媽祖百首籤 第85番(蹇卦)

命犯孤辰只合休,鴛鴦兩下逐溪流,枯楊豈肯重生葉,風雨飄零空自愁。 運命に孤独の星がかかる、ここは休むしかない。鴛鴦(おしどり)は二羽とも、別々の流れに流される。枯れた柳が、どうしてまた葉をつけよう。風雨の中にちりぢりになり、ひとりむなしく憂える。

籤詩の原文と現代語訳

命犯孤辰只合休
運命に孤独の星がかかる、ここは休むしかない。

鴛鴦兩下逐溪流
鴛鴦(おしどり)は二羽とも、別々の流れに流される。

枯楊豈肯重生葉
枯れた柳が、どうしてまた葉をつけよう。

風雨飄零空自愁
風雨の中にちりぢりになり、ひとりむなしく憂える。

籤番卦
第85番(第八十五首)蹇(けん)卦

校勘:第4句は大天后宮の公式サイトでは「風雨飄零空自然」。

項目別の釈解

尋ねること釈解
仕事・試験若いうちに励まず、年をとってからでは骨折り損
少時不力 老年徒勞
商売商売は立ち行かず、張り合いがない
生意不濟 生意無聊
妊娠・出産鏡の花、水の月、ひとり悲しむ
鏡花水月 徒自傷悲
結婚時の運にめぐまれず、よいことは成りにくい
時運不遇 好事難成
外出・旅日は暮れ道は尽き、悩みを探すだけ
日暮途窮 徒尋煩惱
家族家風はあっさりとして、家は寂しい
家風淡泊 門風冷落
金運木に登って魚を探す、骨を折っても来ない
緣木求魚 勞而不來
時の運後に災いがありそう、解こうとしても益はない
後必有災 解之無益
失せ物苦労して探しても、行方がわからない
苦尋失物 不知去向
農作・家畜作物はすっかり枯れ、言葉もない
禾稼全枯 啞口無言
訴訟お役所がらみの星、思わぬことに用心
逢遇官符 恐有意外

釈解は大天后宮の公式サイトにより、日本語は本サイトの訳です。廟の釈解にはもう一つ「疾病」の項目がありますが、本サイトでは載せていません。「妊娠・出産」の項目も昔ながらの言い回しなので、実際の妊娠・出産や体調のことは医師・助産師などの医療機関に相談してください。

意味と解説

孤独の星がかかり、おしどりは離ればなれ。枯れた柳が再び葉をつけるのは難しく、風雨の中でひとり憂える、という籤です。

典故:孤辰(こしん)は命理で孤独を表す星です。おしどりは仲のよい夫婦のたとえです。

ひとこと:恋愛が今すぐにはうまくいかなくても、まずは自分を大切に。

これは字面に沿った読み方です。あなたの問いにどう当てはまるかは、籤を引いた廟の解籤の方に尋ねるのがいちばん確かです。

籤の引き方(台湾の媽祖廟の場合)

  1. 線香をあげ、媽祖に名前・生年月日・住所を告げてから、尋ねたい一つのことをはっきり心の中で伝えます。
  2. 三日月形の木片二つ「ポエ(筊杯)」を投げ、籤を引いてよいか伺います。平らな面と丸い面が一つずつ出る「聖杯(せいはい)」が「はい」の合図です。
  3. 籤筒から竹の棒を一本引き、もう一度ポエを投げて「この番号でよいか」を確かめます。聖杯が三回続くまで確かめる廟が多く、出なければ引き直します。
  4. 番号の籤紙を受け取り、まず詩全体の意味を読み、次に釈解のうち自分の問いに合う項目を見ます。わからなければ廟の解籤の方に尋ねます。

一度に尋ねるのは一つだけ。問いが具体的なほど、籤の言葉と照らし合わせやすくなります。

よくある誤解

暗い内容の籤が出たら、その事はもうだめだ。

籤詩の多くは戒めや方向を示すものです。同じ籤でも尋ねる事柄によって意味が変わるので、釈解の中の自分の問いに当たる項目を見てください。

よい籤が出るまで、同じことを何度も引き直してよい。

習わしでは一つのことに一度だけ引きます。迷いが残るなら、廟の解籤の方に尋ねるか、しばらく時間をおいてから改めて伺います。

前の籤:第84番/次の籤:第86番

ひとこと正直に:籤詩は信仰で、現代語訳と解説は本サイトの読み方です

籤詩の原文、卦名、釈解は台南の祀典大天后宮の公式サイトを底本とし、ほかの三つの資料と一句ずつ照らし合わせています。明らかな誤字だけを改め、改めた箇所は各ページに公式サイトの原字を示しました。現代語訳・大意・解説は本サイトが字面から書いたもので、廟の正式な解釈ではありません。実際の解籤は、籤を引いた廟の解籤の方に尋ねてください。法律・医療・お金の問題は専門家に、体調がすぐれないときは医療機関に相談してください。本サイトの内容は参考・娯楽を目的としたものです。

籤詩のあとは、あなた自身の命式を

生年月日を入れるだけで、四柱推命の命式を無料で出せます。五行のバランスや通変星がわかります。

媽祖百首籤 第85番のよくある質問

媽祖百首籤の第85番にはどんな詩が書かれていますか?

「命犯孤辰只合休,鴛鴦兩下逐溪流,枯楊豈肯重生葉,風雨飄零空自愁」という七言四句で、蹇卦が配されています。現代語にすると「運命に孤独の星がかかる、ここは休むしかない。鴛鴦(おしどり)は二羽とも、別々の流れに流される。枯れた柳が、どうしてまた葉をつけよう。風雨の中にちりぢりになり、ひとりむなしく憂える。」という意味です。

媽祖百首籤の第85番はどういう意味ですか?

孤独の星がかかり、おしどりは離ればなれ。枯れた柳が再び葉をつけるのは難しく、風雨の中でひとり憂える、という籤です。ひとこと添えるなら、恋愛が今すぐにはうまくいかなくても、まずは自分を大切に。