牡羊座の火星:行動力・怒り・欲望

行動力があり、思い立ったらすぐ動きます。競争や挑戦が好きで、怒りはすぐ来てすぐ去ります。課題は忍耐です。火星は個人天体で、ホロスコープでは行動力、欲望、怒り方、欲しいものの取りに行き方を表します。このページでは牡羊座の火星の核になる姿から、「行動のしかた」「怒りと衝突」「欲望・追求・競争」までを書き、本サイトで計算した数字(この配置の多さと1回の滞在期間)も載せています。

牡羊座の火星の基本データ

項目牡羊座の火星
火星が表すもの行動力、欲望、怒り方、欲しいものの取りに行き方
星座牡羊座:火のエレメント・活動宮、支配星は火星
品位本来の座(この天体が素直に力を出せる位置)
火星の滞在期間平均約48日(最短39日、最長193日)
1950〜2030年生まれ約7.2%が牡羊座の火星
そのうち逆行中に生まれた人7%

牡羊座の火星の核心

火星は自らが支配星をつとめる牡羊座に戻ってきます。古典占星術でいう「本来の座(ドミサイル)」です。火星が司るのは勢い、勝ち取る力、そして体を動かすエネルギー。牡羊座は火のエレメントで活動宮、物事を始めることを担う星座なので、両者の性質はぴたりと重なります。ここでの火星は遠回りをせず、思いついたことがそのまま行動になります。グループの中で真っ先に立ち上がるのはたいていこの配置の人で、会議が終わる前にもう電話で見積もりを取り、会場を押さえていたりします。一歩ずつ考え抜くより、まず動くほうが大事なのです。

この力のいちばんの長所は、潔さです。欲しいものは取りにいき、不満があれば面と向かって言う。裏で根回しをすることは少なく、一緒に働いていても腹の中を探る必要がほとんどありません。怒りは夏の夕立のようなもので、ひとしきり声を荒らげたら空はすっきり晴れ、翌朝には何事もなかったように朝ごはんに誘ってきます。難しさも同じところから生まれます。急ぎすぎて、情報がそろう前に手を出してしまう。物事が長引いて熱が冷めると、次のことに移りたくなる。忍耐は、この配置が一生かけて少しずつ身につけていくものです。

行動のしかた

短期決戦が好きで、結果がすぐ見える仕事に燃えます。締め切りが近く目標がはっきりした仕事を任せれば、速く、しかも上手に仕上げます。反対に、審査待ちや何段階もの稟議が必要なプロジェクトでは落ち着きません。まずは粗削りな形で出してみて、走りながら直していくのがよくあるやり方です。このリズムは創業期や新規開拓、場の空気を切り開く場面に向いていて、長く保守していく仕事にはあまり向きません。仕上げを担当してくれる人がそばにいると理想的です。

怒りと衝突

怒りをほとんど隠しません。顔色も声の大きさも言葉づかいも、すぐに変わります。何に怒っているのか相手が推測しなくてすむのは長所ですが、言葉が判断より先に出てしまい、本心より強い一言を口にしがちなのが短所です。衝突のあと本人はたいてい忘れていますが、相手はまだその言葉を消化している最中だったりします。言い合いのあとは一度走りに行く、ボールを打ちに行くなど、体で怒りを使い切ってから話し合うと、ずっとうまく運びます。いちばん苦手なのは冷戦で、それくらいなら大げんかをしてでも話をはっきりさせたいタイプです。

欲望・追求・競争

欲求はまっすぐで、好きになったら追いかけ、駆け引きはあまりしません。競争心が強く、スポーツやゲームはもちろん、席取りのような小さなことでも本気になり、勝った感覚が全身に元気をくれます。恋愛では自分から動くことが多く、熱量が高くテンポも速いので、最初のアプローチはとても魅力的です。気をつけたいのは、手に入れたあとは新鮮さが薄れるのも早いこと。新しいスポーツを一緒に始める、知らない土地を一緒に歩くなど、関係の中に新しい挑戦を置き続けるとよいでしょう。

牡羊座の火星の男性と女性

牡羊座の火星の男性

伝統的な占星術では、火星は男性の行動力や男らしさの表れとして読まれます。火星が牡羊座の男性は典型的な行動派として描かれることが多く、仲間思いで、ここぞという場面では前に出ます。スポーツやスピード感のある趣味を好む人も目立ちます。好きな相手にはストレートで、気に入ればすぐ誘い、断られても引きずりません。年齢を重ねるにつれて、勢いには待つことを組み合わせる必要があると学んでいき、始めただけで終わる物事が減っていきます。

牡羊座の火星の女性

女性の火星は、伝統的にはどんな男性に惹かれるか、そして本人の行動力がどう表れるかを見る目安とされます。火星が牡羊座の女性は、自分の意見をしっかり持ち、手際よく動く人が多く、守られる側として扱われるのを好みません。決断が早く、率直で、スポーツマンらしい雰囲気の相手に惹かれやすく、ぐずぐずした人や遠回しな話し方をする人には、すぐにしびれを切らしてしまいます。

伝統的な占星術では火星を男女に分けて語ることが多く、ここではよくある説明をまとめました。実際にはホロスコープ全体を見るもので、性別はひとつの視点にすぎません。

牡羊座の火星の長所

牡羊座の火星の盲点

牡羊座の火星の人へのアドバイス

あなたの力は速く、強く湧き上がってきます。それは長所なので、無理に抑え込む必要はありません。練習したいのは、手を出す前に一拍おいて「自分が欲しいのは結果なのか、それとも勝つことだけなのか」と問いかけることです。大事な決断は一晩おいてから返事をしてもかまいません。長期の計画は、仕上げが得意な相棒と組むのがおすすめです。あなたが火をつけ、相手が火の番をする、という分担です。

牡羊座の火星はどれくらい多い?

7.2%1950〜2030年生まれで火星が牡羊座にある人の割合(12星座の平均は約8.3%)
48日火星が牡羊座に1回とどまる平均期間
7%牡羊座の火星の人のうち火星逆行中に生まれた割合

1950〜2030年の毎日、台北時間正午で本サイトのエンジンが計算(月の滞在期間は2時間ごとに計算)。

火星がひとつの星座にいるのは平均48日で、2年あまりごとに逆行し、そのときは同じ星座を行き来して最長193日とどまります。そのため生まれ年によって、火星が牡羊座に入る確率は同じではありません。1950〜2030年生まれの約7.2%が牡羊座の火星で、そのうち7%は火星逆行中に生まれています。

12星座の火星

牡羊座・牡牛座・双子座・蟹座・獅子座・乙女座・天秤座・蠍座・射手座・山羊座・水瓶座・魚座

牡羊座にあるほかの天体

太陽・月・水星・金星・火星・木星・土星・天王星・海王星・冥王星

太陽が牡羊座にあることが、ふつう言う「牡羊座生まれ」です。牡羊座をご覧ください。天体の星座はハウスと合わせて読むもので、ホロスコープ詳細解読で両方を確かめられます。天体×星座の一覧へ戻る

ひとこと:ひとつの天体はホロスコープの一部にすぎません

このページは、この天体がこの星座にあるときに占星術の伝統でよく語られる傾向をまとめたもので、科学的な結論ではありません。同じ配置の人でも、太陽・月・アセンダントやほかの天体はそれぞれ違い、この天体が入るハウスやアスペクトによっても表れ方は大きく変わります。自分に当てはまらないところがあるのは自然なことで、ホロスコープ全体を見るほうがずっと正確です。本サイトの内容は参考・娯楽としてお読みください。健康・投資・法律のことは専門家にご相談ください。

完全なホロスコープを作ってみる

自分の天体がそれぞれどの星座・どのハウスにあるか知りたいときは、生年月日、出生時刻、出生地を入れれば、10天体、12ハウス、アスペクトが一度に出て、配置ごとの解説もつきます。計算はすべてお使いのブラウザ内で行われます。

牡羊座の火星のよくある質問

火星牡羊座の人は怒りっぽいのですか?

怒りに火がつくのは早いものの、性格が悪いわけではありません。牡羊座の火星は本来の座にあたり、怒りがそのまま表に出るため、声や顔色がすぐに変わります。ただ、たいていは短時間でおさまり、恨みを長く持ちません。相手をするときは、まず言いたいことを最後まで言わせ、無視や冷たい態度で返さないこと。怒りが引いてから細かい話をすれば、多くの場合すぐに仲直りできます。

火星牡羊座の人はどんなふうにアプローチしますか?

ストレートで積極的、そしてテンポが速いのが特徴です。好きになれば態度に出し、デートもたいてい自分から誘います。探り合うような曖昧な関係は好みません。最初の熱量が高いので、強く求められている実感を持てるでしょう。長続きさせるには、新しいスポーツや旅行に一緒に挑戦するなど、二人の間に新鮮な目標を置いておくと、日々が止まってしまったと感じずにすみます。

自分の火星が牡羊座かどうかはどうやってわかりますか?

たいていは生年月日だけでわかります。火星は1日に少ししか動かないので、出生時刻が関係するのはその日に星座を移った場合だけです。ホロスコープ作成で火星の星座とハウスがわかります。

牡羊座の火星はよい配置ですか?

牡羊座の火星は本来の座(ドミサイル)です。牡羊座はもともと火星が支配する星座なので、この天体はいちばん慣れたやり方で、自然に、まっすぐ力を出せます。ただし品位よりも、ハウスとアスペクトのほうが大きく影響します。