月老霊籤 第40番(中)
踏破鐵鞋無覓處,得來全不費功夫。 鉄の靴を履きつぶすほど探しても見つからなかったのに、手に入るときは少しの手間もかからない。
籤の原文と現代語訳
踏破鐵鞋無覓處
鉄の靴を履きつぶすほど探しても見つからなかったのに、
得來全不費功夫
手に入るときは少しの手間もかからない。
| 籤番 | 等級 | 出典 |
|---|---|---|
| 第40番(第四十籤) | 中(吉凶半ば) | 俗語 俗語 |
典故:原典は何を語っているか
あちこち探しても見つからなかったものが、思いがけず手に入る、という意味です。
この二句はきわめてよく使われる俗語です。清代の翟灝(てきこう)『通俗編』(つうぞくへん)はその由来を考証し、『蓬莱鼓吹』(ほうらいこすい)の付録に収められた南宋の夏元鼎(かげんてい)の詩にすでにこの二句があること、元代の馬致遠(ばちえん)の雑劇『岳陽楼』(がくようろう)では「芒鞋(わらじ)を踏み破る」となっていることを指摘しています。
明代以降、この二句は戯曲や小説のいたるところに見られますが、縁ともっとも関わりが深いのは、張鳳翼(ちょうほうよく)『紅払記』(こうふつき)の第二十齣です。南朝の陳が滅びたとき、楽昌(らくしょう)公主と夫の徐徳言(じょとくげん)は、半分に割った銅鏡をそれぞれ持ち、後日再会するときの証としました。公主はその後、楊素(ようそ)の屋敷に入ります。楊素が下僕に街で鏡を売らせると、下僕は戻ってまずこの二句を口にし、ある秀才が鏡を見るなり泣き出した、それこそ公主の探していた夫だ、と報告しました。楊素は後に二人を再会させてやります。これが「破鏡重円」(はきょうじゅうえん)の由来です。
月老籤がこの俗語を採って語っているのは、懸命に探すことと偶然に出会うこととのあいだには、しばしば時機一つの差しかない、ということです。
意味
必死に探しても実るとは限らず、縁は気を張っていないときにふと現れることがあります。
ひとこと:同じ場所でばかり探さないこと。力を入れすぎないこと。
これは籤の文句と原典に沿った読み方です。あなたの問いにどう当てはまるかは、籤を引いた廟の解籤の方に尋ねるのがいちばん確かです。
月下老人に籤を願う手順(台湾の廟の場合)
- 月下老人(月老)は、城隍廟や媽祖廟(天后宮)などの脇殿に祀られていることが多い神様です。廟の順路に従って、まず主神にお参りしてから月老の前へ進みます。
- 月老に名前・生年月日・住所を告げ、いまの恋愛の状況と、尋ねたい一つのことを伝えます(たとえば「この関係は長続きしますか」「いつ相手に出会えますか」)。
- 三日月形の木片二つ「ポエ(筊杯)」を投げ、籤を引いてよいか伺います。平らな面と丸い面が一つずつ出る「聖杯(せいはい)」が「はい」の合図です。竹の棒を一本引いたら、もう一度ポエを投げて「この番号でよいか」を確かめます。聖杯が三回続くまで確かめる廟が多く、出なければ引き直します。
- 番号の籤紙を受け取ります。月老籤の文句は古典の原文なので、意味はもとの文脈と合わせて読むのが基本です。わからなければ廟の解籤の方に尋ねます。
一度に尋ねるのは一つだけ。問いが具体的なほど、籤の言葉と照らし合わせやすくなります。月老籤は縁結び・恋愛専用の籤なので、ほかのことは廟の一般の籤詩で伺います。
よくある誤解
「下」の籤が出たら、この恋はもう望みがない。
等級は大まかな方向にすぎません。月老籤の多くは心構えややり方を戒めるもので、同じ籤でも尋ねる事柄によって意味が変わります。
よい籤が出るまで、同じことを何度も引き直してよい。
習わしでは一つのことに一度だけ引きます。迷いが残るなら、廟の解籤の方に尋ねるか、しばらく時間をおいてから改めて伺います。
ひとこと正直に:籤は信仰で、現代語訳と解説は本サイトの読み方です
籤の原文は、ネット上に流布する三つの版を比べたうえで、『詩経』・四書・『春秋左氏伝』・『西廂記』などの原典と一句ずつ照らし合わせています。明らかな写し間違いだけを改め、改めた箇所は各ページに流布本の字を示しました。等級は流布本に従い、本サイトが独自に吉凶を判断することはしません。現代語訳・典故の解説・意味・ひとことは本サイトが籤と原典から書いたもので、廟の正式な解籤ではありません。実際の解釈は、籤を引いた廟の解籤の方に尋ねてください。恋愛以外の法律・医療・お金の問題は専門家に相談してください。本サイトの内容は参考・娯楽を目的としたものです。
籤のあとは、二人の命式を
二人の生年月日を入れるだけで、四柱推命の相性鑑定が無料でできます。五行の補い合い、日柱の相性、付き合い方のポイントがわかります。
月老霊籤 第40番のよくある質問
月老霊籤の第40番には何と書かれていますか?
「踏破鐵鞋無覓處,得來全不費功夫。」という文句で、現代語にすると「鉄の靴を履きつぶすほど探しても見つからなかったのに、手に入るときは少しの手間もかからない。」という意味です。等級は中、出典は俗語です。
月老霊籤の第40番はどういう意味ですか?
必死に探しても実るとは限らず、縁は気を張っていないときにふと現れることがあります。ひとこと添えるなら、同じ場所でばかり探さないこと。力を入れすぎないこと。