四柱推命で見る上司・社長との相性:相手はあなたの官星か、印星か、比劫か
仕事がうまくいくかどうかは、直属の上司に左右される部分が大きいものです。四柱推命の見方はシンプルで、上司の日干があなたのどの通変星にあたるかを見ます。官星タイプの上司はもともとあなたを動かせ、印星タイプの上司は教え守ってくれます。上司がたまたまあなたの比劫・食傷・財星にあたる場合、四柱推命のうえでは主従関係が自然には成り立たないので、仕組みとコミュニケーションで補う必要があります。
七タイプの上司と、それぞれの付き合い方
| 上司はあなたの | 受ける印象 | 上手な付き合い方 |
|---|---|---|
| 正官 | ルールと手順を重んじ、あなたを律しつつ守ってもくれる | 手順どおりに、動く前に報告を。この人の評価はたいてい正式なもので、重みがある |
| 偏官 | 要求が高く物言いがストレートで、限界まで追い込んでくる | 要求を具体的な基準と期限に置き換える。身弱なら同僚や方法で負担を分ける |
| 印綬 | 教えてくれ守ってくれる、職場の先輩のような存在 | 自分から相談し、進み具合を定期的に報告。成長している姿を見せる |
| 偏印 | アイデアが多く視点がユニークだが、何を求めているかが伝わりにくい | 「完成形はどんなイメージですか」ともう一言たずね、考えを仕様に落とし込む |
| 比肩・劫財 | 上司というより同僚に近く、競争関係になりやすい | 互いの担当範囲をはっきり分け、手柄と責任を明確にする |
| 食神・傷官 | 上司はあなたに挑まれていると感じ、あなたは上司に動かされている気がしない | 上司の決定権を尊重し、意見するときは代案を添える |
| 偏財・正財 | あなたのほうが上司を動かせ、上司はむしろあなたに仕事の完遂を頼る | 自分の仕事を上司に見えるようにし、負っている責任に見合う権限を求める |
通変星は二人のあいだで対になっています。上司があなたの官星なら、あなたは上司の財星で、上司はもともとあなたを「使える、使うべき人」と見ています。上司があなたの印星なら、あなたは上司の食傷で、上司はあなたを物事を形にしてくれる人と見ています。実測では約 19.5% の組み合わせで相手はあなたの官星、つまり四柱推命のうえで「もともとあなたを動かせる」関係でした。
例:明さんと田中社長
明さん × 田中社長:正官に干合が重なり、相互補完
明さん|1987年4月16日 亥の刻(21〜23時)生まれ
田中社長|1982年9月4日 戌の刻(19〜21時)生まれ
- 二人の土台:明さん:日干は乙木、身強(みきょう)。喜ぶ五行は 火金土、忌む五行は 水木。田中社長は日干が庚金で身強、喜ぶ五行は 水木火、忌む五行は 土金。
- 通変星の役割:庚金は乙木を剋し、一つは陽、一つは陰なので、田中社長は明さんの正官(せいかん)、明さんは田中社長の正財(せいざい)です。社長は明さんを動かせ、明さんは社長が信頼して任せられる人です。
- 干合:乙と庚は干合(乙庚の合)で、二人は会ったときから話が合い、息もぴったりです。ただ合いすぎると公私の区別があいまいになり、社長が急に振ってくる仕事を明さんが断りにくくなります。
- 五行の補い合い:社長の金は明さんの用神・喜神で、身強の明さんにはまさに方向を示してくれる官星が必要です。明さんの木も社長の用神・喜神。双方向に補い合う、数少ないよい組み合わせです。
- 干支の関係:日支どうしには関係がなく、月支の辰と申は申子辰の三合(半合)で、仕事の進め方や歩調がそろいやすい二人です。
- 活かし方:主従の組み合わせとしてはとても良好で、気をつけたいのは線引きだけです。仕事の範囲と残業の限度をはっきりさせておけば、息の合い方が都合よく使われることにはなりません。
身強か身弱かで、管理されるときの感じ方が決まる
同じ官星タイプの上司でも、身強の人は「やっと方向を示してくれる人が来た」と感じ、身弱の人は「何をしても足りない」と感じがちです。上司が悪いのではなく、あなたが管理されることを必要としているかどうかの違いです。身弱の人が官星タイプの上司につく場合は、印星タイプの先輩や指導役を意識してクッションにしたり、仕事を小さく区切って一段落ごとに報告したりして、プレッシャーの逃げ道を作りましょう。逆に身強の人が印星タイプの上司につくと、面倒を見てもらいすぎて安住しやすいので、自分から手ごたえのある仕事を取りにいくとよいでしょう。
自分が身強か身弱かわからない方は身強・身弱の見分け方を、自分に合う職場環境を知りたい方は四柱推命で見る仕事運をどうぞ。
正直なひとこと:四柱推命でわかるのは「付き合い方の傾向」まで
二人の協力がうまくいくかどうかは、最終的にはコミュニケーションと役割分担、そして約束したことを守れるかで決まります。四柱推命にできるのは、どこでつまずきやすいかを先に教えることです。どちらが相手を押し切りやすいか、お金や手柄でどこがもめやすいか、仕事のペースがどれだけ違うか。わかったら話し合い、文書にしておく。人を採用するかどうかを判定する道具ではありません。本サイトの内容は参考・娯楽を目的としたもので、契約や財務・法律上の取り決めの代わりにはなりません。
上司はあなたのどの通変星?
あなたと上司の生年月日を入力すると、上司があなたの官星か印星か、上司の五行があなたの用神・喜神か、日柱・月柱の関係がわかります。
上司・社長との相性のよくある質問
上司が自分の偏官だと、付き合いにくいですか?
偏官タイプの上司は要求が高く物言いもストレートです。身強の人はそれで伸びることが多く、身弱の人はプレッシャーを感じやすくなります。上司の要求を具体的な基準と期限に置き換え、先輩や方法で負担を分ければ、関係はたいていずっとよくなります。
上司が自分の比劫や食傷の場合は、どうすればいいですか?
四柱推命のうえでは主従関係がはっきりしない組み合わせで、上司はあなたを動かせないと感じたり、同僚と張り合っているように感じたりします。上司の決定権を尊重し、担当範囲をはっきり分け、意見するときは代案を添えるほうが、正面から議論するより効果的です。
上司と日干が干合していれば、必ずうまくいきますか?
日干の干合は息が合いやすく、初対面から意気投合しやすいことを表し、約 9.9% の組み合わせがこれにあたります。ただ、合いすぎると公私の区別があいまいになり断りにくくもなるので、仕事の範囲と線引きはやはりはっきりさせておきましょう。