納音の火命:炉中火・山頭火・霹靂火・山下火・覆灯火・天上火

「私は炉中火命」という言い方は、年柱の納音のことです。火命は全部で六種類あり、それぞれに独自の取象があります。火のイメージは、光・熱・礼です。制御された炉中火、部屋を照らす覆灯火、しだいに弱まる山下火のほか、遠くまで燃える山頭火、爆発する霹靂火、あまねく照らす天上火があります。

六種類の火命一覧

納音干支取象生まれ年(立春から数える)
炉中火丙寅・丁卯炉の中の火。勢いはあるが制御され、ものを鍛え上げる1926、1927、1986、1987
山頭火甲戌・乙亥山の上の野火。遠くまで燃え広がり、遠くからも見える1934、1935、1994、1995
霹靂火戊子・己丑雷の火。一瞬で爆発し、勢いが人を驚かせる1948、1949、2008、2009
山下火丙申・丁酉山のふもとの火(夕日とも)。穏やかで、しだいに弱まる1956、1957、2016、2017
覆灯火甲辰・乙巳笠をかぶせた灯火。部屋を照らし、油を必要とする1964、1965、2024、2025
天上火戊午・己未太陽の火。明るく万物を照らす1978、1979、2038、2039

年は立春で替わります。立春より前に生まれた人は前年の年柱になります。1 月末〜2 月中旬が誕生日の方は、下のツールで確かめてください。

火命=「火を補うべき」ではない

45.3%年命の納音が用神・喜神
48.1%年命の納音が忌神
20.0%年命の五行=日干の五行

集計方法:当サイトのエンジンで 1960〜2005 年の毎日一枚ずつ命式を出し(時刻は固定シードの乱数で抽出)、計 16,802 枚を集計しました。年命は立春で年が替わる年柱から取り、用神・忌神は当サイトの強弱エンジンによります。

「火命だから赤い服を着たほうがいい」というのはよくある誤解です。納音は年柱から導いた象徴にすぎず、当サイトの検証では年命の納音がちょうど用神・喜神にあたるのは 45.3% だけでした。何を補うかは用神・喜神で見ます。

納音の生剋と相性

昔の相性占いでは、二人の年命をよく比べました。木生火なら相生、水剋火なら相剋です。ただし古書には取象による例外も多く、たとえば霹靂火・天上火は水を忌まない、雷雨や水面を照らす日の光はかえって佳い象になる、と古書は言います。説は流派によってまちまちです。当サイトの相性鑑定は二人の命式全体の関わりを見るもので、年命の納音は参考にとどめ、「納音が相剋だから合わない」とは判断しません。

あなたの納音を調べる:何命か

新暦の生年月日を入れると、年命の納音(立春で年替わり)と四柱それぞれの納音・取象、そして年命の五行があなたの用神・喜神にあたるかを表示します。1 月末〜2 月中旬生まれの方には、旧正月で年を切り替えた場合との違いもあわせて示します。計算はすべてお使いのブラウザの中で行い、データは送信されません。

年命に必要なのは生年月日だけです。出生時刻は時柱の納音と用神・喜神の判定にのみ影響します。

金命海中金・剣鋒金・白鑞金・沙中金・金箔金・釵釧金 木命大林木・楊柳木・松柏木・平地木・桑柘木・石榴木 水命澗下水・井泉水・長流水・天河水・大渓水・大海水 土命路傍土・城頭土・屋上土・壁上土・大駅土・沙中土 六十干支各柱の詳しい解説

正直なひとこと:「〇〇命」は古法の象徴で、命式のすべてではありません

納音は年柱から導く「年命」で、昔の相性占い(合婚)や吉日選びでよく使われました。けれども四柱推命(子平)で人を読むときの中心は、日干と四柱の生剋です。当サイトの検証では、年命の納音の五行がちょうど用神・喜神にあたるのは 45.3%、忌神にあたるのは 48.1% で、コインを投げるのとほとんど変わりません。納音は味わい深いイメージとして楽しみ、何を補いどう進むかは用神・喜神で判断してください。当サイトの内容は参考・娯楽を目的としたものです。

あなたはどの火命?

生年月日を入れると、年命の納音と四柱の納音、そしてそれが用神・喜神にあたるかがわかります。

火命のよくある質問

火命にはどんな種類がありますか?

六種類です。炉中火(丙寅・丁卯)、山頭火(甲戌・乙亥)、霹靂火(戊子・己丑)、山下火(丙申・丁酉)、覆灯火(甲辰・乙巳)、天上火(戊午・己未)。

炉中火命は何年生まれですか?

年柱が丙寅・丁卯の人で、1924〜2043 年では 1926、1927、1986、1987 年生まれです(立春で年替わり)。

火命の人は火を補うべきですか?

そうとは限りません。納音は年命の象徴で、何を補うかは用神・喜神しだいです。当サイトの検証では、年命の納音が用神・喜神にあたるのは 45.3% だけでした。