媽祖百首籤 第60番(謙卦)

常憑寶劍斬妖邪,十五年來事足誇,此去更宜韜悔好,磽磽易缺理無差。 いつも宝剣を頼みに、妖しいものを斬ってきた。この十五年の働きは、十分誇ってよい。これから先は、刃を収めて身を慎むのがよい。固く鋭いものほど欠けやすい、この理に違いはない。

籤詩の原文と現代語訳

常憑寶劍斬妖邪
いつも宝剣を頼みに、妖しいものを斬ってきた。

十五年來事足誇
この十五年の働きは、十分誇ってよい。

此去更宜韜悔好
これから先は、刃を収めて身を慎むのがよい。

磽磽易缺理無差
固く鋭いものほど欠けやすい、この理に違いはない。

籤番卦
第60番(第六十首)謙(けん)卦

校勘:第1句は大天后宮の公式サイトでは「常憑寶劍妖精碎」。

項目別の釈解

尋ねること釈解
仕事・試験いつも先に徳を積めば、おのずと先に望みがある
積德常先 自有後望
商売始めも終わりも順調でなく、結局元手を失う
首尾不順 終歸折本
妊娠・出産わだかまりが絡む、身ごもったら驚きごとに気をつける
冤愆纏憂 胎孕驚惶
結婚縁はきわめて結びにくい
望門守寡 萬難配偶
外出・旅進もうとしても不利、道で恨みを買う
欲進不利 途遇怨尤
家族ごたごたが続き、家が衰える
紛紛不以 門戶衰微
金運心が曲がっている、求めてはいけない
心邪理由 勿求勿求
時の運財力はむなしい望み、求めても益はない
財力空望 求之無益
失せ物行方は知れない、もう考えない
去向渺茫 不去再想
農作・家畜今年は利がない、来春を見る
今歲無利 且看明春
訴訟心穏やかに分を守れば、お役所ごとを免れる
平心安分 得免官非

釈解は大天后宮の公式サイトにより、日本語は本サイトの訳です。廟の釈解にはもう一つ「疾病」の項目がありますが、本サイトでは載せていません。「妊娠・出産」の項目も昔ながらの言い回しなので、実際の妊娠・出産や体調のことは医師・助産師などの医療機関に相談してください。

意味と解説

宝剣で悪を斬ってきた十五年の功績は誇ってよいものです。けれどこれからは鋭さを収めて慎むこと。硬すぎるものは折れやすい、という籤です。

ひとこと:成功したあとは、控えめにふるまうことを覚えましょう。

これは字面に沿った読み方です。あなたの問いにどう当てはまるかは、籤を引いた廟の解籤の方に尋ねるのがいちばん確かです。

籤の引き方(台湾の媽祖廟の場合)

  1. 線香をあげ、媽祖に名前・生年月日・住所を告げてから、尋ねたい一つのことをはっきり心の中で伝えます。
  2. 三日月形の木片二つ「ポエ(筊杯)」を投げ、籤を引いてよいか伺います。平らな面と丸い面が一つずつ出る「聖杯(せいはい)」が「はい」の合図です。
  3. 籤筒から竹の棒を一本引き、もう一度ポエを投げて「この番号でよいか」を確かめます。聖杯が三回続くまで確かめる廟が多く、出なければ引き直します。
  4. 番号の籤紙を受け取り、まず詩全体の意味を読み、次に釈解のうち自分の問いに合う項目を見ます。わからなければ廟の解籤の方に尋ねます。

一度に尋ねるのは一つだけ。問いが具体的なほど、籤の言葉と照らし合わせやすくなります。

よくある誤解

暗い内容の籤が出たら、その事はもうだめだ。

籤詩の多くは戒めや方向を示すものです。同じ籤でも尋ねる事柄によって意味が変わるので、釈解の中の自分の問いに当たる項目を見てください。

よい籤が出るまで、同じことを何度も引き直してよい。

習わしでは一つのことに一度だけ引きます。迷いが残るなら、廟の解籤の方に尋ねるか、しばらく時間をおいてから改めて伺います。

前の籤:第59番/次の籤:第61番

ひとこと正直に:籤詩は信仰で、現代語訳と解説は本サイトの読み方です

籤詩の原文、卦名、釈解は台南の祀典大天后宮の公式サイトを底本とし、ほかの三つの資料と一句ずつ照らし合わせています。明らかな誤字だけを改め、改めた箇所は各ページに公式サイトの原字を示しました。現代語訳・大意・解説は本サイトが字面から書いたもので、廟の正式な解釈ではありません。実際の解籤は、籤を引いた廟の解籤の方に尋ねてください。法律・医療・お金の問題は専門家に、体調がすぐれないときは医療機関に相談してください。本サイトの内容は参考・娯楽を目的としたものです。

籤詩のあとは、あなた自身の命式を

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媽祖百首籤 第60番のよくある質問

媽祖百首籤の第60番にはどんな詩が書かれていますか?

「常憑寶劍斬妖邪,十五年來事足誇,此去更宜韜悔好,磽磽易缺理無差」という七言四句で、謙卦が配されています。現代語にすると「いつも宝剣を頼みに、妖しいものを斬ってきた。この十五年の働きは、十分誇ってよい。これから先は、刃を収めて身を慎むのがよい。固く鋭いものほど欠けやすい、この理に違いはない。」という意味です。

媽祖百首籤の第60番はどういう意味ですか?

宝剣で悪を斬ってきた十五年の功績は誇ってよいものです。けれどこれからは鋭さを収めて慎むこと。硬すぎるものは折れやすい、という籤です。ひとこと添えるなら、成功したあとは、控えめにふるまうことを覚えましょう。