巳申の破とは?意味と読み方

巳(み)と申(さる)の破は、六破のなかで最もドラマのある組み合わせです。巳申という同じ二字が支合(しごう)でもあり破でもあり、命式にさらに寅(とら)が加われば「寅巳申の三刑(さんけい)」にもなるからです。巳申は破だけで終わらず、「合って、破れて、刑まで帯びるかもしれない」ひとつながりの筋書きになりがちです。

関係の種類
地支の六破(合と刑も兼ねる)
破し合う字
巳(火)↔ 申(金)
ひとつの組に複数の関係
巳申の合(結びつき)+巳申の破(変化)+寅が加わると寅巳申の三刑
傾向
合ってから破れる、合のなかに刑を帯びる、親しくなってから疎遠になる
子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥
巳申の破

一、破は軽いが、巳申は破だけではない

破はもともと六つの関係で最も軽いものです。ところが巳申は特別で、同じ二字が三つの関係を兼ねるため、話がぐっと複雑になります。「巳申の破」だけを見てもあまり意味はなく、合と刑をあわせて見る必要があります。

二、巳申の三つの顔

巳申の合(支合)は、引き合い、手を組み、すぐに意気投合する関係です。巳申の破は、変化や別れにつながるひびです。そして寅が加わると寅巳申の三刑がそろい、敵対にまで至ります。巳申はこのクラスターで最もドラマチックな組み合わせで、最初は意気投合し、やがてすれ違い、ときには決裂します。(「巳申の合」「寅巳申の三刑」もあわせてお読みください。)

三、どの柱に出るか、いつ動くか

巳申がどの柱に出るかで、どの関係に響くかが決まります。大運や流年で巳か申が巡ると合と破が動き、さらに寅が巡れば寅巳申の三刑が成立して、影響が最も重くなります。

四、巳申の破をどう受け止めるか

巳申は必ず合・刑とあわせて見ることです。巳申は「最初は良くて、あとでこじれ、決裂もありうる」関係の縮図です。実際には、こうした協力関係は書面で取り決め、余地を残しておくのが賢明です。「初対面から意気投合した」勢いだけで突き進まないようにしましょう。

五、ある命式の物語

巳と申が向き合うふたりは、出会ってすぐ意気投合し(巳申の合)、協力して最初の一、二年は順調でした。ところが巳申には破も潜んでいて、権限とお金を分ける段になるとひびが表に出ます。小さな食い違いが生まれ、互いに譲らなくなり、最後は袂を分かちました。もしふたりの命式に寅もあって寅巳申の三刑がそろっていたら、円満に別れることさえ難しかったでしょう。巳申の破は単独では目立ちませんが、合や刑と絡むと、蜜月から破局までのひとつながりの筋書きになります。

あなたの命式の巳申は合?破?それとも刑を帯びている?

巳申はひとつの組で複数の関係を持つので、四柱すべてと、三刑がそろうかどうかを見て初めてわかります。生年月日を入れて無料で命式を出してみましょう。

よくある質問

なぜ巳申は合でもあり破でもあるのですか?

同じ地支の組が複数の関係を兼ねることがあるからです。巳申は支合(結びつき)でもあり破(変化)でもあり、さらに寅が加われば寅巳申の三刑にもなる、最もドラマチックな組み合わせです。

巳申の破は重いのですか?

破だけを見ればごく軽い関係です。ただ巳申は合や刑と重なりやすいので、あわせて見たときに初めて重さが見えてきます。

巳申に寅が加わるとどうなりますか?

寅巳申の三刑(無恩の刑)がそろい、関係が親しさから恨みへ転じやすく、決裂にまで至ることもあるとされ、影響が重くなります。

巳申の破はどう読み、どう和らげればよいですか?

合・刑とあわせて読むことです。協力関係は書面で取り決めて余地を残し、「意気投合した」勢いに流されないことが大切です。命理上の心構えとしての説で、参考・娯楽を目的としたものです。

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