月老霊籤 第100番(上上)

花好、月圓、人壽。 花はうるわしく、月はまどかに、人はいつまでも健やかに。

籤の原文と現代語訳

花好、月圓、人壽
花はうるわしく、月はまどかに、人はいつまでも健やかに。

籤番等級出典
第100番(第一百籤)上上(とてもよい)俗語
俗語

校勘:旗山天后宮の版では等級が「上」。

典故:原典は何を語っているか

花は盛り、月は満ち、人は長寿を保つ、という新婚祝いの決まり文句です。ここでの「寿」は長く添い遂げることを願う祝いの言葉で、寿命を占うものではありません。

この吉祥の言葉は、祝いの幛(とばり)や婚礼の対聯、祝いのカードによく書かれますが、確かな出典は突き止められていません。

花と月を並べ、花がいつまでも美しく、月がいつまでも満ちているよう願う、というのは、宋代の詩詞ではすでにかなりよく見られるものです。中秋を詠んだ作品も、しばしば満月と家族の団らんを結びつけてきました。蘇軾の「水調歌頭」(すいちょうかとう)が 但願人長久,千里共嬋娟(但(た)だ願わくは人長久にして、千里嬋娟(せんけん)を共にせんことを=ただ願うのは、人がいつまでも元気で、千里離れていても同じ美しい月を眺められること)と詠んだのは、中秋の夜に遠く離れた弟の蘇轍を想ってのことでした。民間ではこうしたイメージを一つに束ねました。花は青春の美しさを、月の満ちるのは団らんの円満を表し、そこに人の長寿を加えて、二人がともに白髪になるまで添い遂げるよう祝う。三つを合わせて一句にしたこの言葉は、簡単で覚えやすく、婚礼の場で広まっていきました。後には「花好月円」は流行歌の曲名や歌詞にもよく登場するようになりました。

この一句には語るべき物語はありません。これ自体が一つの祝福であり、人々が婚姻に寄せる、もっともありふれた、そしてもっとも長く続く願いを、はっきりと言葉にしたものです。

意味

円満で満ち足りた、ともに白髪になるまで添い遂げるよい縁です。

ひとこと:満ち足りているときこそ、互いを大切に。

これは籤の文句と原典に沿った読み方です。あなたの問いにどう当てはまるかは、籤を引いた廟の解籤の方に尋ねるのがいちばん確かです。

月下老人に籤を願う手順(台湾の廟の場合)

  1. 月下老人(月老)は、城隍廟や媽祖廟(天后宮)などの脇殿に祀られていることが多い神様です。廟の順路に従って、まず主神にお参りしてから月老の前へ進みます。
  2. 月老に名前・生年月日・住所を告げ、いまの恋愛の状況と、尋ねたい一つのことを伝えます(たとえば「この関係は長続きしますか」「いつ相手に出会えますか」)。
  3. 三日月形の木片二つ「ポエ(筊杯)」を投げ、籤を引いてよいか伺います。平らな面と丸い面が一つずつ出る「聖杯(せいはい)」が「はい」の合図です。竹の棒を一本引いたら、もう一度ポエを投げて「この番号でよいか」を確かめます。聖杯が三回続くまで確かめる廟が多く、出なければ引き直します。
  4. 番号の籤紙を受け取ります。月老籤の文句は古典の原文なので、意味はもとの文脈と合わせて読むのが基本です。わからなければ廟の解籤の方に尋ねます。

一度に尋ねるのは一つだけ。問いが具体的なほど、籤の言葉と照らし合わせやすくなります。月老籤は縁結び・恋愛専用の籤なので、ほかのことは廟の一般の籤詩で伺います。

よくある誤解

「下」の籤が出たら、この恋はもう望みがない。

等級は大まかな方向にすぎません。月老籤の多くは心構えややり方を戒めるもので、同じ籤でも尋ねる事柄によって意味が変わります。

よい籤が出るまで、同じことを何度も引き直してよい。

習わしでは一つのことに一度だけ引きます。迷いが残るなら、廟の解籤の方に尋ねるか、しばらく時間をおいてから改めて伺います。

前の籤:第99番/次の籤:籤王

ひとこと正直に:籤は信仰で、現代語訳と解説は本サイトの読み方です

籤の原文は、ネット上に流布する三つの版を比べたうえで、『詩経』・四書・『春秋左氏伝』・『西廂記』などの原典と一句ずつ照らし合わせています。明らかな写し間違いだけを改め、改めた箇所は各ページに流布本の字を示しました。等級は流布本に従い、本サイトが独自に吉凶を判断することはしません。現代語訳・典故の解説・意味・ひとことは本サイトが籤と原典から書いたもので、廟の正式な解籤ではありません。実際の解釈は、籤を引いた廟の解籤の方に尋ねてください。恋愛以外の法律・医療・お金の問題は専門家に相談してください。本サイトの内容は参考・娯楽を目的としたものです。

籤のあとは、二人の命式を

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月老霊籤 第100番のよくある質問

月老霊籤の第100番には何と書かれていますか?

「花好、月圓、人壽。」という文句で、現代語にすると「花はうるわしく、月はまどかに、人はいつまでも健やかに。」という意味です。等級は上上、出典は俗語です。

月老霊籤の第100番はどういう意味ですか?

円満で満ち足りた、ともに白髪になるまで添い遂げるよい縁です。ひとこと添えるなら、満ち足りているときこそ、互いを大切に。