媽祖百首籤 第83番(既済卦)

萬里橋頭送客行,一番辛苦不須論,憑將三寸蘇張舌,唾手功成獨讓君。 万里橋のたもとで、旅立つ人を見送る。ここまでの苦労は、あらためて言うまでもない。蘇秦・張儀のような三寸の舌をたのめば、手につばするほどたやすく、手柄はあなたのもの。

籤詩の原文と現代語訳

萬里橋頭送客行
万里橋のたもとで、旅立つ人を見送る。

一番辛苦不須論
ここまでの苦労は、あらためて言うまでもない。

憑將三寸蘇張舌
蘇秦・張儀のような三寸の舌をたのめば、

唾手功成獨讓君
手につばするほどたやすく、手柄はあなたのもの。

籤番卦
第83番(第八十三首)既済(きせい)卦

項目別の釈解

尋ねること釈解
仕事・試験苦難を越えて、前途は大きい
歷盡艱難 前庭遠大
商売正しい道で財を得る、謙虚さが益を生む
大道生財 謙可受益
妊娠・出産身ごもるのは大変だが、喜びが重なって生まれる
懷胎辛苦 雙喜誕生
結婚良縁は天の定め、仲人の言葉がよい
良緣天定 冰人善言
外出・旅先に苦労して後に甘い、名も利も得る
先苦後甘 名利兩全
家族勤勉は拙さを補い、言葉を上手に使う
勤能補拙 善言善說
金運策も力も尽きた、なお勤勉に求める
計窮力竭 須當勤求
時の運金運は大いに通じる、それでも善い形で求める
財運元亨 亦當善求
失せ物失せ物を探すなら、寅(北東寄り)の方角
若覓失物 當在寅方
農作・家畜五穀は実り、必ず大きな利がある
五穀成熟 必有大利
訴訟よい人には天の助け、必ず勝てる
吉人天相 必可致勝

釈解は大天后宮の公式サイトにより、日本語は本サイトの訳です。廟の釈解にはもう一つ「疾病」の項目がありますが、本サイトでは載せていません。「妊娠・出産」の項目も昔ながらの言い回しなので、実際の妊娠・出産や体調のことは医師・助産師などの医療機関に相談してください。

意味と解説

橋のたもとで旅立つ人を見送るように、これまでの苦労は言うまでもありません。巧みな弁舌をいかせば、成功はたやすくあなたの手に入る籤です。

典故:蘇秦と張儀は戦国時代の遊説家で、弁舌で王たちを説き伏せ、同盟を結ばせたことで知られます。「三寸の舌」は日本でも使われる言い回しです。

ひとこと:話す力、伝える力をうまく使えば、物事は順調に進みます。

これは字面に沿った読み方です。あなたの問いにどう当てはまるかは、籤を引いた廟の解籤の方に尋ねるのがいちばん確かです。

籤の引き方(台湾の媽祖廟の場合)

  1. 線香をあげ、媽祖に名前・生年月日・住所を告げてから、尋ねたい一つのことをはっきり心の中で伝えます。
  2. 三日月形の木片二つ「ポエ(筊杯)」を投げ、籤を引いてよいか伺います。平らな面と丸い面が一つずつ出る「聖杯(せいはい)」が「はい」の合図です。
  3. 籤筒から竹の棒を一本引き、もう一度ポエを投げて「この番号でよいか」を確かめます。聖杯が三回続くまで確かめる廟が多く、出なければ引き直します。
  4. 番号の籤紙を受け取り、まず詩全体の意味を読み、次に釈解のうち自分の問いに合う項目を見ます。わからなければ廟の解籤の方に尋ねます。

一度に尋ねるのは一つだけ。問いが具体的なほど、籤の言葉と照らし合わせやすくなります。

よくある誤解

暗い内容の籤が出たら、その事はもうだめだ。

籤詩の多くは戒めや方向を示すものです。同じ籤でも尋ねる事柄によって意味が変わるので、釈解の中の自分の問いに当たる項目を見てください。

よい籤が出るまで、同じことを何度も引き直してよい。

習わしでは一つのことに一度だけ引きます。迷いが残るなら、廟の解籤の方に尋ねるか、しばらく時間をおいてから改めて伺います。

前の籤:第82番/次の籤:第84番

ひとこと正直に:籤詩は信仰で、現代語訳と解説は本サイトの読み方です

籤詩の原文、卦名、釈解は台南の祀典大天后宮の公式サイトを底本とし、ほかの三つの資料と一句ずつ照らし合わせています。明らかな誤字だけを改め、改めた箇所は各ページに公式サイトの原字を示しました。現代語訳・大意・解説は本サイトが字面から書いたもので、廟の正式な解釈ではありません。実際の解籤は、籤を引いた廟の解籤の方に尋ねてください。法律・医療・お金の問題は専門家に、体調がすぐれないときは医療機関に相談してください。本サイトの内容は参考・娯楽を目的としたものです。

籤詩のあとは、あなた自身の命式を

生年月日を入れるだけで、四柱推命の命式を無料で出せます。五行のバランスや通変星がわかります。

媽祖百首籤 第83番のよくある質問

媽祖百首籤の第83番にはどんな詩が書かれていますか?

「萬里橋頭送客行,一番辛苦不須論,憑將三寸蘇張舌,唾手功成獨讓君」という七言四句で、既済卦が配されています。現代語にすると「万里橋のたもとで、旅立つ人を見送る。ここまでの苦労は、あらためて言うまでもない。蘇秦・張儀のような三寸の舌をたのめば、手につばするほどたやすく、手柄はあなたのもの。」という意味です。

媽祖百首籤の第83番はどういう意味ですか?

橋のたもとで旅立つ人を見送るように、これまでの苦労は言うまでもありません。巧みな弁舌をいかせば、成功はたやすくあなたの手に入る籤です。ひとこと添えるなら、話す力、伝える力をうまく使えば、物事は順調に進みます。