷も長く残ります。月は個人天体で、ホロスコープでは感情、安心感、習慣、そして人を世話し、世話されるときのやり方を表します。このページでは牡牛座の月の核になる姿から、「感情の欲求と安心感」「ストレスがかかったとき」「親密な関係と家庭で」までを書き、本サイトで計算した数字(この配置の多さと1回の滞在期間)も載せています。

牡牛座の月の基本データ

項目牡牛座の月
月が表すもの感情、安心感、習慣、そして人を世話し、世話されるときのやり方
星座牡牛座:地のエレメント・不動宮、支配星は金星
品位高揚(この天体が素直に力を出せる位置)
月の滞在期間月に一度、毎回約2.3日
1950〜2030年生まれ約8.3%が牡牛座の月

牡牛座の月の核心

古典占星術では、牡牛座は月が高揚(エグザルテーション)する星座とされます。月がここでは特に心地よく、安定して力を発揮できるという意味です。月が求めるのは安らぎと滋養で、牡牛座は金星を支配星とする地のエレメントの不動宮。大切にするのは、目に見えて手でふれられる安定と楽しみです。ふたつの向きはほとんど同じだと言えます。牡牛座の月の人が安心しているかどうかは、とても生活に近いところに表れます。三度の食事をきちんととれているか、布団の寝心地はいいか、いつものマグカップがいつもの場所にあるか。そうした小さなことが整えば、気持ちも自然と落ち着きます。

この安定には裏の面もあります。不動宮は変化を好まず、牡牛座の月は予定の急な変更や引っ越し、上司の交代といった出来事に強く反応します。慣れるまでに人より少し時間が必要です。愛情も同じで、ゆっくり心を預け、預けたら長く続きます。人にも物にも愛着が深いタイプです。そのぶん傷も簡単には手放せません。表面は何事もなさそうでも、心についた跡は長く残り、時間をかけて少しずつすり減らしていくしかありません。面と向かって責めることはめったになく、ただその相手に対して、少しずつ距離を置くようになります。

感情の欲求と安心感

牡牛座の月を安心させるのは、たいてい体で先に感じられるものです。湯気の立つ家庭料理、干したての布団、足りている預金残高。毎日だいたい同じ時間に起きて、食べて、休む。先の見える生活のリズムがあれば、心は慌てません。愛情も具体的なかたちで受け取りたい人です。行きつけの店のどのメニューが好きかを覚えていてくれる、雨の日に傘を一本多く持ってきてくれる。そういうことのほうが、甘い言葉を並べられるより、大事にされていると感じさせてくれます。

ストレスがかかったとき

ストレスがかかったとき、牡牛座の月がまずするのは守りを固めることです。急いで何かを変えるより、なじんだ生活をしっかりつかみ直します。決まった時間に食べて寝る日課に戻る人もいれば、好きなものを食べに行ったり、家にこもって外に出たくなくなったりする人もいます。こうしてゆっくり立て直していけるのはよいのですが、ストレスが長引くと頑固さに変わりやすいのが注意点です。状況がもう変わっているのに元のやり方にこだわり、人の助言も耳に入らず、自分で納得するまで動かなくなります。

親密な関係と家庭で

親密な関係では、とても頼りになるパートナーです。約束したことは守り、記念日も覚えていて、けんかで感情が爆発するような場面もあまりありません。ただ、一度決めたことはなかなか覆らないので、相手は壁に向かって話しているような気分になることもあります。家では心地よさと秩序を大切にし、自分がくつろげるように部屋を整え、食事の支度も引き受けがちです。喜ばせたいなら、サプライズを用意するより、一緒においしいごはんをゆっくり食べるほうが確実です。

牡牛座の月の男性と女性

牡牛座の月の男性

月が牡牛座の男性が思い描くパートナーは、穏やかで地に足がつき、暮らしを大切にできる人であることが多いでしょう。一緒に小さな家庭を心地よく整えていける相手です。本人も感情が安定していて浮き沈みが少なく、恋愛でも慎重で、長く様子を見てからでないと決めません。そのかわり、心に決めればとても一途で、住まいや貯蓄、暮らしの質といった目に見えるもので家族を支えようとします。気持ちを言葉にするのは苦手なので、よく愛情表現を聞きたいパートナーは、「言うより行動で示す人」だと理解しておくとよいでしょう。

牡牛座の月の女性

月が牡牛座の女性は自分をいたわるのが上手で、人の体の心地よさにもよく気がつきます。家の食事や衣類、インテリアは、彼女が丁寧に選んだものであることが多いはずです。求めるのは安定で、関係が落ち着き、暮らしの土台があることが、惜しみなく尽くすための前提になります。母親になると、子どもにきちんと食べさせ、暖かく着せ、生活リズムを整えるタイプで、「この人がいれば大丈夫」という安心感をまわりに与えます。ただ変化に慣れるのに時間がかかるので、パートナーは大きなことを決める前に、先に相談しておくとうまくいきます。

伝統的な占星術では月を男女に分けて語ることが多く、ここではよくある説明をまとめました。実際にはホロスコープ全体を見るもので、性別はひとつの視点にすぎません。

牡牛座の月の長所

牡牛座の月の盲点

牡牛座の月の人へのアドバイス

あなたの安定感は、多くの人がうらやむ強みです。ただ、それが動かない理由にならないようにしましょう。どうしても変わらなければならないときは、大きな変化をいくつかの小さなステップに分けて、少しずつ進めてみてください。体も心もついてきやすくなります。気持ちを言葉にすることも忘れずに。あなたがしていることの多くは、まわりには意外と見えていません。ときどき「実はすごく気にしているんだ」と伝えるだけで、関係はぐっと近くなります。

牡牛座の月はどれくらい多い?

8.3%1950〜2030年生まれで月が牡牛座にある人の割合(12星座の平均は約8.3%)
2.3日月が牡牛座に1回とどまる平均期間

1950〜2030年の毎日、台北時間正午で本サイトのエンジンが計算(月の滞在期間は2時間ごとに計算)。

月は約27.6日で12星座をひと回りし、牡牛座にいるのは平均2.3日だけです。同じ日に生まれても、朝生まれと夜生まれで月星座が違うことがあるので、月星座には出生時刻が欠かせません。月が星座を移る日に生まれて時刻がはっきりしない場合は、両方の星座を読んでみてください。

12星座の月

牡羊座・牡牛座・双子座・蟹座・獅子座・乙女座・天秤座・蠍座・射手座・山羊座・水瓶座・魚座

牡牛座にあるほかの天体

太陽・月・水星・金星・火星・木星・土星・天王星・海王星・冥王星

太陽が牡牛座にあることが、ふつう言う「牡牛座生まれ」です。牡牛座をご覧ください。天体の星座はハウスと合わせて読むもので、ホロスコープ詳細解読で両方を確かめられます。天体×星座の一覧へ戻る

ひとこと:ひとつの天体はホロスコープの一部にすぎません

このページは、この天体がこの星座にあるときに占星術の伝統でよく語られる傾向をまとめたもので、科学的な結論ではありません。同じ配置の人でも、太陽・月・アセンダントやほかの天体はそれぞれ違い、この天体が入るハウスやアスペクトによっても表れ方は大きく変わります。自分に当てはまらないところがあるのは自然なことで、ホロスコープ全体を見るほうがずっと正確です。本サイトの内容は参考・娯楽としてお読みください。健康・投資・法律のことは専門家にご相談ください。

完全なホロスコープを作ってみる

自分の天体がそれぞれどの星座・どのハウスにあるか知りたいときは、生年月日、出生時刻、出生地を入れれば、10天体、12ハウス、アスペクトが一度に出て、配置ごとの解説もつきます。計算はすべてお使いのブラウザ内で行われます。

牡牛座の月のよくある質問

月星座が牡牛座の人は頑固ですか?

感情や生活習慣の面では、たしかに頑固なところがあります。月が不動宮にあるため、なじみのあること、先の読めることを好み、急にやり方を変えるよう言われると、まず抵抗するのが自然な反応です。けれどもその頑固さの奥にあるのは、安心感を守りたいという気持ちです。時間をあげて理由をきちんと説明すれば、たいていは少しずつ受け入れてくれますし、受け入れたあとは徹底してやり通します。

牡牛座の月はなぜよい配置と言われるのですか?

月が牡牛座で高揚するとされるからです。月は安定を求め、牡牛座はまさにその安定を与える星座です。これは人生が必ず順調だという意味ではありません。自分の気持ちの整え方が自然で、食べること、眠ること、身近ななじみのものが自分を立て直してくれると知っているため、感情の渦から抜け出せなくなることが比較的少ない、ということです。

自分の月が牡牛座かどうかはどうやってわかりますか?

生年月日と出生時刻が必要です。月は2日あまりで星座を移り、1日のうちに次の星座へ入ることもあるので、誕生日だけでは決まらないことがあります。出生時刻を入れて月星座の計算かホロスコープ作成で確かめてください。

牡牛座の月はよい配置ですか?

牡牛座の月は高揚(エグザルテーション)です。自分の家ではないものの、いちばん歓迎される客のような位置で、牡牛座の性質が月のよい面を引き出します。ただし品位よりも、ハウスとアスペクトのほうが大きく影響します。