媽祖百首籤 第89番(坎卦)

東舍烹牛禱不靈,不如西舍點青燈,上天感應憑方寸,一念精誠神鬼歆。 東の家では牛を煮て祈ったが、霊験はなく、西の家で青い灯を一つともすのに及ばない。天が感応するのは、胸の内の一寸の心。ひとすじの真心があれば、神も鬼も喜ぶ。

籤詩の原文と現代語訳

東舍烹牛禱不靈
東の家では牛を煮て祈ったが、霊験はなく、

不如西舍點青燈
西の家で青い灯を一つともすのに及ばない。

上天感應憑方寸
天が感応するのは、胸の内の一寸の心。

一念精誠神鬼歆
ひとすじの真心があれば、神も鬼も喜ぶ。

籤番卦
第89番(第八十九首)坎(かん)卦

項目別の釈解

尋ねること釈解
仕事・試験牛馬を食べずにいれば、必ず名が挙がる
不食牛馬 功名必題
商売殺生の商いは、改めれば福が生まれる
屠宰營謀 改圖福生
妊娠・出産精進して仏を敬えば、よい子を授かる
持齋奉佛 定產佳兒
結婚誠を尽くして善行を積めば、良縁が求められる
盡誠作福 良緣可求
外出・旅順調に進み、どこへ行ってもよし
順利而行 無往不利
家族本分を守れば、跡継ぎに恵まれる
事安本分 必得後生
金運心が明るい灯のようなら、善い形で求めれば得る
心似明燈 善求自有
時の運財の星は必ず現れる、求めれば得られる
財星必現 求之紙人
失せ物神に伺い祈れば、出てくる
問神禱告 方能出之
農作・家畜人のはかりごとがよくない、不作になりやすい
人謀不臧 易生歉收
訴訟天の理は明らか、神々は見ている
天理昭昭 神祇明之

釈解は大天后宮の公式サイトにより、日本語は本サイトの訳です。廟の釈解にはもう一つ「疾病」の項目がありますが、本サイトでは載せていません。「妊娠・出産」の項目も昔ながらの言い回しなので、実際の妊娠・出産や体調のことは医師・助産師などの医療機関に相談してください。

意味と解説

東の家が牛を殺して盛大に祭っても通じず、西の家が灯を一つともしたほうが神に届きます。天が見ているのは心、ひとすじの真心だ、という籤です。

ひとこと:見かけの立派さより、真心のほうが大切です。

これは字面に沿った読み方です。あなたの問いにどう当てはまるかは、籤を引いた廟の解籤の方に尋ねるのがいちばん確かです。

籤の引き方(台湾の媽祖廟の場合)

  1. 線香をあげ、媽祖に名前・生年月日・住所を告げてから、尋ねたい一つのことをはっきり心の中で伝えます。
  2. 三日月形の木片二つ「ポエ(筊杯)」を投げ、籤を引いてよいか伺います。平らな面と丸い面が一つずつ出る「聖杯(せいはい)」が「はい」の合図です。
  3. 籤筒から竹の棒を一本引き、もう一度ポエを投げて「この番号でよいか」を確かめます。聖杯が三回続くまで確かめる廟が多く、出なければ引き直します。
  4. 番号の籤紙を受け取り、まず詩全体の意味を読み、次に釈解のうち自分の問いに合う項目を見ます。わからなければ廟の解籤の方に尋ねます。

一度に尋ねるのは一つだけ。問いが具体的なほど、籤の言葉と照らし合わせやすくなります。

よくある誤解

暗い内容の籤が出たら、その事はもうだめだ。

籤詩の多くは戒めや方向を示すものです。同じ籤でも尋ねる事柄によって意味が変わるので、釈解の中の自分の問いに当たる項目を見てください。

よい籤が出るまで、同じことを何度も引き直してよい。

習わしでは一つのことに一度だけ引きます。迷いが残るなら、廟の解籤の方に尋ねるか、しばらく時間をおいてから改めて伺います。

前の籤:第88番/次の籤:第90番

ひとこと正直に:籤詩は信仰で、現代語訳と解説は本サイトの読み方です

籤詩の原文、卦名、釈解は台南の祀典大天后宮の公式サイトを底本とし、ほかの三つの資料と一句ずつ照らし合わせています。明らかな誤字だけを改め、改めた箇所は各ページに公式サイトの原字を示しました。現代語訳・大意・解説は本サイトが字面から書いたもので、廟の正式な解釈ではありません。実際の解籤は、籤を引いた廟の解籤の方に尋ねてください。法律・医療・お金の問題は専門家に、体調がすぐれないときは医療機関に相談してください。本サイトの内容は参考・娯楽を目的としたものです。

籤詩のあとは、あなた自身の命式を

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媽祖百首籤 第89番のよくある質問

媽祖百首籤の第89番にはどんな詩が書かれていますか?

「東舍烹牛禱不靈,不如西舍點青燈,上天感應憑方寸,一念精誠神鬼歆」という七言四句で、坎卦が配されています。現代語にすると「東の家では牛を煮て祈ったが、霊験はなく、西の家で青い灯を一つともすのに及ばない。天が感応するのは、胸の内の一寸の心。ひとすじの真心があれば、神も鬼も喜ぶ。」という意味です。

媽祖百首籤の第89番はどういう意味ですか?

東の家が牛を殺して盛大に祭っても通じず、西の家が灯を一つともしたほうが神に届きます。天が見ているのは心、ひとすじの真心だ、という籤です。ひとこと添えるなら、見かけの立派さより、真心のほうが大切です。