通変星の大運:財の運・官の運・印の運は、その十年のテーマのこと
「今は財の運を歩いている」「次は官殺の運」。こうした言い方の意味は、その大運の干支があなたの日干から見てどの通変星にあたるか、ということです。通変星が決めるのはその十年のテーマで、そのテーマがあなたにとって追い風か向かい風かは、身強か身弱かで決まります。
五種類の大運のテーマ
| 大運 | 通変星 | この十年のテーマ | 追い風のとき | 向かい風のとき |
|---|---|---|---|---|
| 比劫の運 | 比肩・劫財 | 仲間・競争・自立 | 身弱:助っ人が増え、物事を動かしやすい | 身強:競争が多く、財が分かれやすく、頑固になりがち |
| 食傷の運 | 食神・傷官 | 表現・創作・突破 | 身強:才能に出口ができ、創作や起業に向く | 身弱:出しすぎて疲れやすく、規範とぶつかりやすい |
| 財の運 | 正財・偏財 | 収入・経営・堅実さ | 身強:稼げて、守れる | 身弱:チャンスは多いのに受け止めきれず、お金に追われる |
| 官殺の運 | 正官・偏官 | 地位・責任・重圧 | 身強:昇進し、責任を担い、認められる | 身弱:重圧が大きく、縛られる感覚。無理をしないこと |
| 印の運 | 印綬・偏印 | 学び・引き立て・休養 | 身弱:支えが得られ、学び直しや力をためるのに向く | 身強:居心地がよすぎて、行動力が落ちる |
同じ種類の運でも、身強と身弱では感じ方がまったく逆になりえます。たとえば同じ財の運でも、身強の人は稼げて守れるのに、身弱の人はチャンスが次々に来てもどれも受け止めきれない、ということがあります。強弱に触れずに「あなたは財の運」とだけ言うのは、話の半分しか言っていないのと同じです。自分の強弱と喜忌の見分け方は身強・身弱と用神・喜神をご覧ください。偏官は台湾・中国では「七殺」、印綬は「正印」とも呼ばれます。
天干と地支で通変星が違うとき
一つの大運の天干と地支は、別の通変星になることがよくあります。たとえば「天干は印綬、地支は傷官」のような場合です。このときの読み方は二つあります。
- 前後に分けて読む:古典の「前半の五年は天干、後半の五年は地支」という言い方で、前の五年は天干のテーマ寄り、後の五年は地支のテーマ寄りと読みます。
- 合わせて読む:十年を通して二つのテーマがあり、天干は表に出やすく目に見えやすく、地支はより深い、下の根と読みます。
当サイトのチェックでは両方を示し、評価は干支を合わせて判断しています。実測では、すべての大運のうち天干と地支が喜ひとつ・忌ひとつの「喜忌半々」が 42.4% で、いちばん多い形です。
集計方法:当サイトのエンジンで 1960〜2005 年の毎日一枚ずつ命式を出し(時刻は固定シードの乱数で抽出)、男性・女性として一回ずつ数えて計 33,604 人分、最初の八つの大運だけを調べました。命式の構造の分布であり、誰かの運勢の良し悪しを示すものではありません。
あなたの大運を調べる:順行か逆行か、立運、十年ごとの喜忌
新暦の生年月日と性別(大運の向きは性別と年干の陰陽で決まります)を入れると、八つの大運と、それぞれの通変星と喜忌の評価、伏吟・反吟・歳運併臨などの特別な組み合わせを一覧にします。計算はすべてお使いのブラウザの中で行い、データは送信されません。
新暦の生年月日で計算し、日付は夜 23 時で切り替えます。立運の年齢は数え年(生まれた年を 1 歳とする数え方)で表示します。出生時刻がわからない場合、立運の時期は近似値です。
正直なひとこと:大運は天気であって、台本ではありません
大運が教えてくれるのは、これからの十年の「天気」がおおむね晴れ寄りか雨寄りかです。順調な時期は物事を動かしやすく、逆風の時期は腰を据えて蓄えるのに向いています。けれども同じ天気でも、出かける人もいれば家にいる人もいます。同じ忌の大運でも、守りきる人もいれば無理に突っ込む人もいます。命式が示すのは傾向であって、必ず起きる出来事ではありません。当サイトの内容は参考・娯楽を目的としたものです。
あなたが今歩いているのは何の運?
生年月日と性別を入れると、一つひとつの大運の通変星と喜忌の評価、いまどの大運を歩いているかがわかります。
通変星の大運のよくある質問
「財の運に入る」とはどういう意味ですか?
その大運の干支が、日干から見て正財か偏財にあたるということです。その十年のテーマは収入や経営に関わります。身強の人は稼いで守りやすく、身弱の人はチャンスが多いのに受け止めきれないことがあります。
官殺の運は良いのですか、悪いのですか?
身の強弱と喜忌によります。身強の人にとって官殺の運は、昇進し、責任を担い、認められる時期になりやすいものです。身弱の人は重圧が大きくなりやすく、印星で和らげるか、無理をしないことが大切です。
大運の天干と地支で通変星が違うときはどう見ますか?
前後に分けて読む(前半の五年は天干、後半の五年は地支)方法と、合わせて読む(天干は表のテーマ、地支は下の根)方法があります。当サイトは両方を示し、評価は干支を合わせて判断しています。
印の運に入れば引き立ててくれる人が現れますか?
印の運のテーマは、学び、引き立て、休養です。身弱の人が印の運に入ると支えが得られやすく、力をためるのに向いています。身強の人の場合は、居心地がよすぎて行動力が落ちることがあります。