媽祖百首籤 第29番(未済卦)

作善應須降百祥,門庭具盛事非常,濟人初願君無負,看此堂前桂子香。 善を行えば、百の吉祥が降りてくる。家門はそろって栄え、並々ならぬ勢い。人を救おうとした初めの願いに、そむかなければ、この家の前で、桂の花が香るのを見るだろう。

籤詩の原文と現代語訳

作善應須降百祥
善を行えば、百の吉祥が降りてくる。

門庭具盛事非常
家門はそろって栄え、並々ならぬ勢い。

濟人初願君無負
人を救おうとした初めの願いに、そむかなければ、

看此堂前桂子香
この家の前で、桂の花が香るのを見るだろう。

籤番卦
第29番(第二十九首)未済(びせい)卦

白沙屯系統の第29番

白沙屯拱天宮(苗栗県)や港湖天元宮などで使われる百首籤は、第25番から第36番までの十二首が別の詩になっています。そちらの系統では、この番号は次の詩です。

無論築室與開山
家を建てるにも山を開くにも、

方向通時總一般
方角が通じていれば、どれも同じこと。

若遇貴人來拱照
助けてくれる人に照らされれば、

吉凶趨避在其間
吉を取り凶を避ける道は、その中にある。

それらの廟で籤を引いた場合は、その廟の籤詩に従ってください。

項目別の釈解

尋ねること釈解
仕事・試験業績は人にまさり、栄華は代々続く
功業勝人 榮華奕世
商売家を興し事業を立て、子孫に道を残す
成家立業 貽謀子孫
妊娠・出産善を積んだ家に、桂の花が香る(よい子に恵まれる)
積善之家 桂子飄香
結婚よき伴侶に恵まれ、子宝も多い
君子好逑 更多貴子
外出・旅気ままな旅も思いどおり、心の通う人に会う
萍蹤得意 盡足知心
家族吉祥を迎え福を招き、家族は安らか
迎祥納福 人口安寧
金運財の星が輝き、利の道が通じる
財星光輝 利路亨通
時の運すぐ手に入る、求めれば必ず来る
垂手可得 求之必到
失せ物探せば戻る、気にしなくてよい
查尋可回 勿必掛意
農作・家畜五穀豊穣、家畜も盛ん
五穀豐登 盛產六畜
訴訟有力者の後ろ盾があり、向かうところ敵なし
權貴扶持 所向無敵

釈解は大天后宮の公式サイトにより、日本語は本サイトの訳です。廟の釈解にはもう一つ「疾病」の項目がありますが、本サイトでは載せていません。「妊娠・出産」の項目も昔ながらの言い回しなので、実際の妊娠・出産や体調のことは医師・助産師などの医療機関に相談してください。

意味と解説

善を行えば多くの福が降り、家は栄えます。人を助けようとした最初の願いを忘れなければ、子や孫が立派に育つ、という籤です。

典故:桂(木犀)の花は、科挙に合格する子を表します。

ひとこと:善い行いを続けていれば、その福は家に返ってきます。

これは字面に沿った読み方です。あなたの問いにどう当てはまるかは、籤を引いた廟の解籤の方に尋ねるのがいちばん確かです。

籤の引き方(台湾の媽祖廟の場合)

  1. 線香をあげ、媽祖に名前・生年月日・住所を告げてから、尋ねたい一つのことをはっきり心の中で伝えます。
  2. 三日月形の木片二つ「ポエ(筊杯)」を投げ、籤を引いてよいか伺います。平らな面と丸い面が一つずつ出る「聖杯(せいはい)」が「はい」の合図です。
  3. 籤筒から竹の棒を一本引き、もう一度ポエを投げて「この番号でよいか」を確かめます。聖杯が三回続くまで確かめる廟が多く、出なければ引き直します。
  4. 番号の籤紙を受け取り、まず詩全体の意味を読み、次に釈解のうち自分の問いに合う項目を見ます。わからなければ廟の解籤の方に尋ねます。

一度に尋ねるのは一つだけ。問いが具体的なほど、籤の言葉と照らし合わせやすくなります。

よくある誤解

暗い内容の籤が出たら、その事はもうだめだ。

籤詩の多くは戒めや方向を示すものです。同じ籤でも尋ねる事柄によって意味が変わるので、釈解の中の自分の問いに当たる項目を見てください。

よい籤が出るまで、同じことを何度も引き直してよい。

習わしでは一つのことに一度だけ引きます。迷いが残るなら、廟の解籤の方に尋ねるか、しばらく時間をおいてから改めて伺います。

前の籤:第28番/次の籤:第30番

ひとこと正直に:籤詩は信仰で、現代語訳と解説は本サイトの読み方です

籤詩の原文、卦名、釈解は台南の祀典大天后宮の公式サイトを底本とし、ほかの三つの資料と一句ずつ照らし合わせています。明らかな誤字だけを改め、改めた箇所は各ページに公式サイトの原字を示しました。現代語訳・大意・解説は本サイトが字面から書いたもので、廟の正式な解釈ではありません。実際の解籤は、籤を引いた廟の解籤の方に尋ねてください。法律・医療・お金の問題は専門家に、体調がすぐれないときは医療機関に相談してください。本サイトの内容は参考・娯楽を目的としたものです。

籤詩のあとは、あなた自身の命式を

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媽祖百首籤 第29番のよくある質問

媽祖百首籤の第29番にはどんな詩が書かれていますか?

「作善應須降百祥,門庭具盛事非常,濟人初願君無負,看此堂前桂子香」という七言四句で、未済卦が配されています。現代語にすると「善を行えば、百の吉祥が降りてくる。家門はそろって栄え、並々ならぬ勢い。人を救おうとした初めの願いに、そむかなければ、この家の前で、桂の花が香るのを見るだろう。」という意味です。

媽祖百首籤の第29番はどういう意味ですか?

善を行えば多くの福が降り、家は栄えます。人を助けようとした最初の願いを忘れなければ、子や孫が立派に育つ、という籤です。ひとこと添えるなら、善い行いを続けていれば、その福は家に返ってきます。