媽祖百首籤 第14番(観卦)

十年窗下苦操修,今日彈冠事壯遊,萬里長風欣得意,直登彼岸不須愁。 十年、窓の下で苦しい修業を重ね、今日、冠のちりを払って、意気揚々と旅に出る。万里を吹く長い風に、心は晴れやか。まっすぐ向こう岸へ、何も案ずることはない。

籤詩の原文と現代語訳

十年窗下苦操修
十年、窓の下で苦しい修業を重ね、

今日彈冠事壯遊
今日、冠のちりを払って、意気揚々と旅に出る。

萬里長風欣得意
万里を吹く長い風に、心は晴れやか。

直登彼岸不須愁
まっすぐ向こう岸へ、何も案ずることはない。

籤番卦
第14番(第十四首)観(かん)卦

項目別の釈解

尋ねること釈解
仕事・試験仕事で成功し、地位も高い
功名成就 祿位崇高
商売利は百倍、商人が雲のように集まる
利市百倍 萬商雲集
妊娠・出産男の子の誕生を祝い、喜びが続く
弄璋喜慶 先後欣娛
結婚夫唱婦随、百年仲よく
夫唱婦隨 百年好合
外出・旅穏やかな風と朝日、どこへ行っても春
和風旭日 隨處皆春
家族一家に喜びがあふれ、家は安らか
滿門喜慶 家屋安寧
金運心も体も使うが、利の道は開ける
勞心勞力 利路亨通
時の運徳を立て身を修めれば、どこでも歓迎される
立德修身 到處歡迎
失せ物失せ物は先のほうに、慌てて探さなくてよい
遺失前途 不心急尋
農作・家畜田畑も家畜も、心を合わせれば利を得る
田園牧產 同心獲利
訴訟心を合わせる仲間が、すぐそばに集まる
同心相聚 即在目前

釈解は大天后宮の公式サイトにより、日本語は本サイトの訳です。廟の釈解にはもう一つ「疾病」の項目がありますが、本サイトでは載せていません。「妊娠・出産」の項目も昔ながらの言い回しなので、実際の妊娠・出産や体調のことは医師・助産師などの医療機関に相談してください。

意味と解説

十年の苦労が実り、いよいよ世に出る時です。万里の追い風に乗って、まっすぐ向こう岸へ。心配はいりません。

典故:「冠のちりを払う」は、官職に就く用意をすることのたとえです。

ひとこと:長く準備してきたことは、時が来たら思い切ってやってみましょう。

これは字面に沿った読み方です。あなたの問いにどう当てはまるかは、籤を引いた廟の解籤の方に尋ねるのがいちばん確かです。

籤の引き方(台湾の媽祖廟の場合)

  1. 線香をあげ、媽祖に名前・生年月日・住所を告げてから、尋ねたい一つのことをはっきり心の中で伝えます。
  2. 三日月形の木片二つ「ポエ(筊杯)」を投げ、籤を引いてよいか伺います。平らな面と丸い面が一つずつ出る「聖杯(せいはい)」が「はい」の合図です。
  3. 籤筒から竹の棒を一本引き、もう一度ポエを投げて「この番号でよいか」を確かめます。聖杯が三回続くまで確かめる廟が多く、出なければ引き直します。
  4. 番号の籤紙を受け取り、まず詩全体の意味を読み、次に釈解のうち自分の問いに合う項目を見ます。わからなければ廟の解籤の方に尋ねます。

一度に尋ねるのは一つだけ。問いが具体的なほど、籤の言葉と照らし合わせやすくなります。

よくある誤解

暗い内容の籤が出たら、その事はもうだめだ。

籤詩の多くは戒めや方向を示すものです。同じ籤でも尋ねる事柄によって意味が変わるので、釈解の中の自分の問いに当たる項目を見てください。

よい籤が出るまで、同じことを何度も引き直してよい。

習わしでは一つのことに一度だけ引きます。迷いが残るなら、廟の解籤の方に尋ねるか、しばらく時間をおいてから改めて伺います。

前の籤:第13番/次の籤:第15番

ひとこと正直に:籤詩は信仰で、現代語訳と解説は本サイトの読み方です

籤詩の原文、卦名、釈解は台南の祀典大天后宮の公式サイトを底本とし、ほかの三つの資料と一句ずつ照らし合わせています。明らかな誤字だけを改め、改めた箇所は各ページに公式サイトの原字を示しました。現代語訳・大意・解説は本サイトが字面から書いたもので、廟の正式な解釈ではありません。実際の解籤は、籤を引いた廟の解籤の方に尋ねてください。法律・医療・お金の問題は専門家に、体調がすぐれないときは医療機関に相談してください。本サイトの内容は参考・娯楽を目的としたものです。

籤詩のあとは、あなた自身の命式を

生年月日を入れるだけで、四柱推命の命式を無料で出せます。五行のバランスや通変星がわかります。

媽祖百首籤 第14番のよくある質問

媽祖百首籤の第14番にはどんな詩が書かれていますか?

「十年窗下苦操修,今日彈冠事壯遊,萬里長風欣得意,直登彼岸不須愁」という七言四句で、観卦が配されています。現代語にすると「十年、窓の下で苦しい修業を重ね、今日、冠のちりを払って、意気揚々と旅に出る。万里を吹く長い風に、心は晴れやか。まっすぐ向こう岸へ、何も案ずることはない。」という意味です。

媽祖百首籤の第14番はどういう意味ですか?

十年の苦労が実り、いよいよ世に出る時です。万里の追い風に乗って、まっすぐ向こう岸へ。心配はいりません。ひとこと添えるなら、長く準備してきたことは、時が来たら思い切ってやってみましょう。