時柱の出し方:時辰で地支、五鼠遁で天干
時柱の出し方は月柱とよく似ています。地支は時辰で決め、天干は口訣で日干から出します。気をつけたいのは、時柱の天干は「日」に連動するということ。日柱を間違えると、時柱も一緒に間違えます。
ステップ 1:時辰で地支を決める
| 時辰 | 時刻 |
|---|---|
| 子の刻 | 23:00〜0:59(23 時台は夜子時) |
| 丑の刻 | 1:00〜2:59 |
| 寅の刻 | 3:00〜4:59 |
| 卯の刻 | 5:00〜6:59 |
| 辰の刻 | 7:00〜8:59 |
| 巳の刻 | 9:00〜10:59 |
| 午の刻 | 11:00〜12:59 |
| 未の刻 | 13:00〜14:59 |
| 申の刻 | 15:00〜16:59 |
| 酉の刻 | 17:00〜18:59 |
| 戌の刻 | 19:00〜20:59 |
| 亥の刻 | 21:00〜22:59 |
出生地の時刻が基準です。サマータイム期間の生まれは先に 1 時間引き、丁寧に出すなら真太陽時にも換算します。出生時刻の補正をご覧ください。
ステップ 2:五鼠遁で天干を決める
五鼠遁(ごそとん):日干から子の刻の天干を出す
甲己還加甲,乙庚丙作初,丙辛從戊起,丁壬庚子居,戊癸何方發,壬子是真途。
「鼠」は子の刻、つまり四柱推命の 1 日の最初の時辰です。甲か己の日は子の刻が甲から、乙か庚の日は丙から、丙か辛の日は戊から、丁か壬の日は庚から、戊か癸の日は壬から始まる、という意味です。
子の刻の天干がわかったら、時辰が一つ進むごとに天干も一つ進めます。
| 日干 | 子の刻 | 丑の刻 | 寅の刻 | 卯の刻 | 辰の刻 | 巳の刻 | 午の刻 | 未の刻 | 申の刻 | 酉の刻 | 戌の刻 | 亥の刻 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 甲・己の日 | 甲子 | 乙丑 | 丙寅 | 丁卯 | 戊辰 | 己巳 | 庚午 | 辛未 | 壬申 | 癸酉 | 甲戌 | 乙亥 |
| 乙・庚の日 | 丙子 | 丁丑 | 戊寅 | 己卯 | 庚辰 | 辛巳 | 壬午 | 癸未 | 甲申 | 乙酉 | 丙戌 | 丁亥 |
| 丙・辛の日 | 戊子 | 己丑 | 庚寅 | 辛卯 | 壬辰 | 癸巳 | 甲午 | 乙未 | 丙申 | 丁酉 | 戊戌 | 己亥 |
| 丁・壬の日 | 庚子 | 辛丑 | 壬寅 | 癸卯 | 甲辰 | 乙巳 | 丙午 | 丁未 | 戊申 | 己酉 | 庚戌 | 辛亥 |
| 戊・癸の日 | 壬子 | 癸丑 | 甲寅 | 乙卯 | 丙辰 | 丁巳 | 戊午 | 己未 | 庚申 | 辛酉 | 壬戌 | 癸亥 |
この表は当サイトのエンジンで作成しています。夜子時(23 時以降)は日柱が翌日に替わっているので、時干も翌日の日干から出します。
計算例:1985 年 3 月 12 日 酉の刻
新暦 1985 年(昭和 60 年)3 月 12 日 午後 5〜7 時生まれ
- ① 年柱:1985 年の立春は 2月4日 06:11(日本時間)。3 月 12 日は立春を過ぎているので 1985 年で計算します。(1985 − 4) ÷ 10 の余り 1 → 天干の 2 番目「乙」、÷ 12 の余り 1 → 地支の 2 番目「丑」。年柱は 乙丑。
- ② 月柱:生まれる前の直近の節は啓蟄(3月6日 00:16、日本時間)で、月支は卯。乙年なので五虎遁の「乙庚の歳は戊を頭と為す」により寅月は戊寅、そこから 1 つ進めて卯まで行くと、月柱は 己卯。
- ③ 日柱:2000 年 1 月 1 日は戊午(55 番目、0 から数えて 54)。1985 年 3 月 12 日はその 5408 日前なので、(54 − 5408) を 60 で割った余りは 46、つまり 47 番目で、日柱は 庚戌。
- ④ 時柱:庚の日なので五鼠遁の「乙庚は丙を初めと作す」により子の刻は丙子、そこから 9 つ進めて酉まで行くと、時柱は 乙酉。
出生時刻がわからないときは
時刻がわからなければ、出せるのは三柱だけです。どの結論が影響を受けず、どれが変わるかは出生時刻がわからないときをご覧ください。
一歩ずつ計算して見せます
新暦の生年月日と時辰を入れると、このページの方法で年・月・日・時の四柱がどう出てくるかを順に示し、最後に当サイトの命式エンジンと照合します。計算はお使いのブラウザの中だけで行い、データは送信されません。
新暦の生年月日で計算し、子の刻は午後 11 時で日を替えます。節気は時辰の真ん中の時刻で比べます(当サイトの命式作成と同じ)。エンジンの節気は UTC+8 基準なので、日本時間の節入り当日に生まれた人は出生時刻の補正で分単位で確かめてください。
正直なひとこと:手計算は理解のため。ツールの代わりではありません
一度自分の手で計算してみると、四柱の一文字一文字がどこから来たのかがわかり、人の命式を見るときにも自信がつきます。ただ実際の命式は、節入りの正確な時刻、サマータイム、真太陽時がからみ、少しの見落としで柱が一つずれます。計算し終えたら、ツールで一度確かめるのがいちばん安心です。当サイトの内容は参考・娯楽を目的としたものです。
あなたの時柱を計算する
生年月日と時辰を入れると、ツールが五鼠遁で時柱を一歩ずつ計算します。
時柱のよくある質問
四柱推命の時柱はどうやって出しますか?
地支は出生時刻の時辰(2 時間ごと)で決め、天干は五鼠遁で日干から子の刻の天干を出して、順に進めます。
五鼠遁の口訣は何ですか?
「甲己は還た甲を加え、乙庚は丙を初めと作す……」という口訣で、甲か己の日は子の刻が甲子、乙か庚の日は丙子、丙か辛の日は戊子、丁か壬の日は庚子、戊か癸の日は壬子から始まります。
サマータイム期間に生まれた場合、時柱はどう出しますか?
記録の時刻から 1 時間引いて標準時に戻してから、時辰に当てはめます。日本では 1948〜1951 年の夏が該当します。