媽祖百首籤 第77番(履卦)

欲知此去真消息,說汝聽時莫膽寒,過得雪山千萬疊,別開生面與君看。 この先の本当の知らせを知りたいのだね。話して聞かせるから、怖じ気づいてはいけない。幾重にも重なる雪の山を越えたなら、まったく新しい景色を、あなたに見せよう。

籤詩の原文と現代語訳

欲知此去真消息
この先の本当の知らせを知りたいのだね。

說汝聽時莫膽寒
話して聞かせるから、怖じ気づいてはいけない。

過得雪山千萬疊
幾重にも重なる雪の山を越えたなら、

別開生面與君看
まったく新しい景色を、あなたに見せよう。

籤番卦
第77番(第七十七首)履(り)卦

校勘:第3句は大天后宮の公式サイトでは「遇得雪山千萬疊」。

項目別の釈解

尋ねること釈解
仕事・試験十年の苦学、望みはかなう
十年寒窗 希望得償
商売企ては難しいが、苦労は甘い実りに変わる
謀事多難 苦能成甘
妊娠・出産身ごもっている人は耐えれば、後の心配はない
孕婦忍耐 必無後憂
結婚結婚は向かない、禍のおそれ
婚姻莫宜 恐怕禍臨
外出・旅出かけるのはよい、家からは遠くない
出外必宜 在家不遠
家族事情も意図もわかれば、企ては思いどおり
知事知意 求謀如意
金運よいことは縁にまかせ、善い人は天が守る
好事隨緣 善人天佑
時の運富貴は天の定め、無理には得られない
富貴在天 強求不得
失せ物目の前にあっても、見つけにくい
雖在眼前 卻難尋覓
農作・家畜春夏は少なめ、秋冬に増える
春夏較小 秋冬可增
訴訟天の理に従い、自然にまかせる
順其天理 聽其自然

釈解は大天后宮の公式サイトにより、日本語は本サイトの訳です。廟の釈解にはもう一つ「疾病」の項目がありますが、本サイトでは載せていません。「妊娠・出産」の項目も昔ながらの言い回しなので、実際の妊娠・出産や体調のことは医師・助産師などの医療機関に相談してください。

意味と解説

この先の本当のことを話すから、怖がらないで聞きなさい。幾重もの雪山を越えた先には、まったく新しい局面が開ける、という籤です。

ひとこと:行く手に難関は多くても、越えた先に新しい道があります。

これは字面に沿った読み方です。あなたの問いにどう当てはまるかは、籤を引いた廟の解籤の方に尋ねるのがいちばん確かです。

籤の引き方(台湾の媽祖廟の場合)

  1. 線香をあげ、媽祖に名前・生年月日・住所を告げてから、尋ねたい一つのことをはっきり心の中で伝えます。
  2. 三日月形の木片二つ「ポエ(筊杯)」を投げ、籤を引いてよいか伺います。平らな面と丸い面が一つずつ出る「聖杯(せいはい)」が「はい」の合図です。
  3. 籤筒から竹の棒を一本引き、もう一度ポエを投げて「この番号でよいか」を確かめます。聖杯が三回続くまで確かめる廟が多く、出なければ引き直します。
  4. 番号の籤紙を受け取り、まず詩全体の意味を読み、次に釈解のうち自分の問いに合う項目を見ます。わからなければ廟の解籤の方に尋ねます。

一度に尋ねるのは一つだけ。問いが具体的なほど、籤の言葉と照らし合わせやすくなります。

よくある誤解

暗い内容の籤が出たら、その事はもうだめだ。

籤詩の多くは戒めや方向を示すものです。同じ籤でも尋ねる事柄によって意味が変わるので、釈解の中の自分の問いに当たる項目を見てください。

よい籤が出るまで、同じことを何度も引き直してよい。

習わしでは一つのことに一度だけ引きます。迷いが残るなら、廟の解籤の方に尋ねるか、しばらく時間をおいてから改めて伺います。

前の籤:第76番/次の籤:第78番

ひとこと正直に:籤詩は信仰で、現代語訳と解説は本サイトの読み方です

籤詩の原文、卦名、釈解は台南の祀典大天后宮の公式サイトを底本とし、ほかの三つの資料と一句ずつ照らし合わせています。明らかな誤字だけを改め、改めた箇所は各ページに公式サイトの原字を示しました。現代語訳・大意・解説は本サイトが字面から書いたもので、廟の正式な解釈ではありません。実際の解籤は、籤を引いた廟の解籤の方に尋ねてください。法律・医療・お金の問題は専門家に、体調がすぐれないときは医療機関に相談してください。本サイトの内容は参考・娯楽を目的としたものです。

籤詩のあとは、あなた自身の命式を

生年月日を入れるだけで、四柱推命の命式を無料で出せます。五行のバランスや通変星がわかります。

媽祖百首籤 第77番のよくある質問

媽祖百首籤の第77番にはどんな詩が書かれていますか?

「欲知此去真消息,說汝聽時莫膽寒,過得雪山千萬疊,別開生面與君看」という七言四句で、履卦が配されています。現代語にすると「この先の本当の知らせを知りたいのだね。話して聞かせるから、怖じ気づいてはいけない。幾重にも重なる雪の山を越えたなら、まったく新しい景色を、あなたに見せよう。」という意味です。

媽祖百首籤の第77番はどういう意味ですか?

この先の本当のことを話すから、怖がらないで聞きなさい。幾重もの雪山を越えた先には、まったく新しい局面が開ける、という籤です。ひとこと添えるなら、行く手に難関は多くても、越えた先に新しい道があります。