月のハウス別の意味:第1〜第12ハウス

月はプライベートの自分です。自分をどういたわるか、何があれば安心できるか。身近な人ほど、太陽より月のほうのあなたを見ています。月がどのハウスにあるかは、この力がおもに人生のどの領域で使われるかを表します。まず12の配置を表で比べ、それぞれの詳しいページへ進めるようにしました。

12ハウスの月:ひとこと解説

ハウスこのハウスが扱う領域ここにある月台北での割合
第1ハウス自分、外見、第一印象気持ちが顔に出て、気分がそのまま外での振る舞いに表れます。環境の変化に敏感です。8.6%
第2ハウスお金、資源、価値観安心感がお金や貯えと結びついていて、手元に余裕があると心が落ち着きます。7.6%
第3ハウスコミュニケーション、学び、きょうだい、近距離の移動話すこと、交流することで気持ちを整えます。落ち込んだら誰かと話したくなり、きょうだいやご近所と親しいことが多い配置です。8.3%
第4ハウス家庭、ルーツ、心の安心感月が本来の場所に戻った配置。家は充電の場で、家族への思いが強く、住まいには安心できることを求めます。8.2%
第5ハウス恋愛、創造、遊び、子ども認めてもらうこと、遊びや創作で気持ちを発散することを必要とします。感情表現はおおらかで、子どもと縁があります。8.5%
第6ハウス日々の仕事、習慣、奉仕規則正しい生活と、物事をきちんとこなすことで気持ちが安定します。ストレスが強いと不安になり、細かいところが気になりがちです。8%
第7ハウスパートナー、協力、一対一の関係気持ちがパートナーと強く結びつき、安定した関係を強く求めます。相手の気分もそのままあなたに響きます。8.7%
第8ハウス共有の資源、親密さ、変容感情が濃く深く、本当の信頼と親密さを必要とします。失うことに敏感です。8.8%
第9ハウス旅、信念、高等教育旅や学び、信念が心の支え。気分が沈んだときは外に出かけるのがいちばん効きます。8.3%
第10ハウス仕事、社会的立場、人生の目標感情の暮らしが公のイメージとつながり、人の世話をする仕事や大勢の人と接する仕事に就くことが多く、私的な面も人目に触れがちです。8.5%
第11ハウス友人、コミュニティ、希望友人やコミュニティが心の支え。仲間の中に居場所を見つけます。8%
第12ハウス無意識、ひとりの時間、隠れたこと気持ちを内に秘め、一人の時間をたっぷり必要とします。感受性が強く、心の内をしまい込みがちです。8.4%

「台北での割合」は、1960〜2005年に台北で生まれた人(出生時刻はランダム)のホロスコープ8,401件のうち、月がそのハウスにあった割合です(プラシーダス)。いちばん多いのは第8ハウス(8.8%)、いちばん少ないのは第2ハウス(7.6%)で、この差はハウスの大きさが緯度と季節で変わることから生まれます。

月も1日で12ハウスを巡る

太陽と同じく、月も地球の自転によって毎日12ハウスを巡ります。ただし月は太陽より毎日50分ほど遅れて昇るので、月のハウスは出生時刻とその日の月相の両方で決まります。満月のころに生まれた人の月は太陽のおおよそ向かい側のハウスに、新月のころに生まれた人の月は太陽と同じハウスにあることが多くなります。

月が力を発揮しやすいハウス

伝統的に、どの天体にも「ナチュラルハウス」があります。その天体が支配する星座の黄道上の順番に対応するハウスで、月の場合は第4ハウスです。古典占星術には「ジョイ(喜びのハウス)」という考え方もあり、月は第3ハウスでいちばんくつろぐとされます。これらのハウスでは、月のテーマとハウスのテーマが同じ方向を向くので、力を発揮しやすくなります。ほかのハウスが悪いわけではなく、月の性質をその領域の言葉に置き換える必要があるだけです。

アンギュラー・サクシーデント・カデント

12ハウスは3つのグループに分けられます。アンギュラー・ハウス(第1・第4・第7・第10ハウス)はもっとも力が外に表れ、ここにある天体は人の目にとまりやすくなります。サクシーデント・ハウス(第2・第5・第8・第11ハウス)は積み上げて固める役割、カデント・ハウス(第3・第6・第9・第12ハウス)は調整や学び、舞台裏の働きに向いています。月がアンギュラー・ハウスにある人は、この天体の性質が人から見た第一印象になっていることがよくあります。

気をつけたいこと

ハウスは正確な出生時刻がないと出せません。本サイトの計算では、出生時刻が1時間遅いと月がハウスを移る割合は約48.2%、ホールサインに切り替えると月が別のハウスになる割合は約50.5%です。カスプの近くにある場合は、前後2つのハウスをあわせて読んでください。

ほかの天体:太陽のハウス、水星のハウス、金星のハウス、火星のハウス、木星のハウス、土星のハウス、天王星のハウス、海王星のハウス、冥王星のハウス ・ ハウスの天体・総覧

ひとこと:ハウスを読むには正確な出生時刻が必要です

天体がどの星座にあるかは、誕生日がわかればほぼ決まります。ところが、どのハウスにあるかは、出生時刻が数分単位で正確で、出生地も合っていなければ決まりません。本サイトの計算では、出生時刻が1時間ずれると、少なくとも1つの天体がハウスを移るホロスコープが9割を超えます。このページを読む前に、出生時刻の出どころ(家族の記憶より出生証明書や母子手帳のほうが確か)を確かめ、カスプの近くにある天体は前後2つのハウスをあわせて読んでください。本サイトの内容は参考・娯楽を目的としたものです。健康・投資・法律に関わることは専門家にご相談ください。

自分のホロスコープを作って、各天体がどのハウスにあるか見てみる

生年月日、出生時刻、出生地を入れれば、十天体・アセンダント・MCと12ハウスのカスプを一度に表示し、配置ごとの解説もつけます。標準はプラシーダスで、ホールサインにも切り替えられます。計算はすべてお使いのブラウザ内で行います。

月のハウスのよくある質問

月はどのハウスにあるのがいちばんいいですか?

いちばんいいハウスはありません。ナチュラルハウス(第4ハウス)では月が力を発揮しやすくなりますが、ほかのハウスでも月の力が別の生活領域で使われるだけです。大切なのは、そのハウスのテーマをあなたがどう生かすか、そして月の星座とアスペクトです。

月が何ハウスにあるかは、どう調べればいいですか?

生年月日、出生時刻、出生地でホロスコープを作成すればわかります。本サイトの無料ホロスコープ作成も使えます。出生時刻は正確なほどよく、本サイトの計算では、時刻が1時間ずれると月がハウスを移る割合は約48.2%です。

プラシーダスとホールサインで月のハウスが違います。どちらを見ればいいですか?

どちらも正統な方法です。プラシーダスは現代でもっとも広く使われ、ホールサインは古典占星術の方法です。本サイトの計算では、約50.5%のケースで両者の月のハウスが違います。両方読んでみて、自分の実感に近いほうを参考にするとよいでしょう。本サイトのホロスコープ作成ツールで切り替えられます。