媽祖百首籤 第90番(蹇卦)
梓匠輪輿一事耑,養家餬口足盤餐,莫生奢望思遷業,惹得風波反不安。 大工も指物師も車大工も、一つの仕事に打ちこむ。家族を養い、食卓をととのえるには十分だ。高望みをして、仕事を替えようなどと思うな。波風を招いて、かえって落ち着かなくなる。
籤詩の原文と現代語訳
梓匠輪輿一事耑
大工も指物師も車大工も、一つの仕事に打ちこむ。
養家餬口足盤餐
家族を養い、食卓をととのえるには十分だ。
莫生奢望思遷業
高望みをして、仕事を替えようなどと思うな。
惹得風波反不安
波風を招いて、かえって落ち着かなくなる。
| 籤番 | 卦 |
|---|---|
| 第90番(第九十首) | 蹇(けん)卦 |
校勘:第3句は大天后宮の公式サイトでは「莫生奢望恩遷業」。
項目別の釈解
| 尋ねること | 釈解 |
|---|---|
| 仕事・試験 | 勤勉は拙さを補い、倹約は清廉を養う 勤能補拙 儉可養廉 |
| 商売 | 仕事を替えようとすれば、策におぼれる 惹欲改圖 弄巧成拙 |
| 妊娠・出産 | 一つのことに打ちこめば、子の望みがある 專心致志 子嗣有望 |
| 結婚 | 心が定まらず、まとまらない 三心兩意 不能合成 |
| 外出・旅 | あちこち駆け回っても、何も成らない 東奔西走 一事無成 |
| 家族 | 家に変化があり、禍福は読みにくい 門庭變換 福禍難猜 |
| 金運 | 本分を守り、善い形で求めること 宜要本分 須要善求 |
| 時の運 | 財は豊か、時の運は来た 財利豐厚 時運已到 |
| 失せ物 | 根気よく探せば、見つかる 辛苦尋之 可得之矣 |
| 農作・家畜 | 春夏は並、秋冬に大いによし 春夏平平 秋冬大利 |
| 訴訟 | 天の理に従えば、おのずと明らかになる 順乎天理 自有分明 |
釈解は大天后宮の公式サイトにより、日本語は本サイトの訳です。廟の釈解にはもう一つ「疾病」の項目がありますが、本サイトでは載せていません。「妊娠・出産」の項目も昔ながらの言い回しなので、実際の妊娠・出産や体調のことは医師・助産師などの医療機関に相談してください。
意味と解説
職人は一つの技に打ちこめば、家族を十分養えます。高望みして仕事を替えようとすると、かえって波風を招く、という籤です。
ひとこと:今の専門を大切に。軽々しく進路を変えないほうがよい時です。
これは字面に沿った読み方です。あなたの問いにどう当てはまるかは、籤を引いた廟の解籤の方に尋ねるのがいちばん確かです。
籤の引き方(台湾の媽祖廟の場合)
- 線香をあげ、媽祖に名前・生年月日・住所を告げてから、尋ねたい一つのことをはっきり心の中で伝えます。
- 三日月形の木片二つ「ポエ(筊杯)」を投げ、籤を引いてよいか伺います。平らな面と丸い面が一つずつ出る「聖杯(せいはい)」が「はい」の合図です。
- 籤筒から竹の棒を一本引き、もう一度ポエを投げて「この番号でよいか」を確かめます。聖杯が三回続くまで確かめる廟が多く、出なければ引き直します。
- 番号の籤紙を受け取り、まず詩全体の意味を読み、次に釈解のうち自分の問いに合う項目を見ます。わからなければ廟の解籤の方に尋ねます。
一度に尋ねるのは一つだけ。問いが具体的なほど、籤の言葉と照らし合わせやすくなります。
よくある誤解
暗い内容の籤が出たら、その事はもうだめだ。
籤詩の多くは戒めや方向を示すものです。同じ籤でも尋ねる事柄によって意味が変わるので、釈解の中の自分の問いに当たる項目を見てください。
よい籤が出るまで、同じことを何度も引き直してよい。
習わしでは一つのことに一度だけ引きます。迷いが残るなら、廟の解籤の方に尋ねるか、しばらく時間をおいてから改めて伺います。
ひとこと正直に:籤詩は信仰で、現代語訳と解説は本サイトの読み方です
籤詩の原文、卦名、釈解は台南の祀典大天后宮の公式サイトを底本とし、ほかの三つの資料と一句ずつ照らし合わせています。明らかな誤字だけを改め、改めた箇所は各ページに公式サイトの原字を示しました。現代語訳・大意・解説は本サイトが字面から書いたもので、廟の正式な解釈ではありません。実際の解籤は、籤を引いた廟の解籤の方に尋ねてください。法律・医療・お金の問題は専門家に、体調がすぐれないときは医療機関に相談してください。本サイトの内容は参考・娯楽を目的としたものです。
籤詩のあとは、あなた自身の命式を
生年月日を入れるだけで、四柱推命の命式を無料で出せます。五行のバランスや通変星がわかります。
媽祖百首籤 第90番のよくある質問
媽祖百首籤の第90番にはどんな詩が書かれていますか?
「梓匠輪輿一事耑,養家餬口足盤餐,莫生奢望思遷業,惹得風波反不安」という七言四句で、蹇卦が配されています。現代語にすると「大工も指物師も車大工も、一つの仕事に打ちこむ。家族を養い、食卓をととのえるには十分だ。高望みをして、仕事を替えようなどと思うな。波風を招いて、かえって落ち着かなくなる。」という意味です。
媽祖百首籤の第90番はどういう意味ですか?
職人は一つの技に打ちこめば、家族を十分養えます。高望みして仕事を替えようとすると、かえって波風を招く、という籤です。ひとこと添えるなら、今の専門を大切に。軽々しく進路を変えないほうがよい時です。