月老霊籤 第38番(上吉)
妻也者,親之主也。 妻というものは、一家の祭りと暮らしを担う人である。
籤の原文と現代語訳
妻也者
妻というものは、
親之主也
一家の祭りと暮らしを担う人である。
| 籤番 | 等級 | 出典 |
|---|---|---|
| 第38番(第三十八籤) | 上吉(よい) | 『礼記』哀公問篇 《禮記・哀公問》 |
校勘:流布本は「妻焉者」とするが、『礼記』により「妻也者」に改めた。
典故:原典は何を語っているか
孔子は魯の哀公に、妻は祖先の祭りを受け継ぎ家を切り盛りする人だから、敬わなければならない、と説きました。
この言葉は『礼記』の「哀公問」(あいこうもん)にあります。魯の哀公が孔子に政治の道を尋ねると、孔子は答えました。政治は人を愛することを第一とし、人を愛するには礼を第一とし、礼は敬を第一とする。そして敬の極みは君主の婚礼で、君主は礼冠を戴き、自ら花嫁を迎えに行かなければならない、と。
哀公はそれでは大げさすぎると感じ、冠をつけて自ら迎えに行くのは、やりすぎではないかと尋ねます。孔子は居住まいを正して答えました。婚礼は二つの家の好(よしみ)を結び、先聖の血筋を継ぎ、やがて天地・宗廟・社稷の祭祀を共に司る者を迎えるものです。どうしてやりすぎと言えましょうか、と。さらに、古の賢明な王は必ず妻と子を敬った、と続け、妻について語った後、子は両親の血筋を継ぐ者であり、敬わずにいられようか、と述べます。
孔子は、夫婦のあいだの敬意を、国を治める根本に据えて語りました。月老籤がこの言葉を引くのも、家庭を持ったら伴侶を敬うように、という戒めです。
意味
この縁は家庭を築けるもので、相手は家をしっかり守ってくれる伴侶になるでしょう。同時に、伴侶を敬うようにという戒めでもあります。
ひとこと:伴侶を尊重してこそ、家庭は和やかになります。
これは籤の文句と原典に沿った読み方です。あなたの問いにどう当てはまるかは、籤を引いた廟の解籤の方に尋ねるのがいちばん確かです。
月下老人に籤を願う手順(台湾の廟の場合)
- 月下老人(月老)は、城隍廟や媽祖廟(天后宮)などの脇殿に祀られていることが多い神様です。廟の順路に従って、まず主神にお参りしてから月老の前へ進みます。
- 月老に名前・生年月日・住所を告げ、いまの恋愛の状況と、尋ねたい一つのことを伝えます(たとえば「この関係は長続きしますか」「いつ相手に出会えますか」)。
- 三日月形の木片二つ「ポエ(筊杯)」を投げ、籤を引いてよいか伺います。平らな面と丸い面が一つずつ出る「聖杯(せいはい)」が「はい」の合図です。竹の棒を一本引いたら、もう一度ポエを投げて「この番号でよいか」を確かめます。聖杯が三回続くまで確かめる廟が多く、出なければ引き直します。
- 番号の籤紙を受け取ります。月老籤の文句は古典の原文なので、意味はもとの文脈と合わせて読むのが基本です。わからなければ廟の解籤の方に尋ねます。
一度に尋ねるのは一つだけ。問いが具体的なほど、籤の言葉と照らし合わせやすくなります。月老籤は縁結び・恋愛専用の籤なので、ほかのことは廟の一般の籤詩で伺います。
よくある誤解
「下」の籤が出たら、この恋はもう望みがない。
等級は大まかな方向にすぎません。月老籤の多くは心構えややり方を戒めるもので、同じ籤でも尋ねる事柄によって意味が変わります。
よい籤が出るまで、同じことを何度も引き直してよい。
習わしでは一つのことに一度だけ引きます。迷いが残るなら、廟の解籤の方に尋ねるか、しばらく時間をおいてから改めて伺います。
ひとこと正直に:籤は信仰で、現代語訳と解説は本サイトの読み方です
籤の原文は、ネット上に流布する三つの版を比べたうえで、『詩経』・四書・『春秋左氏伝』・『西廂記』などの原典と一句ずつ照らし合わせています。明らかな写し間違いだけを改め、改めた箇所は各ページに流布本の字を示しました。等級は流布本に従い、本サイトが独自に吉凶を判断することはしません。現代語訳・典故の解説・意味・ひとことは本サイトが籤と原典から書いたもので、廟の正式な解籤ではありません。実際の解釈は、籤を引いた廟の解籤の方に尋ねてください。恋愛以外の法律・医療・お金の問題は専門家に相談してください。本サイトの内容は参考・娯楽を目的としたものです。
籤のあとは、二人の命式を
二人の生年月日を入れるだけで、四柱推命の相性鑑定が無料でできます。五行の補い合い、日柱の相性、付き合い方のポイントがわかります。
月老霊籤 第38番のよくある質問
月老霊籤の第38番には何と書かれていますか?
「妻也者,親之主也。」という文句で、現代語にすると「妻というものは、一家の祭りと暮らしを担う人である。」という意味です。等級は上吉、出典は『礼記』哀公問篇です。
月老霊籤の第38番はどういう意味ですか?
この縁は家庭を築けるもので、相手は家をしっかり守ってくれる伴侶になるでしょう。同時に、伴侶を敬うようにという戒めでもあります。ひとこと添えるなら、伴侶を尊重してこそ、家庭は和やかになります。