冥王星のハウス別の意味:第1〜第12ハウス

冥王星は権力、執着、根本からの変容を表します。軌道がかなりいびつなため、ひとつの星座に十数年から30年ほど滞在します。冥王星がどのハウスにあるかは、この力がおもに人生のどの領域で使われるかを表します。まず12の配置を表で比べ、それぞれの詳しいページへ進めるようにしました。

12ハウスの冥王星:ひとこと解説

ハウスこのハウスが扱う領域ここにある冥王星台北での割合
第1ハウス自分、外見、第一印象強い存在感と独特の迫力を感じさせ、人生で何度か自分を根本から作り変える経験をします。8.2%
第2ハウスお金、資源、価値観お金や資源を自分で握りたい気持ちが強く、財政面で大きな浮き沈みを経て立て直すこともあります。8.8%
第3ハウスコミュニケーション、学び、きょうだい、近距離の移動思考が深く、言葉に貫く力があります。研究や説得が得意で、話し合いで強気に出ることもあります。8.9%
第4ハウス家庭、ルーツ、心の安心感家庭に深いテーマがあり、若いころの経験が大きな影響を残しがち。大人になってから自分のルーツを作り直します。9.1%
第5ハウス恋愛、創造、遊び、子ども恋愛にも創作にも全身で打ち込み、感情が激しく、忘れられない関係を経験しやすい配置です。9%
第6ハウス日々の仕事、習慣、奉仕仕事に深さとコントロールを求め、研究、危機対応、立て直しが必要な仕事に向きます。8.8%
第7ハウスパートナー、協力、一対一の関係関係の中に強い感情と力関係のテーマがあり、パートナーが深い変化のきっかけになりがちです。7.7%
第8ハウス共有の資源、親密さ、変容冥王星が本来の場所に戻った配置。心理、権力、共有の資源にとても鋭く、危機への対応に長けます。8%
第9ハウス旅、信念、高等教育信念と真理を強く求め、信仰や世界観が根本から変わる経験をすることもあります。7.4%
第10ハウス仕事、社会的立場、人生の目標仕事への野心と影響力が強く、キャリアに大きな転機が訪れやすい配置です。8.2%
第11ハウス友人、コミュニティ、希望仲間の中で影響力を持ち、友人関係は深いものの、集団の中で主導権争いを経験することもあります。8%
第12ハウス無意識、ひとりの時間、隠れたこと内面に深い力と秘密を抱え、一人の時間や内省の中で変容を経験します。7.9%

「台北での割合」は、1960〜2005年に台北で生まれた人(出生時刻はランダム)のホロスコープ8,401件のうち、冥王星がそのハウスにあった割合です(プラシーダス)。いちばん多いのは第4ハウス(9.1%)、いちばん少ないのは第9ハウス(7.4%)で、この差はハウスの大きさが緯度と季節で変わることから生まれます。

世代の天体:星座は世代のもの、ハウスはあなたのもの

冥王星は動きがとても遅く、ひとつの星座に数年から十数年とどまるので、同じ年に生まれた人の冥王星の星座はほぼ同じです。それは一世代に共通する背景です。ハウスは違います。ハウスは生まれた時刻と場所で決まるので、同じ日に2時間違いで生まれた2人でも、冥王星のハウスが違うことがあります。個人のホロスコープで冥王星が意味を持つのは、どのハウスにあるかという点なのです。

冥王星が力を発揮しやすいハウス

伝統的に、どの天体にも「ナチュラルハウス」があります。その天体が支配する星座の黄道上の順番に対応するハウスで、冥王星の場合は第8ハウスです。冥王星は近代に発見された天体なので、古典占星術のジョイ(喜びのハウス)はありません。これらのハウスでは、冥王星のテーマとハウスのテーマが同じ方向を向くので、力を発揮しやすくなります。ほかのハウスが悪いわけではなく、冥王星の性質をその領域の言葉に置き換える必要があるだけです。

アンギュラー・サクシーデント・カデント

12ハウスは3つのグループに分けられます。アンギュラー・ハウス(第1・第4・第7・第10ハウス)はもっとも力が外に表れ、ここにある天体は人の目にとまりやすくなります。サクシーデント・ハウス(第2・第5・第8・第11ハウス)は積み上げて固める役割、カデント・ハウス(第3・第6・第9・第12ハウス)は調整や学び、舞台裏の働きに向いています。冥王星がアンギュラー・ハウスにある人は、この天体の性質が人から見た第一印象になっていることがよくあります。

気をつけたいこと

ハウスは正確な出生時刻がないと出せません。本サイトの計算では、出生時刻が1時間遅いと冥王星がハウスを移る割合は約49.2%、ホールサインに切り替えると冥王星が別のハウスになる割合は約53.7%です。カスプの近くにある場合は、前後2つのハウスをあわせて読んでください。

ほかの天体:太陽のハウス、月のハウス、水星のハウス、金星のハウス、火星のハウス、木星のハウス、土星のハウス、天王星のハウス、海王星のハウス ・ ハウスの天体・総覧

ひとこと:ハウスを読むには正確な出生時刻が必要です

天体がどの星座にあるかは、誕生日がわかればほぼ決まります。ところが、どのハウスにあるかは、出生時刻が数分単位で正確で、出生地も合っていなければ決まりません。本サイトの計算では、出生時刻が1時間ずれると、少なくとも1つの天体がハウスを移るホロスコープが9割を超えます。このページを読む前に、出生時刻の出どころ(家族の記憶より出生証明書や母子手帳のほうが確か)を確かめ、カスプの近くにある天体は前後2つのハウスをあわせて読んでください。本サイトの内容は参考・娯楽を目的としたものです。健康・投資・法律に関わることは専門家にご相談ください。

自分のホロスコープを作って、各天体がどのハウスにあるか見てみる

生年月日、出生時刻、出生地を入れれば、十天体・アセンダント・MCと12ハウスのカスプを一度に表示し、配置ごとの解説もつけます。標準はプラシーダスで、ホールサインにも切り替えられます。計算はすべてお使いのブラウザ内で行います。

冥王星のハウスのよくある質問

冥王星はどのハウスにあるのがいちばんいいですか?

いちばんいいハウスはありません。ナチュラルハウス(第8ハウス)では冥王星が力を発揮しやすくなりますが、ほかのハウスでも冥王星の力が別の生活領域で使われるだけです。大切なのは、そのハウスのテーマをあなたがどう生かすか、そして冥王星の星座とアスペクトです。

冥王星が何ハウスにあるかは、どう調べればいいですか?

生年月日、出生時刻、出生地でホロスコープを作成すればわかります。本サイトの無料ホロスコープ作成も使えます。出生時刻は正確なほどよく、本サイトの計算では、時刻が1時間ずれると冥王星がハウスを移る割合は約49.2%です。

プラシーダスとホールサインで冥王星のハウスが違います。どちらを見ればいいですか?

どちらも正統な方法です。プラシーダスは現代でもっとも広く使われ、ホールサインは古典占星術の方法です。本サイトの計算では、約53.7%のケースで両者の冥王星のハウスが違います。両方読んでみて、自分の実感に近いほうを参考にするとよいでしょう。本サイトのホロスコープ作成ツールで切り替えられます。