媽祖百首籤 第65番(咸卦)

褻凟三光多造孽,汝今求禱歎無因,欲逃此日風波險,改過虔誠奉斗真。 日・月・星の三光をけがし、多くの罪を重ねた。今になって祈っても、手立てがないと嘆く。この日の風波の危うさから逃れたいなら、過ちを改め、つつしんで北斗の神に仕えなさい。

籤詩の原文と現代語訳

褻凟三光多造孽
日・月・星の三光をけがし、多くの罪を重ねた。

汝今求禱歎無因
今になって祈っても、手立てがないと嘆く。

欲逃此日風波險
この日の風波の危うさから逃れたいなら、

改過虔誠奉斗真
過ちを改め、つつしんで北斗の神に仕えなさい。

籤番卦
第65番(第六十五首)咸(かん)卦

項目別の釈解

尋ねること釈解
仕事・試験策を重ねなくてよい、栄達を求めればかえって恥
不必過謀 求榮反辱
商売どの品も合わない、善行で危うさを避ける
諸貨不合 作福辭危
妊娠・出産けがれた気は、神様を汚す
穢物污氣 獨凡神明
結婚何度もくつがえり、障りが多い
反反覆覆 多阻多礙
外出・旅危険が目の前にある、手が届かない
危險當前 莫彼莫及
家族家は寂れ、ひとりぼっち
戶冷門衰 形單影隻
金運金運は暗い、とても暗い
財氣晦暗 財氣晦暗
時の運運は暗く行きづまる、時も定めも
運暗坎纏 時者命也
失せ物損をしやすい運、用心して追う
運常損財 小心追之
農作・家畜田畑は荒れがちで、利は見込めない
田園將蕪 無利可圖
訴訟訴訟に巻きこまれ、思いどおりにならない
身冒官司 事多弗意

釈解は大天后宮の公式サイトにより、日本語は本サイトの訳です。廟の釈解にはもう一つ「疾病」の項目がありますが、本サイトでは載せていません。「妊娠・出産」の項目も昔ながらの言い回しなので、実際の妊娠・出産や体調のことは医師・助産師などの医療機関に相談してください。

意味と解説

天地を敬わず、罪を重ねてきたなら、今になって祈っても通じにくいもの。この風波を逃れたいなら、真心から過ちを改めるしかない、と戒める籤です。

典故:北斗の神(斗真)は北斗七星を神格化した道教の神々で、人の運命をつかさどるとされます。

ひとこと:心から改めることのほうが、神頼みよりも大切です。

これは字面に沿った読み方です。あなたの問いにどう当てはまるかは、籤を引いた廟の解籤の方に尋ねるのがいちばん確かです。

籤の引き方(台湾の媽祖廟の場合)

  1. 線香をあげ、媽祖に名前・生年月日・住所を告げてから、尋ねたい一つのことをはっきり心の中で伝えます。
  2. 三日月形の木片二つ「ポエ(筊杯)」を投げ、籤を引いてよいか伺います。平らな面と丸い面が一つずつ出る「聖杯(せいはい)」が「はい」の合図です。
  3. 籤筒から竹の棒を一本引き、もう一度ポエを投げて「この番号でよいか」を確かめます。聖杯が三回続くまで確かめる廟が多く、出なければ引き直します。
  4. 番号の籤紙を受け取り、まず詩全体の意味を読み、次に釈解のうち自分の問いに合う項目を見ます。わからなければ廟の解籤の方に尋ねます。

一度に尋ねるのは一つだけ。問いが具体的なほど、籤の言葉と照らし合わせやすくなります。

よくある誤解

暗い内容の籤が出たら、その事はもうだめだ。

籤詩の多くは戒めや方向を示すものです。同じ籤でも尋ねる事柄によって意味が変わるので、釈解の中の自分の問いに当たる項目を見てください。

よい籤が出るまで、同じことを何度も引き直してよい。

習わしでは一つのことに一度だけ引きます。迷いが残るなら、廟の解籤の方に尋ねるか、しばらく時間をおいてから改めて伺います。

前の籤:第64番/次の籤:第66番

ひとこと正直に:籤詩は信仰で、現代語訳と解説は本サイトの読み方です

籤詩の原文、卦名、釈解は台南の祀典大天后宮の公式サイトを底本とし、ほかの三つの資料と一句ずつ照らし合わせています。明らかな誤字だけを改め、改めた箇所は各ページに公式サイトの原字を示しました。現代語訳・大意・解説は本サイトが字面から書いたもので、廟の正式な解釈ではありません。実際の解籤は、籤を引いた廟の解籤の方に尋ねてください。法律・医療・お金の問題は専門家に、体調がすぐれないときは医療機関に相談してください。本サイトの内容は参考・娯楽を目的としたものです。

籤詩のあとは、あなた自身の命式を

生年月日を入れるだけで、四柱推命の命式を無料で出せます。五行のバランスや通変星がわかります。

媽祖百首籤 第65番のよくある質問

媽祖百首籤の第65番にはどんな詩が書かれていますか?

「褻凟三光多造孽,汝今求禱歎無因,欲逃此日風波險,改過虔誠奉斗真」という七言四句で、咸卦が配されています。現代語にすると「日・月・星の三光をけがし、多くの罪を重ねた。今になって祈っても、手立てがないと嘆く。この日の風波の危うさから逃れたいなら、過ちを改め、つつしんで北斗の神に仕えなさい。」という意味です。

媽祖百首籤の第65番はどういう意味ですか?

天地を敬わず、罪を重ねてきたなら、今になって祈っても通じにくいもの。この風波を逃れたいなら、真心から過ちを改めるしかない、と戒める籤です。ひとこと添えるなら、心から改めることのほうが、神頼みよりも大切です。