媽祖百首籤 第23番(離卦)

行船共識賴神明,舵椗常教要小心,莫道急流方着力,閒中打點免災侵。 船を行かせるには神の助けが要ると、誰もが知っている。それでも舵と錨には、いつも気を配りなさい。急流になってから力を入れればよい、などと言うな。穏やかなうちに整えておけば、災いは寄りつかない。

籤詩の原文と現代語訳

行船共識賴神明
船を行かせるには神の助けが要ると、誰もが知っている。

舵椗常教要小心
それでも舵と錨には、いつも気を配りなさい。

莫道急流方着力
急流になってから力を入れればよい、などと言うな。

閒中打點免災侵
穏やかなうちに整えておけば、災いは寄りつかない。

籤番卦
第23番(第二十三首)離(り)卦

校勘:第2句は大天后宮の公式サイトでは「舵錠常教要小心」。

項目別の釈解

尋ねること釈解
仕事・試験平凡に穏やかに老いる、高望みは要らない
布衣安老 何必妄想
商売暮らしが立てば十分、ぜいたくは望まない
只須小康 不必奢望
妊娠・出産体をいたわれば、どちらも無事
保養身體 兩全其美
結婚縁はまとまりにくく、まだ定まらない
卻難配偶 尚不定當
外出・旅分を守り、あてもなく動き回らない
安份守己 皇皇何之
家族家運は並、しばらく待つのがよい
家運平常 不如且候
金運浮き草のような運、求めても益はない
嘆如浮運 求之無益
時の運神に祈り願えば、転機が訪れる
望神乞賜 方有轉機
失せ物得られるかは読めない、深追いしない
得之難測 切莫過求
農作・家畜何事もほどほどで、欲張らない
凡事知足 不宜多求
訴訟目上の人とうまく和めば、双方によい
乙得上司 和者兩美

釈解は大天后宮の公式サイトにより、日本語は本サイトの訳です。廟の釈解にはもう一つ「疾病」の項目がありますが、本サイトでは載せていません。「妊娠・出産」の項目も昔ながらの言い回しなので、実際の妊娠・出産や体調のことは医師・助産師などの医療機関に相談してください。

意味と解説

船の旅は神様頼みとはいえ、舵取りはいつも気を抜けません。急流に入ってから力を込めるのではなく、穏やかなうちに備えておきなさい、という籤です。

ひとこと:備えはふだんから。いざという時の神頼みでは間に合いません。

これは字面に沿った読み方です。あなたの問いにどう当てはまるかは、籤を引いた廟の解籤の方に尋ねるのがいちばん確かです。

籤の引き方(台湾の媽祖廟の場合)

  1. 線香をあげ、媽祖に名前・生年月日・住所を告げてから、尋ねたい一つのことをはっきり心の中で伝えます。
  2. 三日月形の木片二つ「ポエ(筊杯)」を投げ、籤を引いてよいか伺います。平らな面と丸い面が一つずつ出る「聖杯(せいはい)」が「はい」の合図です。
  3. 籤筒から竹の棒を一本引き、もう一度ポエを投げて「この番号でよいか」を確かめます。聖杯が三回続くまで確かめる廟が多く、出なければ引き直します。
  4. 番号の籤紙を受け取り、まず詩全体の意味を読み、次に釈解のうち自分の問いに合う項目を見ます。わからなければ廟の解籤の方に尋ねます。

一度に尋ねるのは一つだけ。問いが具体的なほど、籤の言葉と照らし合わせやすくなります。

よくある誤解

暗い内容の籤が出たら、その事はもうだめだ。

籤詩の多くは戒めや方向を示すものです。同じ籤でも尋ねる事柄によって意味が変わるので、釈解の中の自分の問いに当たる項目を見てください。

よい籤が出るまで、同じことを何度も引き直してよい。

習わしでは一つのことに一度だけ引きます。迷いが残るなら、廟の解籤の方に尋ねるか、しばらく時間をおいてから改めて伺います。

前の籤:第22番/次の籤:第24番

ひとこと正直に:籤詩は信仰で、現代語訳と解説は本サイトの読み方です

籤詩の原文、卦名、釈解は台南の祀典大天后宮の公式サイトを底本とし、ほかの三つの資料と一句ずつ照らし合わせています。明らかな誤字だけを改め、改めた箇所は各ページに公式サイトの原字を示しました。現代語訳・大意・解説は本サイトが字面から書いたもので、廟の正式な解釈ではありません。実際の解籤は、籤を引いた廟の解籤の方に尋ねてください。法律・医療・お金の問題は専門家に、体調がすぐれないときは医療機関に相談してください。本サイトの内容は参考・娯楽を目的としたものです。

籤詩のあとは、あなた自身の命式を

生年月日を入れるだけで、四柱推命の命式を無料で出せます。五行のバランスや通変星がわかります。

媽祖百首籤 第23番のよくある質問

媽祖百首籤の第23番にはどんな詩が書かれていますか?

「行船共識賴神明,舵椗常教要小心,莫道急流方着力,閒中打點免災侵」という七言四句で、離卦が配されています。現代語にすると「船を行かせるには神の助けが要ると、誰もが知っている。それでも舵と錨には、いつも気を配りなさい。急流になってから力を入れればよい、などと言うな。穏やかなうちに整えておけば、災いは寄りつかない。」という意味です。

媽祖百首籤の第23番はどういう意味ですか?

船の旅は神様頼みとはいえ、舵取りはいつも気を抜けません。急流に入ってから力を込めるのではなく、穏やかなうちに備えておきなさい、という籤です。ひとこと添えるなら、備えはふだんから。いざという時の神頼みでは間に合いません。