媽祖百首籤 第24番(晋卦)
共道今年勝舊年,家門氣象覺熙恬,勸君得隴毋望蜀,省却中懷似火煎。 誰もが言う、今年は去年よりよいと。家の気配も、明るく和やかに感じられる。隴を得たら、蜀まで望んではならない。胸の内を火で焼くような焦りから、身を守りなさい。
籤詩の原文と現代語訳
共道今年勝舊年
誰もが言う、今年は去年よりよいと。
家門氣象覺熙恬
家の気配も、明るく和やかに感じられる。
勸君得隴毋望蜀
隴を得たら、蜀まで望んではならない。
省却中懷似火煎
胸の内を火で焼くような焦りから、身を守りなさい。
| 籤番 | 卦 |
|---|---|
| 第24番(第二十四首) | 晋(しん)卦 |
校勘:第2句は大天后宮の公式サイトでは「家門氣象覺熙悟」。
項目別の釈解
| 尋ねること | 釈解 |
|---|---|
| 仕事・試験 | 仕事で成功したら、潮時に身を引く 功名成就 急流捲退 |
| 商売 | 正しい道で財を得る、決して欲張らない 大道生財 切莫貪婪 |
| 妊娠・出産 | よい子を授かり、家の誉れとなる 嘉種延降 喜耀門閭 |
| 結婚 | 疑う必要はない、結婚は決めてよい 不須多疑 婚姻可定 |
| 外出・旅 | 遠出は向かない、家を守るのがよい 不宜遠行 守家方好 |
| 家族 | 信じ合えば、実りが増えて栄える 信之相得 進益喜昌 |
| 金運 | 今の運は盛ん、この先は並 現運興隆 後來平平 |
| 時の運 | 財が広く入り、利の道が通じる 財源廣進 利路亨通 |
| 失せ物 | 巡り合わせが悪い、もう追わなくてよい 運逢不遇 不必再追 |
| 農作・家畜 | 田は日照りにあい、家畜も振るわない 田禾逢魃 六畜不旺 |
| 訴訟 | 自分でまいた種、神に祈っても益はない 自作之孽 祈神無益 |
釈解は大天后宮の公式サイトにより、日本語は本サイトの訳です。廟の釈解にはもう一つ「疾病」の項目がありますが、本サイトでは載せていません。「妊娠・出産」の項目も昔ながらの言い回しなので、実際の妊娠・出産や体調のことは医師・助産師などの医療機関に相談してください。
意味と解説
今年は去年よりよく、家の中も和やかです。ある程度手に入ったら、それ以上を欲張らないこと。焦りで身を焦がさないように、という籤です。
典故:「隴(ろう)を得て蜀(しょく)を望む」は後漢の光武帝の言葉とされ、一つの土地を手に入れるとすぐ次の土地が欲しくなる、人の欲の果てしなさを言います。
ひとこと:足るを知れば、心はいつも穏やかです。
これは字面に沿った読み方です。あなたの問いにどう当てはまるかは、籤を引いた廟の解籤の方に尋ねるのがいちばん確かです。
籤の引き方(台湾の媽祖廟の場合)
- 線香をあげ、媽祖に名前・生年月日・住所を告げてから、尋ねたい一つのことをはっきり心の中で伝えます。
- 三日月形の木片二つ「ポエ(筊杯)」を投げ、籤を引いてよいか伺います。平らな面と丸い面が一つずつ出る「聖杯(せいはい)」が「はい」の合図です。
- 籤筒から竹の棒を一本引き、もう一度ポエを投げて「この番号でよいか」を確かめます。聖杯が三回続くまで確かめる廟が多く、出なければ引き直します。
- 番号の籤紙を受け取り、まず詩全体の意味を読み、次に釈解のうち自分の問いに合う項目を見ます。わからなければ廟の解籤の方に尋ねます。
一度に尋ねるのは一つだけ。問いが具体的なほど、籤の言葉と照らし合わせやすくなります。
よくある誤解
暗い内容の籤が出たら、その事はもうだめだ。
籤詩の多くは戒めや方向を示すものです。同じ籤でも尋ねる事柄によって意味が変わるので、釈解の中の自分の問いに当たる項目を見てください。
よい籤が出るまで、同じことを何度も引き直してよい。
習わしでは一つのことに一度だけ引きます。迷いが残るなら、廟の解籤の方に尋ねるか、しばらく時間をおいてから改めて伺います。
ひとこと正直に:籤詩は信仰で、現代語訳と解説は本サイトの読み方です
籤詩の原文、卦名、釈解は台南の祀典大天后宮の公式サイトを底本とし、ほかの三つの資料と一句ずつ照らし合わせています。明らかな誤字だけを改め、改めた箇所は各ページに公式サイトの原字を示しました。現代語訳・大意・解説は本サイトが字面から書いたもので、廟の正式な解釈ではありません。実際の解籤は、籤を引いた廟の解籤の方に尋ねてください。法律・医療・お金の問題は専門家に、体調がすぐれないときは医療機関に相談してください。本サイトの内容は参考・娯楽を目的としたものです。
籤詩のあとは、あなた自身の命式を
生年月日を入れるだけで、四柱推命の命式を無料で出せます。五行のバランスや通変星がわかります。
媽祖百首籤 第24番のよくある質問
媽祖百首籤の第24番にはどんな詩が書かれていますか?
「共道今年勝舊年,家門氣象覺熙恬,勸君得隴毋望蜀,省却中懷似火煎」という七言四句で、晋卦が配されています。現代語にすると「誰もが言う、今年は去年よりよいと。家の気配も、明るく和やかに感じられる。隴を得たら、蜀まで望んではならない。胸の内を火で焼くような焦りから、身を守りなさい。」という意味です。
媽祖百首籤の第24番はどういう意味ですか?
今年は去年よりよく、家の中も和やかです。ある程度手に入ったら、それ以上を欲張らないこと。焦りで身を焦がさないように、という籤です。ひとこと添えるなら、足るを知れば、心はいつも穏やかです。