日本のサマータイムと四柱推命:1948〜1951 年の夏生まれは、まずこの表を確認

昭和 20 年代前半の夏に生まれた人、あるいはその世代の家族の命式を出すなら、最初にこの表を確認してください。日本では戦後の占領期に「夏時刻法」でサマータイムが実施され、その期間の出生記録に書かれた 9 時は、日本標準時では 8 時です。台湾や香港、欧米で生まれた人も、同じように時計が進んでいた時期があります。

日本の時計が 1 時間進んでいた期間

年期間(時計が 1 時間進んでいた日)切り替え
1948 年(昭和23年)5月2日〜9月11日5月2日午前 0 時に 1 時間進め、9月12日午前 1 時に 0 時へ戻す
1949 年(昭和24年)4月3日〜9月10日4月3日午前 0 時に 1 時間進め、9月11日午前 1 時に 0 時へ戻す
1950 年(昭和25年)5月7日〜9月9日5月7日午前 0 時に 1 時間進め、9月10日午前 1 時に 0 時へ戻す
1951 年(昭和26年)5月6日〜9月8日5月6日午前 0 時に 1 時間進め、9月9日午前 1 時に 0 時へ戻す

出典:IANA タイムゾーンデータベース Asia/Tokyo(ブラウザや OS が使っている時刻データ)。夏時刻法では「5 月第 1 土曜日の 24 時(1949 年は 4 月第 1 土曜日)に 1 時間進め、9 月第 2 土曜日の 25 時に戻す」と定められ、1952 年に廃止されました。

4 回日本でサマータイムが実施された夏
34.7%サマータイム期間中の東京生まれで時辰が変わる
43.0%台湾のサマータイム期間の台北生まれで時辰が変わる

集計方法:同じエンジンで、1980〜2010 年の日本の各都市について出生時刻(分単位)を均等に 12,000 件ずつ抽出し、時計の時辰と真太陽時の時辰が変わる割合を数えました。東京のサマータイム組は 1948〜1951 年生まれです。

差し引き方

出生日が上の期間に入っていたら、記録の時刻から 1 時間引きます。次の三つの場合は注意が必要です。

サマータイム:時計では巳の刻、本当は辰の刻

1950 年(昭和 25 年)7 月 15 日 午前 9:10 東京生まれ

年柱庚寅
月柱癸未
日柱・日干辛亥
時柱壬辰
  1. サマータイム:1950 年は 5 月 7 日から 9 月 9 日まで、日本の時計は 1 時間進んでいました。記録の 9:10 は、日本標準時では 08:10 です。
  2. 真太陽時:東京は東経 139.69 度で、標準時子午線(東経 135 度)より約 4.7 度東にあるため 19 分足します。7 月 15 日の均時差は約 −6 分で、真太陽時は 08:23 になります。
  3. 結果:時計どおり巳の刻で出すと時柱は 癸巳、補正すると辰の刻に入り、時柱は 壬辰 です。年・月・日の三柱は変わりませんが、時柱がまるごと入れ替わります。

台湾のサマータイム(1946〜1979 年)

台湾は日本よりずっと長くサマータイムを実施し、さらに 1937〜1945 年は日本標準時(UTC+9)を使っていたため、現在の台湾時間(UTC+8)より 1 年中 1 時間進んでいました。台湾生まれの人や、台湾出身の家族の命式を出す場合は次の表を確認してください。

年期間理由
1937〜19451937年10月1日〜1945年9月20日戦時中の日本標準時(UTC+9)で、1 年中 1 時間進んでいた
19465月15日〜9月30日夏令時間(サマータイム)
19474月15日〜10月31日夏令時間(サマータイム)
19485月1日〜9月30日夏令時間(サマータイム)
19495月1日〜9月30日夏令時間(サマータイム)
19505月1日〜9月30日夏令時間(サマータイム)
19515月1日〜9月30日夏令時間(サマータイム)
19523月1日〜10月31日夏令時間(サマータイム)
19534月1日〜10月31日夏令時間(サマータイム)
19544月1日〜10月31日夏令時間(サマータイム)
19554月1日〜9月30日夏令時間(サマータイム)
19564月1日〜9月30日夏令時間(サマータイム)
19574月1日〜9月30日夏令時間(サマータイム)
19584月1日〜9月30日夏令時間(サマータイム)
19594月1日〜9月30日夏令時間(サマータイム)
19606月1日〜9月30日夏令時間(サマータイム)
19616月1日〜9月30日夏令時間(サマータイム)
19744月1日〜9月30日夏令時間(サマータイム)
19754月1日〜9月30日夏令時間(サマータイム)
19797月1日〜9月30日夏令時間(サマータイム)
6,153 日台湾の時計が UTC+8 より 1 時間進んでいた日数
3,241 日うち戦後のサマータイム
46.6%1946〜1979 年の香港生まれで時辰が変わる

集計方法:当サイトのエンジンで、各期間の中から出生時刻(分単位)を均等に 12,000 件ずつ抽出し、「時計の時刻の時辰でそのまま出した命式」と「補正後の正確な四柱」を比べました。台湾の現代組は 1980〜2010 年生まれ、サマータイム時代組は 1946〜1979 年生まれです。

香港・中国大陸・欧米生まれの場合

地域時計が標準時より進んでいた時期備考
香港・マカオ1941〜1945 年は戦時中の日本時間、1946〜1976 年はほぼ毎年の夏、さらに 1979 年期間は年ごとに異なり、午前 3 時半に切り替えた年もあります。ツールはタイムゾーンデータで処理します
中国大陸1986〜1991 年の夏(毎年 4 月中旬か 5 月上旬〜9 月中旬)1940 年代にもありましたが、地域によってまちまちです
シンガポール・マレーシアサマータイムはなし1982 年に UTC+7:30 から UTC+8 に変わり、時計が太陽より 1 時間以上進んでいます。これは真太陽時の問題です
アメリカ・カナダ・ヨーロッパ・オーストラリアほぼ毎年規則が何度も変わっているので、ツールにタイムゾーンデータで計算させるのが確実です

海外で生まれた場合、記録は現地時間です。命式は出生地の時刻と経度で出し、日本時間に換算し直さないでください。

出生時刻を補正する

母子手帳や出生証明書に書かれた新暦の日付・時刻と出生地を入れると、サマータイム、経度差、均時差、子の刻の日替わり、節入りをまとめて計算し、「時計の時辰でそのまま出した四柱」と一柱ずつ比べます。計算はお使いのブラウザの中だけで行い、データは送信されません。

記録に書かれた「時計の時刻」をそのまま入れてください。サマータイムはツールが自動で差し引くので、先に 1 時間引く必要はありません。子の刻は午後 11 時で日を替えます。出生地が一覧にないときは、経度がいちばん近い都市を選べば十分です(経度 1 度の差は 4 分)。

真太陽時経度差と均時差、日本の都市一覧 早子時と夜子時子の刻は何時で日が替わるか 節入り立春で年が、節で月が替わる 当サイトの方法論命式の設定をすべて公開

正直なひとこと:補正の前提は、出生時刻が正確に記録されていること

母子手帳(母子健康手帳)や出生証明書には分単位で書かれていることが多いものの、家族の記憶は「朝の 9 時過ぎくらい」ということもよくあります。十数分ずれているかもしれない時刻を細かく補正しても意味はありません。時刻がもともと推定なら、補正するかどうかで悩むより、可能性のある二つの時辰で命式を出して、どちらが自分らしいかを比べてみてください。当サイトの内容は参考・娯楽を目的としたものです。

生まれた日に時計は進んでいましたか?

記録の日付・時刻・出生地を入れると、ツールがサマータイムかどうかを判定して差し引き、真太陽時と正確な四柱まで計算します。

サマータイムのよくある質問

日本のサマータイムは何年から何年までですか?

1948・1949・1950・1951 年(昭和 23〜26 年)の 4 回です。1948年は5月2日〜9月11日、1949年は4月3日〜9月10日、1950年は5月7日〜9月9日、1951年は5月6日〜9月8日で、1952 年に夏時刻法が廃止されました。

サマータイム中に生まれた人の命式はどう出しますか?

記録の時刻から 1 時間引いて日本標準時に戻してから出します。午前 0 時〜1 時の生まれは、引くと前日の 23 時台になるので、子の刻で日を替える流派の違いに注意してください。

戦時中の日本生まれも 1 時間引くのですか?

日本本土では戦時中にサマータイムはなく、引く必要はありません。1 時間引くのは 1948〜1951 年の夏時刻の期間だけです。なお当時日本時間を使っていた台湾では、1937〜1945 年生まれは現在の台湾時間より 1 時間進んでいた扱いになります。

アメリカやイギリスで生まれた場合もサマータイムの補正は必要ですか?

その日にサマータイムだったなら必要です。規則が何度も変わっているので、手で計算するよりツールに日付・時刻・都市を入れてください。当時のタイムゾーンデータで判定します。