媽祖百首籤 第53番(明夷卦)

急水灘前快着篙,艄公把舵更應牢,須教出得風波險,方見舟師手段高。 急流の瀬の前で、すばやく竿を突き立てよ。船頭よ、舵をさらにしっかり握れ。風と波の危うさを抜けてこそ、船乗りの腕前の高さがわかる。

籤詩の原文と現代語訳

急水灘前快着篙
急流の瀬の前で、すばやく竿を突き立てよ。

艄公把舵更應牢
船頭よ、舵をさらにしっかり握れ。

須教出得風波險
風と波の危うさを抜けてこそ、

方見舟師手段高
船乗りの腕前の高さがわかる。

籤番卦
第53番(第五十三首)明夷(めいい)卦

校勘:第1句は大天后宮の公式サイトでは「急水灘前快若篙」。第2句は大天后宮の公式サイトでは「艄公把錠更應牢」。

項目別の釈解

尋ねること釈解
仕事・試験本分をしっかり守り、驚きごとを避ける
謹守本分 免受驚惶
商売元手が散る、力を尽くして立て直す
財本耗散 力求挽求
妊娠・出産出産前後はとくに慎重に、よく静養を
臨盆危險 小心安養
結婚縁ではない、夫婦にはならないほうがよい
非是緣份 不宜配合
外出・旅外出は不安が多い、時を待つほうがよい
出外惶恐 不如待時
家族心を一つに企てれば、力は十分
一心營謀 盡力有餘
金運運の道は険しく、求めても益はない
運途多舛 求之無益
時の運財力の支えがあっても、無理はしない
財力扶持 不可強求
失せ物運が悪い時、追わなくてよい
運當霉頭 不必追尋
農作・家畜田畑も家畜も荒れがちで、利は見込めない
田畜將蕪 無利可圖
訴訟お役所がらみの星、面倒から抜けにくい
身犯官符 事端難擺

釈解は大天后宮の公式サイトにより、日本語は本サイトの訳です。廟の釈解にはもう一つ「疾病」の項目がありますが、本サイトでは載せていません。「妊娠・出産」の項目も昔ながらの言い回しなので、実際の妊娠・出産や体調のことは医師・助産師などの医療機関に相談してください。

意味と解説

急流では竿をしっかり突き、舵を強く握ること。荒波を乗り切ってこそ、本当の腕前が見える、という籤です。

ひとこと:難しい局面こそ、実力を示す時です。

これは字面に沿った読み方です。あなたの問いにどう当てはまるかは、籤を引いた廟の解籤の方に尋ねるのがいちばん確かです。

籤の引き方(台湾の媽祖廟の場合)

  1. 線香をあげ、媽祖に名前・生年月日・住所を告げてから、尋ねたい一つのことをはっきり心の中で伝えます。
  2. 三日月形の木片二つ「ポエ(筊杯)」を投げ、籤を引いてよいか伺います。平らな面と丸い面が一つずつ出る「聖杯(せいはい)」が「はい」の合図です。
  3. 籤筒から竹の棒を一本引き、もう一度ポエを投げて「この番号でよいか」を確かめます。聖杯が三回続くまで確かめる廟が多く、出なければ引き直します。
  4. 番号の籤紙を受け取り、まず詩全体の意味を読み、次に釈解のうち自分の問いに合う項目を見ます。わからなければ廟の解籤の方に尋ねます。

一度に尋ねるのは一つだけ。問いが具体的なほど、籤の言葉と照らし合わせやすくなります。

よくある誤解

暗い内容の籤が出たら、その事はもうだめだ。

籤詩の多くは戒めや方向を示すものです。同じ籤でも尋ねる事柄によって意味が変わるので、釈解の中の自分の問いに当たる項目を見てください。

よい籤が出るまで、同じことを何度も引き直してよい。

習わしでは一つのことに一度だけ引きます。迷いが残るなら、廟の解籤の方に尋ねるか、しばらく時間をおいてから改めて伺います。

前の籤:第52番/次の籤:第54番

ひとこと正直に:籤詩は信仰で、現代語訳と解説は本サイトの読み方です

籤詩の原文、卦名、釈解は台南の祀典大天后宮の公式サイトを底本とし、ほかの三つの資料と一句ずつ照らし合わせています。明らかな誤字だけを改め、改めた箇所は各ページに公式サイトの原字を示しました。現代語訳・大意・解説は本サイトが字面から書いたもので、廟の正式な解釈ではありません。実際の解籤は、籤を引いた廟の解籤の方に尋ねてください。法律・医療・お金の問題は専門家に、体調がすぐれないときは医療機関に相談してください。本サイトの内容は参考・娯楽を目的としたものです。

籤詩のあとは、あなた自身の命式を

生年月日を入れるだけで、四柱推命の命式を無料で出せます。五行のバランスや通変星がわかります。

媽祖百首籤 第53番のよくある質問

媽祖百首籤の第53番にはどんな詩が書かれていますか?

「急水灘前快着篙,艄公把舵更應牢,須教出得風波險,方見舟師手段高」という七言四句で、明夷卦が配されています。現代語にすると「急流の瀬の前で、すばやく竿を突き立てよ。船頭よ、舵をさらにしっかり握れ。風と波の危うさを抜けてこそ、船乗りの腕前の高さがわかる。」という意味です。

媽祖百首籤の第53番はどういう意味ですか?

急流では竿をしっかり突き、舵を強く握ること。荒波を乗り切ってこそ、本当の腕前が見える、という籤です。ひとこと添えるなら、難しい局面こそ、実力を示す時です。