媽祖百首籤 第62番(大過卦)
小智而今莫漫施,損人自損豈非痴,上天報應原無爽,風雨雷電詎有私。 小ざかしい知恵を、今はむやみに使うな。人を損なえば自分も損なう、なんと愚かなことか。天の報いは、もとより違うことがない。風も雨も雷も稲妻も、どうしてえこひいきしよう。
籤詩の原文と現代語訳
小智而今莫漫施
小ざかしい知恵を、今はむやみに使うな。
損人自損豈非痴
人を損なえば自分も損なう、なんと愚かなことか。
上天報應原無爽
天の報いは、もとより違うことがない。
風雨雷電詎有私
風も雨も雷も稲妻も、どうしてえこひいきしよう。
| 籤番 | 卦 |
|---|---|
| 第62番(第六十二首) | 大過(たいか)卦 |
項目別の釈解
| 尋ねること | 釈解 |
|---|---|
| 仕事・試験 | 疑いや思いこみは、結局役に立たない 疑心妄想 終屬無用 |
| 商売 | 商いは通じず、分をわきまえない 經營不通 不知安分 |
| 妊娠・出産 | 出産前後はとくに慎重に、行いを改める 臨產危險 改過自新 |
| 結婚 | 巡り合わせが悪く、合わない 命途多舛 不相配合 |
| 外出・旅 | 早めに片づければ、後悔はない 及早收裝 可無後悔 |
| 家族 | 人間関係の揉めごと、身を修めるのがよい 人情啾唧 不如修身 |
| 金運 | 筋の通らない財は、取らないことが大切 非議之財 莫取為要 |
| 時の運 | 欲張れば禍を招く、善い形で取る 貪取惹禍 須為善取 |
| 失せ物 | 過ぎたことは追えない、これからは慎重に 既往難追 未來須慎 |
| 農作・家畜 | 勤勉に家を治めれば、おのずと実りがある 勤勞治家 自有生息 |
| 訴訟 | 驚き疑わなければ、無事に済む 不必驚疑 方可無事 |
釈解は大天后宮の公式サイトにより、日本語は本サイトの訳です。廟の釈解にはもう一つ「疾病」の項目がありますが、本サイトでは載せていません。「妊娠・出産」の項目も昔ながらの言い回しなので、実際の妊娠・出産や体調のことは医師・助産師などの医療機関に相談してください。
意味と解説
もう小細工はやめなさい。人を損なえば自分も損をします。天の報いははっきりしていて、少しもえこひいきがない、と戒める籤です。
ひとこと:誠実にふるまっていれば、自分で自分の首をしめることはありません。
これは字面に沿った読み方です。あなたの問いにどう当てはまるかは、籤を引いた廟の解籤の方に尋ねるのがいちばん確かです。
籤の引き方(台湾の媽祖廟の場合)
- 線香をあげ、媽祖に名前・生年月日・住所を告げてから、尋ねたい一つのことをはっきり心の中で伝えます。
- 三日月形の木片二つ「ポエ(筊杯)」を投げ、籤を引いてよいか伺います。平らな面と丸い面が一つずつ出る「聖杯(せいはい)」が「はい」の合図です。
- 籤筒から竹の棒を一本引き、もう一度ポエを投げて「この番号でよいか」を確かめます。聖杯が三回続くまで確かめる廟が多く、出なければ引き直します。
- 番号の籤紙を受け取り、まず詩全体の意味を読み、次に釈解のうち自分の問いに合う項目を見ます。わからなければ廟の解籤の方に尋ねます。
一度に尋ねるのは一つだけ。問いが具体的なほど、籤の言葉と照らし合わせやすくなります。
よくある誤解
暗い内容の籤が出たら、その事はもうだめだ。
籤詩の多くは戒めや方向を示すものです。同じ籤でも尋ねる事柄によって意味が変わるので、釈解の中の自分の問いに当たる項目を見てください。
よい籤が出るまで、同じことを何度も引き直してよい。
習わしでは一つのことに一度だけ引きます。迷いが残るなら、廟の解籤の方に尋ねるか、しばらく時間をおいてから改めて伺います。
ひとこと正直に:籤詩は信仰で、現代語訳と解説は本サイトの読み方です
籤詩の原文、卦名、釈解は台南の祀典大天后宮の公式サイトを底本とし、ほかの三つの資料と一句ずつ照らし合わせています。明らかな誤字だけを改め、改めた箇所は各ページに公式サイトの原字を示しました。現代語訳・大意・解説は本サイトが字面から書いたもので、廟の正式な解釈ではありません。実際の解籤は、籤を引いた廟の解籤の方に尋ねてください。法律・医療・お金の問題は専門家に、体調がすぐれないときは医療機関に相談してください。本サイトの内容は参考・娯楽を目的としたものです。
籤詩のあとは、あなた自身の命式を
生年月日を入れるだけで、四柱推命の命式を無料で出せます。五行のバランスや通変星がわかります。
媽祖百首籤 第62番のよくある質問
媽祖百首籤の第62番にはどんな詩が書かれていますか?
「小智而今莫漫施,損人自損豈非痴,上天報應原無爽,風雨雷電詎有私」という七言四句で、大過卦が配されています。現代語にすると「小ざかしい知恵を、今はむやみに使うな。人を損なえば自分も損なう、なんと愚かなことか。天の報いは、もとより違うことがない。風も雨も雷も稲妻も、どうしてえこひいきしよう。」という意味です。
媽祖百首籤の第62番はどういう意味ですか?
もう小細工はやめなさい。人を損なえば自分も損をします。天の報いははっきりしていて、少しもえこひいきがない、と戒める籤です。ひとこと添えるなら、誠実にふるまっていれば、自分で自分の首をしめることはありません。