媽祖百首籤 第96番(剥卦)

到處生財人莫知,何須奢望遠求之,一兩黃金四兩福,無如命運本參差。 どこにでも財を生む道はあるのに、人は気づかない。なぜ高望みして、遠くに求める必要があろう。一両の黄金には、四両の福が要る。どうにもならぬのは、運命がもとより不ぞろいなこと。

籤詩の原文と現代語訳

到處生財人莫知
どこにでも財を生む道はあるのに、人は気づかない。

何須奢望遠求之
なぜ高望みして、遠くに求める必要があろう。

一兩黃金四兩福
一両の黄金には、四両の福が要る。

無如命運本參差
どうにもならぬのは、運命がもとより不ぞろいなこと。

籤番卦
第96番(第九十六首)剥(はく)卦

項目別の釈解

尋ねること釈解
仕事・試験仕事の成功は難しい、望んでもむだ
功名難就 徒勞妄想
商売得もあれば損もある、定めならしかたない
有得有失 命也何如
妊娠・出産福が来れば心も安らか、家にいて益がある
福至心安 居喜有益
結婚二人に縁はなく、無理に合わせれば禍
兩造無緣 強合禍患
外出・旅家にいれば達する、遠出は要らない
在家必達 不必遠遊
家族機を見て動けば、楽しく憂いなし
見機面作 可樂免憂
金運前の手で銭を受けても、後から求めればからっぽ
前手接錢 後求空空
時の運時の運はまだ、求めても益はない
時運未到 求而無益
失せ物失うべき物、もう探さなくてよい
物該失之 不必再覓
農作・家畜鶏も犬も桑も麻も、みな実りなし
雞犬桑麻 皆無收成
訴訟年まわりが悪く、お役所ごとや口争い
年沖見剋 官非口舌

釈解は大天后宮の公式サイトにより、日本語は本サイトの訳です。廟の釈解にはもう一つ「疾病」の項目がありますが、本サイトでは載せていません。「妊娠・出産」の項目も昔ながらの言い回しなので、実際の妊娠・出産や体調のことは医師・助産師などの医療機関に相談してください。

意味と解説

財を生む道は身近なところにあるのに気づかず、遠くばかり求めてしまうもの。一両の黄金を得るには四両の福が要り、運にはもともと差がある、という籤です。

ひとこと:手元の財を守ること。身の丈を超えたものを追わないように。

これは字面に沿った読み方です。あなたの問いにどう当てはまるかは、籤を引いた廟の解籤の方に尋ねるのがいちばん確かです。

籤の引き方(台湾の媽祖廟の場合)

  1. 線香をあげ、媽祖に名前・生年月日・住所を告げてから、尋ねたい一つのことをはっきり心の中で伝えます。
  2. 三日月形の木片二つ「ポエ(筊杯)」を投げ、籤を引いてよいか伺います。平らな面と丸い面が一つずつ出る「聖杯(せいはい)」が「はい」の合図です。
  3. 籤筒から竹の棒を一本引き、もう一度ポエを投げて「この番号でよいか」を確かめます。聖杯が三回続くまで確かめる廟が多く、出なければ引き直します。
  4. 番号の籤紙を受け取り、まず詩全体の意味を読み、次に釈解のうち自分の問いに合う項目を見ます。わからなければ廟の解籤の方に尋ねます。

一度に尋ねるのは一つだけ。問いが具体的なほど、籤の言葉と照らし合わせやすくなります。

よくある誤解

暗い内容の籤が出たら、その事はもうだめだ。

籤詩の多くは戒めや方向を示すものです。同じ籤でも尋ねる事柄によって意味が変わるので、釈解の中の自分の問いに当たる項目を見てください。

よい籤が出るまで、同じことを何度も引き直してよい。

習わしでは一つのことに一度だけ引きます。迷いが残るなら、廟の解籤の方に尋ねるか、しばらく時間をおいてから改めて伺います。

前の籤:第95番/次の籤:第97番

ひとこと正直に:籤詩は信仰で、現代語訳と解説は本サイトの読み方です

籤詩の原文、卦名、釈解は台南の祀典大天后宮の公式サイトを底本とし、ほかの三つの資料と一句ずつ照らし合わせています。明らかな誤字だけを改め、改めた箇所は各ページに公式サイトの原字を示しました。現代語訳・大意・解説は本サイトが字面から書いたもので、廟の正式な解釈ではありません。実際の解籤は、籤を引いた廟の解籤の方に尋ねてください。法律・医療・お金の問題は専門家に、体調がすぐれないときは医療機関に相談してください。本サイトの内容は参考・娯楽を目的としたものです。

籤詩のあとは、あなた自身の命式を

生年月日を入れるだけで、四柱推命の命式を無料で出せます。五行のバランスや通変星がわかります。

媽祖百首籤 第96番のよくある質問

媽祖百首籤の第96番にはどんな詩が書かれていますか?

「到處生財人莫知,何須奢望遠求之,一兩黃金四兩福,無如命運本參差」という七言四句で、剥卦が配されています。現代語にすると「どこにでも財を生む道はあるのに、人は気づかない。なぜ高望みして、遠くに求める必要があろう。一両の黄金には、四両の福が要る。どうにもならぬのは、運命がもとより不ぞろいなこと。」という意味です。

媽祖百首籤の第96番はどういう意味ですか?

財を生む道は身近なところにあるのに気づかず、遠くばかり求めてしまうもの。一両の黄金を得るには四両の福が要り、運にはもともと差がある、という籤です。ひとこと添えるなら、手元の財を守ること。身の丈を超えたものを追わないように。