金星のアスペクト:ほかの9天体との38の組み合わせ
金星は好きなもの、惹かれるもの、愛情の示し方とお金の使い方です。太陽から約47°以上離れないので、必ず太陽星座から前後2星座以内にあります。金星がほかの天体とアスペクトを作ると、この力はもう1つの力と結びつけて読むことになります。まず金星とほかの9天体のアスペクトと出現率を表にまとめ、続いて組み合わせごとにひとこと解説をつけました。どの組み合わせにも詳しいページがあります。
金星のアスペクト一覧表
| 金星と | コンジャンクション | セクスタイル | スクエア | トライン | オポジション |
|---|---|---|---|---|---|
| 太陽 | コンジャンクション 15.4% | — | — | — | — |
| 月 | コンジャンクション 5.5% | セクスタイル 7.7% | スクエア 10.5% | トライン 9.9% | オポジション 5.4% |
| 水星 | コンジャンクション 13.5% | セクスタイル 9.7% | — | — | — |
| 火星 | コンジャンクション 8.9% | セクスタイル 7% | スクエア 8% | トライン 6.5% | オポジション 1.6% |
| 木星 | コンジャンクション 5.5% | セクスタイル 5.8% | スクエア 8.2% | トライン 6.9% | オポジション 3.9% |
| 土星 | コンジャンクション 4.7% | セクスタイル 5.6% | スクエア 8% | トライン 7.5% | オポジション 4.1% |
| 天王星 | コンジャンクション 4.4% | セクスタイル 5.6% | スクエア 7.7% | トライン 7.7% | オポジション 4.2% |
| 海王星 | コンジャンクション 4.7% | セクスタイル 5.5% | スクエア 7.8% | トライン 7.7% | オポジション 4.1% |
| 冥王星 | コンジャンクション 4.3% | セクスタイル 5.6% | スクエア 7.6% | トライン 7.6% | オポジション 4.5% |
パーセントは、1960〜2005年に台北で生まれた人(出生時刻はランダム)のホロスコープ8,401件のうち、そのアスペクトがあった割合です。オーブは本サイトの設定を使っています。「—」は天文学上起こらないアスペクトです。
金星と太陽はコンジャンクションしか作らない
金星は空の上で太陽から大きく離れず、本サイトの計算では最大でも約48°で、セクスタイルに必要な距離に届きません。そのため、金星と太陽のあいだのメジャーアスペクトはコンジャンクションだけです。水星と金星は互いに最大でも約74°しか離れないので、この2天体のあいだにできるのはコンジャンクションとセクスタイルだけです。金星と月、そして火星から冥王星までの7天体とのあいだにはこうした制限がなく、5種類のアスペクトがすべて現れます。
金星がノーアスペクトの場合
まれに、金星がほかの9天体のどれともメジャーアスペクトを作らないことがあり、これをノーアスペクトと呼びます。本サイトの計算では、金星がノーアスペクトのホロスコープは約4.8%です。占星術の伝統では、ノーアスペクトの天体はほかから独立して働きやすく、その天体が表す性質は強く出たり弱く出たりするか、人生のある時期になってはじめてはっきりしてくるとされます。
金星と各天体のアスペクト:ひとこと解説
金星と太陽
- 太陽と金星のコンジャンクション:金星が太陽のそばにあり、自分らしさと好きな人や物事がつながっています。親しみやすく人を惹きつけ、自分が好かれているかどうかをとりわけ気にかけます。
金星と月
- 月と金星のコンジャンクション:月と金星が寄り添うと、気持ちの面での必要と美しいものへの愛着がひとつになります。やさしくて人に好かれますが、場の空気が悪くなることや冷たくされることをとても恐れます。
- 月と金星のセクスタイル:月と金星が二つ離れた星座にあり、感情と好みが仲よく働きます。人間関係や暮らしの楽しみを育てる素質があり、心を配るほどによくなっていきます。
- 月と金星のスクエア:月と金星がぶつかり合い、気持ちの面での必要と愛の表し方がかみ合いません。親しさを求めながら満たされないと感じやすく、まず自分にやさしくすることを学んでいきます。
- 月と金星のトライン:月と金星が同じエレメントの星座にあり、感情と好みが自然に通じ合います。穏やかで人に好かれ、暮らしを楽しむのが上手ですが、心地よさから変化を避けがちです。
- 月と金星のオポジション:月と金星が向かい合い、自分の気持ちの必要と、人に好かれたい願いが両端に立ちます。パートナーの中にずれを見ることが多く、両方を大切にすることを学んでいきます。
金星と水星
- 水星と金星のコンジャンクション:水星と金星が並ぶ人は、考えと好みが同じところで結びついています。話し方は品よく、文章には味わいがあり、相手が心地よく聞ける言い方が習慣になっています。
- 水星と金星のセクスタイル:水星と金星が星座二つ分離れていて、考えと好みはそれぞれ別の調子を持ちながら相性は良好です。組み合わせを工夫すれば、表現にひと味深みが加わります。
金星と火星
- 金星と火星のコンジャンクション:金星と火星が並んで進み、人を好きになることと近づきたくなることがほぼ同時に起こります。魅力はまっすぐで感情は濃く、待つのは少し苦手です。
- 金星と火星のセクスタイル:金星と火星は星座ふたつ分離れていて、好きなこととしたいことが助け合います。人との距離感がよく、積極性も失いません。使うほど手になじみます。
- 金星と火星のスクエア:金星と火星がかみ合わず、優しく扱われたいのに、つい勝ち負けを争いたくなります。恋愛には火花も摩擦も多く、本物の情熱が磨き出されます。
- 金星と火星のトライン:金星と火星が同じエレメントの星座にあり、好きになることと求めることが苦もなくかみ合います。自然体で魅力があり、順調な恋愛を当たり前と思いがちです。
- 金星と火星のオポジション:金星と火星が黄道を挟んで向かい合い、一方は好かれたがり、もう一方は征服したがります。パートナーの中に、自分が生きてこなかった一面をよく見いだします。
金星と木星
- 金星と木星のコンジャンクション:金星と木星が並んで進み、人には気前よく、暮らしには熱意があります。善意と良い機会に恵まれやすい一方、知らないうちに与えすぎ、求めすぎることもあります。
- 金星と木星のセクスタイル:金星と木星は星座ふたつ分離れていて、人に穏やかに接し、分かち合うのが好きです。外に出て人と知り合う気があれば、良い縁と機会がついてきます。
- 金星と木星のスクエア:金星と木星がかみ合わず、愛と楽しみへの期待が高く、与えすぎ、使いすぎになりがちです。「もう足りている」を見分けられるようになると、気前のよさが福になります。
- 金星と木星のトライン:金星と木星が同じエレメントの星座にあり、人に寛大で、心は晴れやかです。良いことが自然に寄ってくるぶん、もう少し努力しようとは考えにくくなります。
- 金星と木星のオポジション:金星と木星が黄道を挟んで向かい合い、恋愛への期待は大きくなります。パートナーの中に気前のよさや行きすぎを見ることが多く、与えることと求めることの釣り合いが課題です。
金星と土星
- 金星と土星のコンジャンクション:金星と土星が重なる配置です。恋愛では慎重で誠実、約束を重んじますが、心のどこかで自分は足りないと感じやすく、愛されていると信じられるまでに時間がかかります。
- 金星と土星のセクスタイル:金星と土星が星座ふたつ分離れた配置です。好意の中に落ち着きがあり、関係や趣味に時間をかけることをいといません。心を配れば、好感をゆっくりと確かな絆に育てられます。
- 金星と土星のスクエア:金星と土星がぶつかり合う配置です。近づきたいのに拒まれるのが怖く、恋愛と自己価値がたびたび試されます。一歩ずつ乗り越えたあとは、誰よりも地に足のついた愛し方ができます。
- 金星と土星のトライン:金星と土星が同じエレメントの星座にある配置です。愛に誠実で、美しいものに根気があり、関係は自然と長く安定します。穏やかすぎて、少し驚きに欠けることもあります。
- 金星と土星のオポジション:金星と土星が向かい合う配置です。近づきたいときに、誰かや現実が立ちはだかるように感じ、パートナーを通して冷たさや要求に出会いがちです。自分で自分を認めることを学んでいきます。
金星と天王星
- 金星と天王星のコンジャンクション:金星と天王星が並ぶ配置です。人を好きになるときに電流が走るようで、始まりは速く、自分の空間も必要です。センスも恋愛も、世間の決まりどおりにはなかなか進みません。
- 金星と天王星のセクスタイル:金星と天王星が星座ふたつ分離れた配置です。親しさと自由がうまく折り合い、自分から変化を取り入れる気さえあれば、恋愛も創造力も生き生きと保てます。
- 金星と天王星のスクエア:金星と天王星がぶつかり合う配置です。近づくと息をつきたくなり、自由になると寂しくなります。恋愛の起伏は大きいものの、自分なりの付き合い方を見つけるよう背中を押されます。
- 金星と天王星のトライン:金星と天王星が同じエレメントの星座にある配置です。親しさと自由が自然に両立し、センスも恋愛の仕方も軽やかで個性的ですが、それを当たり前のことと思いがちです。
- 金星と天王星のオポジション:金星と天王星が向かい合う配置です。片方は寄り添いを、もう片方は独立を求めます。近づいたり離れたりする相手に出会いやすく、その人の中に、自分がまだ引き受けていない一面を見ます。
金星と海王星
- 金星と海王星のコンジャンクション:金星と海王星が並ぶ配置です。人を愛するときに豊かな想像が加わり、優しく、ロマンチックで、美的感覚に恵まれますが、相手の本当の姿が見えにくくもなります。
- 金星と海王星のセクスタイル:金星と海王星が星座ふたつ分離れた配置です。恋愛の中に、使おうと思えば使える思いやりと想像力があります。自分の手で育てれば、美的感覚と共感の力になっていきます。
- 金星と海王星のスクエア:金星と海王星がぶつかり合う配置です。心の中の理想の恋と目の前の人とのあいだに落差が生まれやすく、がっかりしがちですが、想像と現実を見分ける力を身につけるよう促されます。
- 金星と海王星のトライン:金星と海王星が同じエレメントの星座にある配置です。優しさ、想像力、美しさを感じる力が自然に流れ、人に寛大です。順調すぎて、流れに身を任せてしまうこともあります。
- 金星と海王星のオポジション:金星と海王星が向かい合う配置です。完璧な想像をパートナーに重ねやすく、救うことと救われることのあいだを揺れ動きます。課題は、その理想を自分の手に戻すことです。
金星と冥王星
- 金星と冥王星のコンジャンクション:金星と冥王星が並ぶ配置です。好きになったらすべてがほしくなり、愛情は濃く、ひたむきです。強く人を惹きつけますが、愛と支配を結びつけてしまいやすいところもあります。
- 金星と冥王星のセクスタイル:金星と冥王星が星座ふたつ分離れた配置です。関係を深いところまで育てる力があり、物事の本当の価値も見抜けます。自分から力を注ぐ気さえあれば、いつでも使えます。
- 金星と冥王星のスクエア:金星と冥王星がぶつかり合う配置です。大切に思うほど失うのが怖くなり、恋愛には嫉妬や張り合い、激しい浮き沈みがつきまといますが、自分のいちばん深い不安と向き合うよう促されます。
- 金星と冥王星のトライン:金星と冥王星が同じエレメントの星座にある配置です。愛情は深くて安定し、人を惹きつける雰囲気と価値を見抜く勘が生まれつき備わっていますが、その影響力を当たり前と思いがちです。
- 金星と冥王星のオポジション:金星と冥王星が向かい合う配置です。強引な人、独占欲の強い人、どうしても離れられない人に出会いやすく、やり取りを重ねる中で、自分の力を取り戻すことを学んでいきます。
ほかの天体:太陽のアスペクト、月のアスペクト、水星のアスペクト、火星のアスペクト、木星のアスペクト、土星のアスペクト、天王星のアスペクト、海王星のアスペクト、冥王星のアスペクト ・ 天体のアスペクト・総覧
ひとこと:アスペクトはホロスコープ全体の中で読みます
ひとつのアスペクトが語るのは、2つの天体のあいだの関係です。1枚のホロスコープには平均して十数個のアスペクトがあり、互いに強め合ったり打ち消し合ったりします。同じアスペクトでも、星座やハウスが違えば、またオーブが狭いか広いかによって、実際の表れ方は大きく変わります。天体の位置は天文学上の事実で、正確に計算できます。一方、アスペクトの意味は占星術の伝統が積み重ねてきた解釈であり、科学的な法則ではありません。本サイトの内容は参考・娯楽を目的としたものです。健康・投資・法律に関わることは専門家にご相談ください。
自分のホロスコープを作って、どんなアスペクトがあるか見てみる
生年月日、出生時刻、出生地を入れれば、十天体のあいだのアスペクトをオーブの狭い順に並べ、アプライかセパレートかも表示します。計算はすべてお使いのブラウザ内で行います。
金星のアスペクトのよくある質問
金星のアスペクトでいちばんいいのはどれですか?
いちばんいいアスペクトというものはありません。トラインとセクスタイルは扱いやすく、スクエアとオポジションはプレッシャーとともに原動力ももたらします。コンジャンクションは、金星と重なっているのがどの天体かによります。読むときは、まずオーブがいちばん狭いものから見てください。それが、あなたのホロスコープで金星がもっともはっきり関わっている相手です。
自分の金星にどんなアスペクトがあるかは、どう調べればいいですか?
生年月日、出生時刻、出生地でホロスコープを作成すればわかります。本サイトの無料ホロスコープ作成では、アスペクトをオーブの狭い順に表示します。金星のアスペクトは、誕生日だけでおおむね確定できます(月とのアスペクトを除く)。
金星にアスペクトがないのは、どういう意味ですか?
金星がほかの9天体のどれとも5種類のメジャーアスペクトを作っていないということで、本サイトの計算では約4.8%のホロスコープがこれに当たります。伝統的には、この天体はほかから独立して働きやすいと読みます。愛情という領域がホロスコープのほかの力にあまり左右されず、あるときは際立ち、あるときはつながりが切れたように感じられる、という解釈です。