媽祖百首籤 第50番(艮卦)

神仙事業由前定,行向東來更向南,取坎填離成大業,長生不老是奇男。 仙人の業は、あらかじめ定まっている。東へ行き、さらに南へ向かいなさい。坎を取って離を満たせば、大業は成り、不老長生を得る、ならぶ者なき人となる。

籤詩の原文と現代語訳

神仙事業由前定
仙人の業は、あらかじめ定まっている。

行向東來更向南
東へ行き、さらに南へ向かいなさい。

取坎填離成大業
坎を取って離を満たせば、大業は成り、

長生不老是奇男
不老長生を得る、ならぶ者なき人となる。

籤番卦
第50番(第五十首)艮(ごん)卦

校勘:第3句は大天后宮の公式サイトでは「取坎真離成大業」。

項目別の釈解

尋ねること釈解
仕事・試験富貴はきわめて大きく、宗廟の宝器のような人物
富貴極大 曰瑚璉也
商売公平に取引すれば、おのずと利がある
交易公平 自得利益
妊娠・出産男の子の喜び、福禄寿がそろう
弄璋喜慶 福祿壽全
結婚自然に結ばれる、無理強いしない
配合自然 不可嬌強
外出・旅和やかに人に接すれば、どこでも春
和氣近人 四處皆春
家族家は和やかで平らか、家族も安らか
家和宜平 人春咸寧
金運南東に喜びがあり、人に頼めば得られる
東南喜氣 求人必有
時の運次々と入ってくる、徳が大切
源源而來 通德為要
失せ物手に取るように、探せば見つかる
如取如攜 尋之可得
農作・家畜よい稲が大いに実り、家畜も盛ん
嘉禾大收 六畜皆盛
訴訟心に偽りがなければ、おのずと安らか
念念無欺 即可自安

釈解は大天后宮の公式サイトにより、日本語は本サイトの訳です。廟の釈解にはもう一つ「疾病」の項目がありますが、本サイトでは載せていません。「妊娠・出産」の項目も昔ながらの言い回しなので、実際の妊娠・出産や体調のことは医師・助産師などの医療機関に相談してください。

意味と解説

仙人の修行のような大きな仕事は定まった道筋があります。東へ、それから南へ。心身を修めて調和をとれば、大きなことを成し遂げられる、という籤です。

典故:坎(かん・水)と離(り・火)は易の卦で、「坎を取りて離を填(み)たす」は、体内の水と火の気を調和させる道教の内丹(修行法)の言葉です。

ひとこと:身を修めることが、すべての土台です。

詩句や釈解に出てくる「寿」「長生」などの言葉は、長寿を願う昔ながらの祝い言葉(あるいは道教の修行の言い回し)で、寿命を予言するものではありません。

これは字面に沿った読み方です。あなたの問いにどう当てはまるかは、籤を引いた廟の解籤の方に尋ねるのがいちばん確かです。

籤の引き方(台湾の媽祖廟の場合)

  1. 線香をあげ、媽祖に名前・生年月日・住所を告げてから、尋ねたい一つのことをはっきり心の中で伝えます。
  2. 三日月形の木片二つ「ポエ(筊杯)」を投げ、籤を引いてよいか伺います。平らな面と丸い面が一つずつ出る「聖杯(せいはい)」が「はい」の合図です。
  3. 籤筒から竹の棒を一本引き、もう一度ポエを投げて「この番号でよいか」を確かめます。聖杯が三回続くまで確かめる廟が多く、出なければ引き直します。
  4. 番号の籤紙を受け取り、まず詩全体の意味を読み、次に釈解のうち自分の問いに合う項目を見ます。わからなければ廟の解籤の方に尋ねます。

一度に尋ねるのは一つだけ。問いが具体的なほど、籤の言葉と照らし合わせやすくなります。

よくある誤解

暗い内容の籤が出たら、その事はもうだめだ。

籤詩の多くは戒めや方向を示すものです。同じ籤でも尋ねる事柄によって意味が変わるので、釈解の中の自分の問いに当たる項目を見てください。

よい籤が出るまで、同じことを何度も引き直してよい。

習わしでは一つのことに一度だけ引きます。迷いが残るなら、廟の解籤の方に尋ねるか、しばらく時間をおいてから改めて伺います。

前の籤:第49番/次の籤:第51番

ひとこと正直に:籤詩は信仰で、現代語訳と解説は本サイトの読み方です

籤詩の原文、卦名、釈解は台南の祀典大天后宮の公式サイトを底本とし、ほかの三つの資料と一句ずつ照らし合わせています。明らかな誤字だけを改め、改めた箇所は各ページに公式サイトの原字を示しました。現代語訳・大意・解説は本サイトが字面から書いたもので、廟の正式な解釈ではありません。実際の解籤は、籤を引いた廟の解籤の方に尋ねてください。法律・医療・お金の問題は専門家に、体調がすぐれないときは医療機関に相談してください。本サイトの内容は参考・娯楽を目的としたものです。

籤詩のあとは、あなた自身の命式を

生年月日を入れるだけで、四柱推命の命式を無料で出せます。五行のバランスや通変星がわかります。

媽祖百首籤 第50番のよくある質問

媽祖百首籤の第50番にはどんな詩が書かれていますか?

「神仙事業由前定,行向東來更向南,取坎填離成大業,長生不老是奇男」という七言四句で、艮卦が配されています。現代語にすると「仙人の業は、あらかじめ定まっている。東へ行き、さらに南へ向かいなさい。坎を取って離を満たせば、大業は成り、不老長生を得る、ならぶ者なき人となる。」という意味です。

媽祖百首籤の第50番はどういう意味ですか?

仙人の修行のような大きな仕事は定まった道筋があります。東へ、それから南へ。心身を修めて調和をとれば、大きなことを成し遂げられる、という籤です。ひとこと添えるなら、身を修めることが、すべての土台です。