媽祖百首籤 第97番(損卦)

目今雖遇颶風狂,雞犬逢時免禍殃,依舊一天晴色好,教君安穩樂徜徉。 今はたとえ荒れ狂う大風に遭っていても、鶏や犬さえ、時を得て災いを免れる。やがてまた、晴れわたるよい日が来て、あなたは穏やかに、楽しく歩きまわるだろう。

籤詩の原文と現代語訳

目今雖遇颶風狂
今はたとえ荒れ狂う大風に遭っていても、

雞犬逢時免禍殃
鶏や犬さえ、時を得て災いを免れる。

依舊一天晴色好
やがてまた、晴れわたるよい日が来て、

教君安穩樂徜徉
あなたは穏やかに、楽しく歩きまわるだろう。

籤番卦
第97番(第九十七首)損(そん)卦

校勘:第1句は大天后宮の公式サイトでは「目今雖遇颱風狂」。

項目別の釈解

尋ねること釈解
仕事・試験今よく考えておけば、やがて栄誉がある
當前揣摩 榮耀有期
商売初めは薄く、後になって豊か
初期淡薄 後期豐盛
妊娠・出産出産前後に驚くことがあっても、耐えれば乗り越えられる
臨產驚惶 忍耐脫殃
結婚中傷を信じないこと、良縁は天の定め
讒言勿聽 良緣天定
外出・旅本分を守り、時を待って動く
且守本分 候時而行
家族家は長く栄え、何事も成る
家道永盛 百事有成
金運先に苦労して後に甘い、善い形で求めることが大切
先苦後甘 善求必要
時の運しだいによくなる、初めはなくても後にある
漸入佳境 先無後有
失せ物根気よく探せば、最後には戻る
辛苦查尋 終回己身
農作・家畜収穫は並、とくに倹約を
收成平平 尤須節儉
訴訟心穏やかにすれば、お役所も味方する
心平氣和 可得官情

釈解は大天后宮の公式サイトにより、日本語は本サイトの訳です。廟の釈解にはもう一つ「疾病」の項目がありますが、本サイトでは載せていません。「妊娠・出産」の項目も昔ながらの言い回しなので、実際の妊娠・出産や体調のことは医師・助産師などの医療機関に相談してください。

意味と解説

今は大風に見舞われていても、家の中は無事で災いを免れます。風が過ぎれば空は晴れ、また穏やかに楽しく過ごせる、という籤です。

典故:原文の「颶風(ぐふう)」は、台湾や沖縄を襲う台風のような大風のことです。

ひとこと:波風は必ず過ぎます。落ち着いていれば大丈夫です。

これは字面に沿った読み方です。あなたの問いにどう当てはまるかは、籤を引いた廟の解籤の方に尋ねるのがいちばん確かです。

籤の引き方(台湾の媽祖廟の場合)

  1. 線香をあげ、媽祖に名前・生年月日・住所を告げてから、尋ねたい一つのことをはっきり心の中で伝えます。
  2. 三日月形の木片二つ「ポエ(筊杯)」を投げ、籤を引いてよいか伺います。平らな面と丸い面が一つずつ出る「聖杯(せいはい)」が「はい」の合図です。
  3. 籤筒から竹の棒を一本引き、もう一度ポエを投げて「この番号でよいか」を確かめます。聖杯が三回続くまで確かめる廟が多く、出なければ引き直します。
  4. 番号の籤紙を受け取り、まず詩全体の意味を読み、次に釈解のうち自分の問いに合う項目を見ます。わからなければ廟の解籤の方に尋ねます。

一度に尋ねるのは一つだけ。問いが具体的なほど、籤の言葉と照らし合わせやすくなります。

よくある誤解

暗い内容の籤が出たら、その事はもうだめだ。

籤詩の多くは戒めや方向を示すものです。同じ籤でも尋ねる事柄によって意味が変わるので、釈解の中の自分の問いに当たる項目を見てください。

よい籤が出るまで、同じことを何度も引き直してよい。

習わしでは一つのことに一度だけ引きます。迷いが残るなら、廟の解籤の方に尋ねるか、しばらく時間をおいてから改めて伺います。

前の籤:第96番/次の籤:第98番

ひとこと正直に:籤詩は信仰で、現代語訳と解説は本サイトの読み方です

籤詩の原文、卦名、釈解は台南の祀典大天后宮の公式サイトを底本とし、ほかの三つの資料と一句ずつ照らし合わせています。明らかな誤字だけを改め、改めた箇所は各ページに公式サイトの原字を示しました。現代語訳・大意・解説は本サイトが字面から書いたもので、廟の正式な解釈ではありません。実際の解籤は、籤を引いた廟の解籤の方に尋ねてください。法律・医療・お金の問題は専門家に、体調がすぐれないときは医療機関に相談してください。本サイトの内容は参考・娯楽を目的としたものです。

籤詩のあとは、あなた自身の命式を

生年月日を入れるだけで、四柱推命の命式を無料で出せます。五行のバランスや通変星がわかります。

媽祖百首籤 第97番のよくある質問

媽祖百首籤の第97番にはどんな詩が書かれていますか?

「目今雖遇颶風狂,雞犬逢時免禍殃,依舊一天晴色好,教君安穩樂徜徉」という七言四句で、損卦が配されています。現代語にすると「今はたとえ荒れ狂う大風に遭っていても、鶏や犬さえ、時を得て災いを免れる。やがてまた、晴れわたるよい日が来て、あなたは穏やかに、楽しく歩きまわるだろう。」という意味です。

媽祖百首籤の第97番はどういう意味ですか?

今は大風に見舞われていても、家の中は無事で災いを免れます。風が過ぎれば空は晴れ、また穏やかに楽しく過ごせる、という籤です。ひとこと添えるなら、波風は必ず過ぎます。落ち着いていれば大丈夫です。