媽祖百首籤 第19番(渙卦)

渭川頭白一漁翁,遇合時來便不同,莫道蹉跎心便冷,須從忍耐付窮通。 渭水のほとり、白髪の年老いた釣り人。めぐり会う時が来れば、すべてが変わる。月日を無駄にしたと、心を冷やしてはならない。耐え忍んで、行きづまりも開ける時も天にまかせなさい。

籤詩の原文と現代語訳

渭川頭白一漁翁
渭水のほとり、白髪の年老いた釣り人。

遇合時來便不同
めぐり会う時が来れば、すべてが変わる。

莫道蹉跎心便冷
月日を無駄にしたと、心を冷やしてはならない。

須從忍耐付窮通
耐え忍んで、行きづまりも開ける時も天にまかせなさい。

籤番卦
第19番(第十九首)渙(かん)卦

項目別の釈解

尋ねること釈解
仕事・試験瓜を植えれば瓜、豆を植えれば豆
種瓜得瓜 得豆得豆
商売人をあざむかずに商えば、心穏やかで福多し
貿易不欺 平心福多
妊娠・出産よい種をまけば、よい子を授かる
藍田種玉 必得佳兒
結婚和やかで清らか、夫婦になってよい
和合清吉 可以匹配
外出・旅まっすぐ誠実でいれば、どちらを向いてもよし
忠直自持 左宜右有
家族ひとかけらの善い心が、子や孫の代まで実る
一點心田 子種孫耕
金運道にはずれた財は取らない、求めれば得られる
非義勿取 求之必有
時の運財を生む時、よい運が見えてきた
大適生財 佳運現到
失せ物慎重に、また失くさないよう用心を
謹慎小心 宜防再失
農作・家畜田畑も家畜も、収穫が見込める
田園牧產 收穫可圖
訴訟波風は長引いても、大事には至らない
風波可長 幸無大礙

釈解は大天后宮の公式サイトにより、日本語は本サイトの訳です。廟の釈解にはもう一つ「疾病」の項目がありますが、本サイトでは載せていません。「妊娠・出産」の項目も昔ながらの言い回しなので、実際の妊娠・出産や体調のことは医師・助産師などの医療機関に相談してください。

意味と解説

太公望は年老いて渭水で釣りをしていたところ、周の文王にめぐり会って運が開けました。時間を無駄にしたと心をしぼませず、耐えて時を待ちなさい、という籤です。

典故:太公望(呂尚)は、年老いて渭水で釣りをしていたところを周の文王に見出され、軍師として迎えられたと伝えられます。日本で釣り人を「太公望」と呼ぶのはこの故事からです。

ひとこと:時が来るまで持ちこたえることも、立派な力です。

これは字面に沿った読み方です。あなたの問いにどう当てはまるかは、籤を引いた廟の解籤の方に尋ねるのがいちばん確かです。

籤の引き方(台湾の媽祖廟の場合)

  1. 線香をあげ、媽祖に名前・生年月日・住所を告げてから、尋ねたい一つのことをはっきり心の中で伝えます。
  2. 三日月形の木片二つ「ポエ(筊杯)」を投げ、籤を引いてよいか伺います。平らな面と丸い面が一つずつ出る「聖杯(せいはい)」が「はい」の合図です。
  3. 籤筒から竹の棒を一本引き、もう一度ポエを投げて「この番号でよいか」を確かめます。聖杯が三回続くまで確かめる廟が多く、出なければ引き直します。
  4. 番号の籤紙を受け取り、まず詩全体の意味を読み、次に釈解のうち自分の問いに合う項目を見ます。わからなければ廟の解籤の方に尋ねます。

一度に尋ねるのは一つだけ。問いが具体的なほど、籤の言葉と照らし合わせやすくなります。

よくある誤解

暗い内容の籤が出たら、その事はもうだめだ。

籤詩の多くは戒めや方向を示すものです。同じ籤でも尋ねる事柄によって意味が変わるので、釈解の中の自分の問いに当たる項目を見てください。

よい籤が出るまで、同じことを何度も引き直してよい。

習わしでは一つのことに一度だけ引きます。迷いが残るなら、廟の解籤の方に尋ねるか、しばらく時間をおいてから改めて伺います。

前の籤:第18番/次の籤:第20番

ひとこと正直に:籤詩は信仰で、現代語訳と解説は本サイトの読み方です

籤詩の原文、卦名、釈解は台南の祀典大天后宮の公式サイトを底本とし、ほかの三つの資料と一句ずつ照らし合わせています。明らかな誤字だけを改め、改めた箇所は各ページに公式サイトの原字を示しました。現代語訳・大意・解説は本サイトが字面から書いたもので、廟の正式な解釈ではありません。実際の解籤は、籤を引いた廟の解籤の方に尋ねてください。法律・医療・お金の問題は専門家に、体調がすぐれないときは医療機関に相談してください。本サイトの内容は参考・娯楽を目的としたものです。

籤詩のあとは、あなた自身の命式を

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媽祖百首籤 第19番のよくある質問

媽祖百首籤の第19番にはどんな詩が書かれていますか?

「渭川頭白一漁翁,遇合時來便不同,莫道蹉跎心便冷,須從忍耐付窮通」という七言四句で、渙卦が配されています。現代語にすると「渭水のほとり、白髪の年老いた釣り人。めぐり会う時が来れば、すべてが変わる。月日を無駄にしたと、心を冷やしてはならない。耐え忍んで、行きづまりも開ける時も天にまかせなさい。」という意味です。

媽祖百首籤の第19番はどういう意味ですか?

太公望は年老いて渭水で釣りをしていたところ、周の文王にめぐり会って運が開けました。時間を無駄にしたと心をしぼませず、耐えて時を待ちなさい、という籤です。ひとこと添えるなら、時が来るまで持ちこたえることも、立派な力です。