媽祖百首籤 第10番(小過卦)

泰極否來汝不知,循環往復道無私,回思昔日風光好,却悔今朝禱告遲。 泰がきわまれば否が来ることを、あなたは知らない。めぐりめぐる道理に、えこひいきはない。昔の華やかな日々を思い返し、今日になって祈りの遅さを悔やむ。

籤詩の原文と現代語訳

泰極否來汝不知
泰がきわまれば否が来ることを、あなたは知らない。

循環往復道無私
めぐりめぐる道理に、えこひいきはない。

回思昔日風光好
昔の華やかな日々を思い返し、

却悔今朝禱告遲
今日になって祈りの遅さを悔やむ。

籤番卦
第10番(第十首)小過(しょうか)卦

校勘:第1句は大天后宮の公式サイトでは「太極否來汝不知」。

項目別の釈解

尋ねること釈解
仕事・試験今回は成らない、望みを抱いても仕方ない
此舉不成 何須妄想
商売財が多くても散りやすく、出費がかさむ
財多沖散 未免消耗
妊娠・出産子の縁は細く、善い行いを心がける
多生少養 當行善事
結婚どうにも合わず、夫婦にはなりにくい
但此不合 難以配匹
外出・旅道は険しく、出かけるのは不吉
行險艱辛 外出不吉
家族口争いが多く、心配や恨みが絶えない
多生舌口 難免愁怨
金運巡り合わせが悪く、障りが多い
命運不濟 事多阻隔
時の運金運がまったくなく、時期もよくない
全無財氣 時機不佳
失せ物海に沈んだ石のよう、過ぎたことは追わない
石沈大海 既往莫查
農作・家畜田畑は荒れ、鶏も犬もやせる
田園荒蕪 雞犬俱瘦
訴訟運が衰えて、面倒は避けにくい
時衰運蹇 難免相侵

釈解は大天后宮の公式サイトにより、日本語は本サイトの訳です。廟の釈解にはもう一つ「疾病」の項目がありますが、本サイトでは載せていません。「妊娠・出産」の項目も昔ながらの言い回しなので、実際の妊娠・出産や体調のことは医師・助産師などの医療機関に相談してください。

意味と解説

よいことがきわまれば悪いほうへ転じる、それが世のめぐりです。過去の華やかさを思い出し、今になって祈りに来たことを悔やむ、という籤です。

典故:泰(たい)と否(ひ)は易経の卦の名で、泰は安泰、否はふさがりを表します。「泰極まりて否来たる」は、よい時期の中に次の転落の種があるという意味です。

ひとこと:順調なときにこそ備えておき、何か起きてから慌てないように。

これは字面に沿った読み方です。あなたの問いにどう当てはまるかは、籤を引いた廟の解籤の方に尋ねるのがいちばん確かです。

籤の引き方(台湾の媽祖廟の場合)

  1. 線香をあげ、媽祖に名前・生年月日・住所を告げてから、尋ねたい一つのことをはっきり心の中で伝えます。
  2. 三日月形の木片二つ「ポエ(筊杯)」を投げ、籤を引いてよいか伺います。平らな面と丸い面が一つずつ出る「聖杯(せいはい)」が「はい」の合図です。
  3. 籤筒から竹の棒を一本引き、もう一度ポエを投げて「この番号でよいか」を確かめます。聖杯が三回続くまで確かめる廟が多く、出なければ引き直します。
  4. 番号の籤紙を受け取り、まず詩全体の意味を読み、次に釈解のうち自分の問いに合う項目を見ます。わからなければ廟の解籤の方に尋ねます。

一度に尋ねるのは一つだけ。問いが具体的なほど、籤の言葉と照らし合わせやすくなります。

よくある誤解

暗い内容の籤が出たら、その事はもうだめだ。

籤詩の多くは戒めや方向を示すものです。同じ籤でも尋ねる事柄によって意味が変わるので、釈解の中の自分の問いに当たる項目を見てください。

よい籤が出るまで、同じことを何度も引き直してよい。

習わしでは一つのことに一度だけ引きます。迷いが残るなら、廟の解籤の方に尋ねるか、しばらく時間をおいてから改めて伺います。

前の籤:第9番/次の籤:第11番

ひとこと正直に:籤詩は信仰で、現代語訳と解説は本サイトの読み方です

籤詩の原文、卦名、釈解は台南の祀典大天后宮の公式サイトを底本とし、ほかの三つの資料と一句ずつ照らし合わせています。明らかな誤字だけを改め、改めた箇所は各ページに公式サイトの原字を示しました。現代語訳・大意・解説は本サイトが字面から書いたもので、廟の正式な解釈ではありません。実際の解籤は、籤を引いた廟の解籤の方に尋ねてください。法律・医療・お金の問題は専門家に、体調がすぐれないときは医療機関に相談してください。本サイトの内容は参考・娯楽を目的としたものです。

籤詩のあとは、あなた自身の命式を

生年月日を入れるだけで、四柱推命の命式を無料で出せます。五行のバランスや通変星がわかります。

媽祖百首籤 第10番のよくある質問

媽祖百首籤の第10番にはどんな詩が書かれていますか?

「泰極否來汝不知,循環往復道無私,回思昔日風光好,却悔今朝禱告遲」という七言四句で、小過卦が配されています。現代語にすると「泰がきわまれば否が来ることを、あなたは知らない。めぐりめぐる道理に、えこひいきはない。昔の華やかな日々を思い返し、今日になって祈りの遅さを悔やむ。」という意味です。

媽祖百首籤の第10番はどういう意味ですか?

よいことがきわまれば悪いほうへ転じる、それが世のめぐりです。過去の華やかさを思い出し、今になって祈りに来たことを悔やむ、という籤です。ひとこと添えるなら、順調なときにこそ備えておき、何か起きてから慌てないように。